ゴルフでトップする原因は?直し方のコツや簡単な練習方法も紹介

ゴルフでトップする原因は?直し方のコツや簡単な練習方法も紹介

「ゴルフコースでトップばかりしてしまう」
「原因を知ってフェースの芯に当てられるようになりたい」

クラブとボールの距離感がズレて「トップのミスショットが止まらない」と悩む方も多いのではないでしょうか?

トップすると飛距離が伸びないことからスコアの安定に繋がらず、ヘッドがボールに当たるスカッとした感覚もなかなか楽しめませんよね。

そこで本記事では、トップの原因直し方のポイントを、累計会員数10,000名のゴルフスクールを全国に展開しているチキンゴルフの目線から解説します!

簡単にできる練習方法もご紹介するので、トップのミスショットを減らしてゴルフを楽しみたい方はぜひ参考にしてみてください。

目次

ゴルフにおける「トップする」とは、ボールの上部を叩いてしまうこと

ゴルフにおけるトップとは、ヘッドがボールの上部分を叩いてしまうミスショットのことです。

通常はフェースの芯にボールが当たりスピンがかかりますが、何らかの原因でインパクトの瞬間にクラブとボールの距離感がずれるとトップが起こります。

トップすると球が低く飛んでゴロのように転がってしまったり、逆に思ったよりも遠くへ飛びすぎてしまったりするでしょう。

一方でゴルフにおけるトップにはもう1つ意味があり、バックスイングからダウンスイングに切り替える際に両手の位置が最も高くなるポジションを指します。

スイング時のポジションを指すトップとは?

本記事ではトップポジションではなく、ミスショットのトップについて解説していくので注意してください。

チョロ・ハーフトップとの違い

トップはチョロ・ハーフトップと混同されがちですが、以下のような違いがあります。

  • トップ
    ↳ヘッドがボールの上部分を叩いてしまう
  • チョロ
    ↳ボール上部を掠って数ヤードしか転がらない現象
  • ハーフトップ
    ↳クラブヘッドのリーディングエッジがボールに当たること
    ※ソールとフェースの境目

チョロはトップよりもさらに浅くボールの上部を掠ってしまい、ほとんど空振りに近い状態になるミスショットです。

一方ハーフトップはヘッドのリーディングエッジでボールに当ててしまうことで、低い弾道でランの出やすいショットになります。

ただしハーフトップは意図的に使われる部分もあるので、場面によってはミスショットとは一概に言えません。

ゴルフでトップが出る原因

ゴルフでトップが出る原因は以下の通りです。

トップを改善するためにはまず原因を把握することが大切なので、自分のスイングの癖などと照らし合わせて確認してみてください。

ヘッドアップになっている

トップの原因として、インパクト時に頭や視線が上がってしまうヘッドアップになっていることが考えられます。

【OK例】

ヘッドダウン

【NG例】

ヘッドアップ

ボールが飛んだ方向を見たい気持ちが先走ってしまい、インパクト直後につい顔を上げてしまうのはゴルフ初心者にありがちな傾向の1つです。

ヘッドアップで上体が伸び上がることでボールとヘッドの距離が遠くなり、トップしやすくなってしまいます。

正しいインパクトのためにも、ボールがあった場所からしばらく視線を外さずにスイングを完結させることが大切です。

すくい打ちをしている

ボールをすくい上げようとして打つ「すくい打ち」も、トップが生じる原因の1つです。

写真のように肘が曲がっているようなスイングだと、すくい打ちになりやすくなります。

【OK例】

腕伸ばした状態をキープ

【NG例】

すくい打ち

このような打ち方をすると、ヘッドが最下点を通過した後にインパクトを迎えるスイング軌道になりやすく、ボールの上を叩いてトップになるリスクが高まります。

すくい打ちを避けるために腰から下のスイング範囲では、両腕と両肩を結んだ時にできる三角形をキープし、インパクト後のフォロースルーでも腕を伸ばした状態を保ちましょう

▼原因に対する対処法をチェックする
スイングの軌道とヘッドの最下点を把握する

インパクト時に身体が起き上がり前傾姿勢が崩れる

インパクト時に身体が起き上がり前傾姿勢が崩れることでも、トップになりやすいです。

【OK例】

前傾キープ

【NG例】

起き上がり

前傾が崩れるとクラブとボールの距離感が変わってしまい、ボールの上部を叩きやすくなります。

アドレス時のボールと身体の距離を保つためにも、インパクトまでは前傾姿勢を崩さない意識を持つことが大切です。

▼原因に対する対処法をチェックする
前傾姿勢を維持することを意識する

ダウンスイングで右足に体重が残っている

ダウンスイングで右足に体重が残り、左足へ体重移動できていないこともトップの原因の1つです。

右足に体重が残ったままだとクラブヘッドの軌道がボールの手前にずれ、ボールから遠い位置でのスイングになってしまいます。

その結果、ボールの上部にクラブが当たりトップが生じてしまうのです。

【OK例】

左足重心

【NG例】

右足重心

飛距離を伸ばすためにも右足から左足へしっかり体重移動することが大切なので、自分のスイングフォームを確認してみましょう。

▼原因に対する対処法をチェックする
身体を捻転させて左足に体重移動する

ゴルフにおけるトップの直し方

ゴルフにおけるトップの直し方

ゴルフにおけるトップの直し方は、以下の通りです。

原因を把握したらトップの直し方を確認し、練習やラウンドに活かしましょう。

スマートフォンなどでフォームを撮影して確認しながら練習することで、上達に繋がりますよ!

スイングの軌道とヘッドの最下点を把握する

クラブヘッドが下から上に向かいながらインパクトするとトップが出やすいので、ヘッドの最下点を把握する必要があります。

ドライバー以外のクラブは最下点がインパクト後に来るダウンブローで打てるように、アドレス時にボールの位置を調整することが大切です。

アドレス時のボール位置がターゲット方向側に寄っていると、最下点を迎えた後でのインパクトとなり、ボールの上を叩くトップが出やすくなります。

ダウンブローイメージ

ドライバーのティーショットでは、アッパーブローで打つのが正しい軌道です。

ただしボールの位置が過剰にターゲット方向に寄っていたり、ティーが低かったりすると同じくトップになります。

アッパーブロー

正確なショットを実現するためにはクラブに適したボール位置とスイング軌道を理解して練習を重ねることが、大切です。

▼適切なボールの位置を知りたい方はこちら
ゴルフスイングの基本のフォームは?正しい打ち方や初心者でもわかる改善のコツも紹介

身体を捻転させて左足に体重移動する

トップを直すためには身体を捻転させて、右足から左足へ体重移動することが大切です。

ダウンスイングからフォロースルーにかけて左足に体重を乗せることを意識しましょう。

以下のNG例のようにフィニッシュ時に足裏が見えていない状態だと左足に体重が移動できていないということになります。

【OK例】

足裏OK

【NG例】

足裏NG

スマートフォンなどで後ろからのフォームを撮影し、右足の裏が見えている状態になっているかを確認してみてください。

前傾姿勢を維持することを意識する

トップを直すためにも、インパクト時に前傾姿勢を維持することを意識しましょう。

インパクトしてすぐにボールを目で追ってしまうと自然とヘッドアップし、身体が起き上がりやすくなるのでトップに繋がります。

ボールが飛んだ方向を見たい気持ちを押さえて、インパクト後のフォロースルーでボールがあった場所を少しの間見続けるようにしてみてください。

ゴルフスクールで客観的に原因を分析してもらう

スイングフォームを確認しても原因が分からない方は、ゴルフスクールでインストラクターの客観的な目線から分析してもらうこともおすすめです。

直し方を意識して練習しても根本的な原因の把握が間違っていたら、なかなか上達せずに自信をなくしてしまうこともあります。

ゴルフスクールは第三者の目線から的確にスイングフォームや課題点を分析してもらえるので、効率的に練習したい方にぴったり

また最新型のシミュレーターを完備したチキンゴルフなら、1打ごとのスイングの数値を確認できるのでフォームを着実にブラッシュアップできます。

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チキンゴルフLP画像

チキンゴルフは楽しむことをモットーとして、セミパーソナルでレッスンを行うゴルフスクールです。

チキンゴルフの特徴
  • セミパーソナルレッスンの導入
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セミパーソナルレッスンを導入することで、自分で考えて練習する時間を取れるのでラウンドでも役立つ思考力が身につきます。

通い放題と回数制と2つのレッスン形態があり、ライフスタイルや目標に合わせて選択できるのも特徴の1つ。

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トップの原因を把握して効率的に上達を目指したい方は、チキンゴルフをぜひチェックしてみてください。

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ゴルフのトップを改善する練習方法

ゴルフのトップを改善する練習方法は、以下の通りです。

自宅でも簡単にトップ改善のための練習ができるので、ぜひ参考にしてみてください。

両足を揃えてスイングする

トップを改善するためには両足を揃えてスイングし、正しい身体の回転を身につけることがおすすめです。

両足を揃えた練習方法

スタンス幅を狭めることで、上半身をスエーさせずに打つことを意識しやすくなります。

スエ―させずに正しい身体の回転を使って打つことが身についたら、スタンス幅を徐々に広くしていくと効果的です。

クラブを1本杖代わりにしてスイングする

トップ改善に必要な前傾姿勢を身につける効果的な練習方法として、クラブを1本杖代わりにしてスイングする方法があります。

練習方法
  • 利き手でクラブを短めに持つ
  • もう一方の手で別のクラブを杖のように立てる
    ※こちらのクラブ側へ体重を乗せる
  • 利き手の方に持ったクラブで連続素振りを行う

前傾姿勢を維持したままスイングする感覚が身につくので、上半身の起き上がりを防ぐことができます。

実際のショットでも自然に理想的な前傾姿勢のスイングができるようにするためにも、ぜひ試してみてください。

ゴルフでトップばかりでる人は、原因を把握し自分に合う対策で改善を目指そう!

トップを改善するためには、まずはスイングフォームから原因を分析することが大切です。

原因と改善策

トップの直し方を試してもなかなか改善しない方は、トップの原因を誤って把握している可能性があります。

根本的な原因が間違っていると上達に繋がりづらいので、インストラクターの目線から的確に原因や課題を分析してもらえるゴルフスクールに通うことも1つの手段です。

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