グリーン周りの短い距離を寄せるショットであるアプローチは、スコアメイクの土台となるほど重要な場面です。
フルスイングで振り抜くショットと違い、微妙な距離の調整が必要なので、初心者は特に苦戦しがちです。
本記事では初心者向けのレッスンに定評のあるゴルフスクール「チキンゴルフ」の視点から、アプローチの基本的な打ち方や効率的に練習する方法をわかりやすくご紹介します!
アプローチの種類やクラブ選択の基準も網羅的に解説するので、ショットへの理解を深めて精度を高めたい方はぜひ参考にしてみてください。

【本記事でわかること】
・アプローチの種類
・アプローチの基本的な打ち方
・おすすめの練習方法
ゴルフのアプローチショットとは?
ゴルフのアプローチとは、グリーン周りの短い距離を寄せるショットを指します。
明確な定義はないものの、距離が50ヤード以内の場合をアプローチショットと呼ぶことが一般的です。
グリーンを狙ったものの外してしまった後に、挽回するための重要なショットにもなります。
使用するクラブ・使い分け方
アプローチショットで使用するクラブは、以下のように様々です。
- サンドウェッジ(SW)
- アプローチウェッジ(AW)
- ピッチングウェッジ(PW)
- アイアン(5I~9I)
- ユーティリティ(UT)
その中でもSW・AW・PW・9Iあたりを使うことが多く、練習においてはAWかPWを使うことがおすすめ。
使い分け方はAW・PWをベースにしつつ、グリーン上のピンのポジションに応じて以下のように選択しましょう。
クラブ | 使い分け方 |
---|---|
AW・PW | ベースとして使用 |
9I | ランを出して転がしたい時 ※AWやPWよりもロフトが立っている |
SW | 高めの弾道かつスピンをよりかけて止めたい時 ※AWやPWよりもロフトが寝ている |
ピン位置がグリーンの手前で転がしづらい場合は、ロフト角の大きいクラブ(SW等)でボールを上げてグリーンを狙うのがおすすめです。
アプローチの種類


アプローチには、以下3つの種類があります。
ひとくちにアプローチと言っても転がり方などに違いがあるので、場面に合わせて使い分けることがおすすめです◎
ランニングアプローチ
ランニングアプローチは、ボールをほとんど上げずにランをメインで打つようなショットを指します。
ランニングアプローチの詳細 | |
---|---|
特徴 | ・ボールを上げずにランで転がすイメージ ・トップなどのミスが出にくい |
おすすめのクラブ | 9番アイアン |
使える場面 | グリーンエッジからピンまでの距離が長い時 |
使えない場面 | ・池やバンカーなどが手前にある時 ・深いラフにボールがある場合 |
短い振り幅でブレの少ないスイングになるので、トップなどのミスも出にくいのが特徴。
ランニングアプローチを打つ際のクラブは、ウェッジと比較してロフト角が小さめの9Iなどを選ぶことがおすすめです。
転がして寄せるショットなので、手前に池などがある状況で使うことはできません。
またフェースやインパクト後のボールが芝生の抵抗を受けやすいショットになるので、深いラフにボールがある場合にも適さないショットになります。
ロブショット
ロブショットはボールを上げて寄せ、着地後はランがほとんど出ず転がらないことが特徴です。
ロブショットの詳細 | |
---|---|
特徴 | ボールを上げて寄せ、着地後にほぼ転がらない |
おすすめのクラブ | サンドウェッジ(SW) |
使える場面 | 着地後すぐにボールを止めたい場面 |
使えない場面 | 難易度が高いため、よほどボールを上げて 着地後に止めたい時以外では避けるのがおすすめ |
着地後すぐにボールを止めたい場面で選択されることが多い傾向にあります。
ロブショットで使用するクラブには、ロフト角が最も大きいSWがおすすめです。
アプローチショットの中でも難易度が高くミスのリスクもあるので、初心者は基本的に選択しない方が無難と言えます。
ピッチ&ラン
ピッチ&ランはランメインで打つランニングアプローチと、キャリーだけで寄せるロブショットの中間に位置する打ち方です。
ピッチ&ランの詳細 | |
---|---|
特徴 | 最も使用されるアプローチショット |
クラブ | アプローチウェッジ(AW)・ ピッチングウェッジ(PW)をベースに |
使える場面 | ランとキャリーの割合を調整し、 あらゆる場面で使える |
最も使用されるアプローチショットであらゆる場面で選択されるので、まずはピッチ&ランの精度を高めると良いでしょう。
「ピンの10ヤード手前に落として転がす」などランとキャリーの割合をコントロールできるようになると、アプローチの戦略も立てやすくなります。
使用するクラブはグリーン上のピンのポジションによって変わりますが、AW・PWをベースにすることがおすすめです。
アプローチショットの基本的な打ち方


アプローチの基本的な打ち方は、以下の通りです。
アプローチは距離の調整が難しいショットでもあるので、打ち方の基本を押さえることが大切です。
ダフりやトップなどのミスショットになることがある方も、ぜひ参考にしてみてください。
振り方
アプローチショットでは脇を締めて振り子の要領でクラブを振り、体と腕を同調させることが大切です。
腕の力だけを使って打つと手打ちになってしまい、ダフりやトップなどのミスショットに繋がる可能性があります。
腕や手首を必要以上に曲げずに腕と肩を中心にして、身体を使って振るようにしましょう。
振り幅
アプローチショットの振り幅は、狙いたい距離に合わせて調整しましょう。
振り幅を時計の針に見立てて、自分の中で振り幅と飛距離の感覚値を把握しておくことがおすすめです。
PW | AW | SW | |
---|---|---|---|
7時→5時 | 20ヤード | 15ヤード | 10ヤード |
【7時】


【5時】


飛距離の目安は人それぞれなので実際に打ちながら、自分自身の振り幅に対する飛距離を把握していきましょう。
ロフトの立て方
ロフトの立て方は正面から見た時に小文字のyになるように構えた時の、ロフトの角度をベースにしましょう。
このように構えることでハンドファースト(※)と呼ばれる状態になってロフトが少し立ち、綺麗にインパクトしやすくなります。
※ハンドファーストとは:インパクト時にボールよりも目標側に手が出ている状態のこと
【構え方】


【ロフトの角度】


ただしロブショットを打ちたい時は、以下のようにロフトを寝かせて打つことでボールが高く上がり、グリーン上で止まりやすくなります。


ただしクラブの入り方が正しくないとトップやシャンクなどに繋がるので、通常より難易度が上がります。
初心者はまず、ハンドファーストで打つピッチ&ランやランニングアプローチで打つのに慣れましょう。
ピッチ&ランやランニングアプローチで安定してインパクトできるようになったら、ロフトを寝かせた状態で練習してみるぐらいの気持ちでOKです。
スタンス
アプローチを打つ際は飛距離やショットの種類に合わせて、以下のようにスタンスを変えることが大切です。
スタンス | |
---|---|
基本のスタンス | ・拳2個分ほど入るぐらいの間隔を空ける ・両足のつま先はターゲット方向に揃える |
ロブショットのスタンス | ・少しオープンに構えて左足を下げて打つ |
短い距離を打ちたい時のスタンス | ・両足を閉じて打つ |
画像も交えながらスタンスでの注意点をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
基本のスタンス
スタンス幅は打つ距離に応じて拳1~2個分ほど入るぐらいの間隔を空け、両足のつま先はターゲット方向に揃えましょう。
【スタンス幅】


【つま先の向き】


また、ランニングアプローチを打つ際は出球を低く出すために、ボールを両足の中心から少し右足寄りに置いて構えるのも1つのポイントです。
ロブショットのスタンス
ロフトを寝かせて打つロブショットでは、少し左足を下げてオープンスタンスで打つようにしましょう。


上記のように構えるとリーディングエッジ(クラブの刃の部分)がターゲット方向と垂直に近くなり、真っ直ぐにボールが飛びます。
【ターゲット方向に向いている】


【ターゲット方向に向いていない】


ロフトを寝かせるとリーディングエッジが自然と右を向くので、立ち方を変えることで方向の調整を図るイメージです。
短い距離を打ちたい時のスタンス
短い距離でのアプローチを打ちたい時は、足を閉じて打つのがおすすめです。


足を開いて打つよりも余計な力が入りにくいので、身体の軸がブレにくく安定したスイングができます。
30ヤード以内の短い距離でのアプローチでぜひ試してみてください。
アプローチショットのおすすめの練習方法
アプローチショットの練習方法としては、30ヤード・50ヤードなどと目標距離を決めて以下を調整して打つのがおすすめです。
- 使用クラブ
- 振り幅
- ロフトの立て方
- スタンス
練習する際に大切なのが「どれだけ飛んだか」も含め、総飛距離に対するランとキャリーの割合も確認することです。
実際にラウンドする際にも転がりを計算し、クラブや打ち方を決めることができるようになります。
打ちっぱなしでも目視で着地点や転がりを確認できますが、シミュレーターを使うと正確な数値を把握することが可能です。


クラブや振り幅などを調整しても目標距離の打ち分けが難しい場合は、正確に分析できるシミュレーターをもとに第三者から客観的に指導してもらうこともおすすめです。
チキンゴルフでは最新型のシミュレーターを導入しているので、ラン・キャリーの距離とスイングを照らし合わせながら目標距離への精度を高められます。
体験レッスンでシミュレーターを使った練習のイメージを付けられるので、気になる方はぜひお越しください。


アプローチで10ヤード・30ヤードの距離を打ち分ける方法
アプローチの距離を打ち分けるコツは、以下の通りです。
- 10ヤード
- 振り幅はバックスイング・フォロー共に50センチ程度に抑える
- 30ヤード
- クラブの振り幅は腰から腰まで一定のリズムで打つ
10ヤードの短い距離でのアプローチでは小さく振ることを心がけ、転がすイメージで打ちましょう。
極端に短い距離だとグリップが弱まってしまう方が多いですが、一定の力加減をキープし、振り幅で調整を図ることがおすすめです。
30ヤードはPWの場合は8時から4時の振り幅を意識し、ボールをしっかり打ち抜くことに集中してみてください。
振り幅はあくまでも目安で人によって異なるので、どのくらいの振り幅でどのくらい飛ぶかを感覚値として把握して調整することがおすすめです。
アプローチの打ち方に関するよくある質問と回答
アプローチの打ち方に関するよくある質問と回答は、以下の通りです。
アプローチでミスショットが出てしまう方は、ぜひ参考にしてみてください。
アプローチショットでよくあるミス、ダフり・トップの原因と解決策は?
アプローチショットでダフり・トップのミスがでるのは、的確なインパクトができていないことが原因です。
解決策として両腕と両肩を結んだ時にできる三角形キープを意識しましょう。
【バックスイング】


【フォロースルー】


ダフり・トップの主な原因として「手打ち」があり、腕の力に頼って打ってしまうことがミスショットに繋がります。
三角形をキープさせ腕を曲げずに身体を使って打つ意識を持つことで、手打ちを避けられるので試してみてください。
アプローチでのシャンクの原因は?
アプロ―チでシャンクが起きる原因として、身体がボールに近づきすぎているのが最も考えられます。
身体とボールの距離が近すぎると、スイング時にボールがクラブのネックに当たりやすいです。
アドレス時に身体とボールとの距離を離し、身体を回転させて打つことを心がけましょう。
アプローチショットの打ち方を基本から身につけて、スコアの安定を目指そう!
アプローチは、グリーン周りの短い距離を寄せる50ヤード以内のショットを指します。
アプローチは思いっきり振ることを前提としたショットと比較すると、細かい距離の調整が必要で初心者が一番苦労するショットです。
目指す距離に合わせて振り幅やクラブを選択することが大切なので、いろいろな組み合わせを試しながら精度を高めましょう。
ただし独学の練習で効率よく身につけるのは難しいので、より効果的に練習したい方はゴルフスクールがおすすめです。
インストラクターの目線で正確に改善点を分析してもらえるので、1人ひとりに合ったスイングフォームが身につきます。
練習してもなかなかアプローチの精度が上がらないと感じたら、ぜひゴルフスクールも検討してみてください。
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【取得ライセンス】
・JGRA
【プロフィール/経歴】
チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。