ゴルフのロブショットの打ち方とは?活用シーンとメリット・デメリットも解説

ゴルフのロブショットの打ち方とは?活用シーンとメリット・デメリットも解説

ロブショットとは、フェースを開いて構え、ボールを高く上げるアプローチショットの打ち方です。

打ち方にコツが必要でメリット・デメリットもあるため、特徴を適切に理解したうえで効果的な場面で活用することが大切です。

ロブショットを習得すれば、コースマネジメントの幅が広がり、スコアアップできる要因となるでしょう。

本記事では、ロブショットの打ち方のコツやメリット・デメリット、効果的な練習方法などを解説するので、ぜひご覧ください。

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ボギー馬場

【取得ライセンス】
・JGRA

【プロフィール/経歴】

チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。

目次

ゴルフのロブショットとは?ボールを高く上げるアプローチの技術

ゴルフのロブショットとは、高い打ち出し角でボールを上げるアプローチショットの技術を指します。

ボールが高く上がる分、グリーンに着弾後はランが極めて少ない(キャリー:ラン=9:1程度)点が特徴です。

フェースを開きアドレスをオープンに構え、重心を落としてゆっくりかつ大きく振ることが打ち方のポイントです。

習得の難易度は比較的高めですが、グリーン手前のピンポジションや下り傾斜といった場面でもピンに寄せやすく、マネジメントの幅が広がる点がメリットといえます。

ピッチエンドラン・ランニングアプローチとの違い

ピッチエンドランとランニングアプローチとの主な違いは、打ち出し角の高さとキャリー・ランの比率です。

ピッチエンドランとランニングアプローチとは、それぞれアプローチショットの一種であり、以下のような特徴があります。

アプローチショットの種類打ち出し角キャリーとランの比率(目安)
ロブショット高い9:1
(ランが極めて少ない)
ピッチエンドラン中間5:5
(キャリーとランが概ね同じ)
ランニングアプローチ低い3:7
(ランが極めて多い)

打ち出し角やランの比率を変えるために、それぞれ打ち方やボールの位置を調整します。

どのアプローチショットが優れているというわけではなく、シチュエーションや個々の技術に合わせて適切な方法を選ぶことが大切です。

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ロブショットが活躍する代表的なシーン

ロブショットは、打ち出し角が高くランが極めて少ないという特性から、以下のようなシーンで役立ちます。

  • ピンポジションがグリーン手前
  • グリーンが下り傾斜でボールが止まりにくそうな場面
  • バンカーや池越えのアプローチ
  • 砲台グリーン など

ほかのアプローチ手法と比べてピンに寄せられる確率が高まり、難しいシチュエーションからでも寄せワンを狙えるかもしれません。

一方、グリーン奥のピンポジションや上り傾斜のグリーンの場合、より難易度が低いピッチエンドランやランニングアプローチを選ぶほうが安全です。

ロブショットの打ち方のコツ

ロブショットの打ち方のコツ

ロブショットの習得に重要な打ち方のコツは、以下の5つです。

項目詳細
クラブ選択最もロフト角が大きいウェッジを選ぶ
ボールの位置中心よりも若干左に置く
フェースの向き開いてロフトを作る
スタンスオープンかつ広めに構える
スイング重心を落としてゆっくりかつ大きく振る
※タップで該当箇所へスクロールします

これらのポイントを押さえることで、ボールが上がりやすくなり、ミスの確率も最小限に抑えられます。

ここでは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

クラブ選択│最もロフト角が大きいウェッジを選ぶ

ロブショットを打つ際は、最もロフト角が大きいウェッジを選ぶことが大切です。

多くの場合、54~58度のサンドウェッジが該当しますが、なかには60度を超えるロブウェッジをセッティングしている方もいます。

ウェッジのロフト角が大きいほど、ロフトを寝かせて構えやすく、安定して高い打ち出し角を出すのが容易になります。

ボールの位置│中心よりも若干左に置く

ロブショットを打つ際のボールの位置は、体の中心から1個分程度左にセットするのが目安です。

左寄りにセットすると、ヘッドがボールの下をくぐりやすくなり、ショットの安定性が高まります。

ボールの位置が右すぎると、ヘッドがボールの下をくぐりにくく、高さも出しにくくなるため注意しましょう。

フェースの向き│開いてロフトを作る

ロブショットを打つ際はフェースを通常よりも開き、ロフトを寝かせます。

グリップを握ったあとにフェースを開くのではなく、フェースを開いたあとにグリップを握ることがポイントです。

リーディングエッジは右側を向きますが、このあとスタンスの向きで調整します。

また、ボールを若干左に置いているため、自然とハンドレイト気味のアドレスになるはずです。

フェースの開き具合によってボールの打ち出し角やスタンスの開き具合などが変わります。

スタンス│オープンかつ広めに構える

ロブショットを打つ際のスタンスは、オープンかつ通常のアプローチより広めに構えることがポイントです。

フェースを開いてリーディングエッジが右を向いているため、ターゲットラインに対してオープンに構え、フェースの向きを調整します。

また、ロブショットはヘッドをボールの下にくぐらせて大きなスイングで打つため、スタンスを若干広めに取ると打ちやすくなります。

スイング│重心を落としてゆっくりかつ大きく振る

ロブショットを打つ際のスイングは、重心を落としてゆっくりかつ大きく振ることがポイントです。

開いたスタンスのラインに沿って、一定のリズムで振りましょう。

フェースを開いている分飛距離が出にくいため、通常のアプローチよりも大きめのスイングを意識します。

スイングの途中でフェースを閉じないように捻転やコックは極力使わず、基本的に大きな体重移動やフィニッシュの形も必要ありません。

ロブショットの習得におすすめの練習方法

ロブショットの感覚をつかむには、ボールを高めにティーアップし、ヘッドをボールの下に通す練習がおすすめです。

ドライバーを打つときと同じくらいの高さを目安にティーアップし、SW(サンドウェッジ)でボールの下を払うようにスイングします。

先ほど紹介したオープンスタンスやロフトの向き、ハンドレイトの構えも意識しましょう。

オープンに構える

ティーを強く打たずに、ボールがふわっと高く上がれば、ヘッドを下に通す感覚をつかめているため、繰り返し練習して、その感覚を身につけましょう。

ティーを打ってしまう場合はヘッドが下を通りすぎている可能性があり、リーディングエッジがボールに当たる場合はトップにつながる可能性があります。

ヘッドが通る位置を確認しながら練習してみてください。

ロブショットを身につけるメリット

ロブショットを身につける大きなメリットは、コースマネジメントの幅が広がることです。

特に、以下のような場面では、ロブショットのメリットを最大限に活かせます。

  • ピンポジションがグリーン手前
  • グリーンが下り傾斜
  • バンカーや池越えのアプローチ
  • 砲台グリーン など

これらのシチュエーションは、通常のピッチエンドランやランニングアプローチでは、なかなかピンに寄りにくい傾向があります。

ロブショットを上手く打てれば、これらのシチュエーションでもピンに寄せられる確率が高まり、スコアアップに近づけるでしょう。

ロブショットを活用する際の注意点・デメリット

ロブショットの注意点として、ピッチエンドランやランニングアプローチと比べて難易度が高いことが挙げられます。

打ち方にコツが必要であり、距離感を安定させるのが難しいと感じる方が多いです。

また、ダフりやトップが出た際の被害が大きくなりやすく、深いラフといったロブショットには適さないライもあります。

ピッチエンドランやランニングアプローチのほうが安定する方が多いため、簡単なシチュエーションではほかの打ち方を選ぶなど、場面に応じて使い分けることが大切です。

ゴルフのロブショットに関するよくある質問と回答

ゴルフのロブショットに関するよくある質問には、以下のようなものがあります。

ここでは、それぞれの質問に詳しく回答します。

ロブショットが打ちやすいクラブは?

ロブショットが打ちやすいクラブは、ロフト角が大きいウェッジです。

自分のセッティングに入っている最もロフト角が大きいクラブを選択しましょう。

54~58度のウェッジとなる方が多いですが、現在は60度を超えるハイロフトのロブウェッジを採用しているプロゴルファーもいます。

また、バウンス角が小さいウェッジであればフェースを開いて構えやすく、ロブショットを打ちやすい傾向があります。

初心者向けのウェッジはバウンス角が大きいモデルも多いため、自分のクラブのスペックを確認してみるとよいでしょう。

ロブウェッジはいらないって本当?

サンドウェッジよりもロフト角が大きい「ロブウェッジ」は、採用しているプロゴルファーも多い有力な選択肢です。

ロフト角が大きいロブウェッジをセッティングすれば、フェースを大きく開かなくても自然に高い打ち出し角でアプローチしやすくなります。

ただし、飛距離を安定させるのが難しくミスも生じやすいなど、初心者にとっては難易度が高めです。

アイアンのロフト角とのつながりやウェッジの組み合わせ、クラブセッティングの本数を踏まえ、採用を検討すべきでしょう。

【関連記事】
ウェッジの角度とは?初心者におすすめの選び方・組み合わせや種類別の使い分けを紹介!

ロブショットとバンカーショットの違いは?

バンカーショットとは、文字通りバンカーに入ったボールを打ち出すショットのことです。

ロブショットとは異なり、バンカー内でのショットに限定されます。

また、ボールの手前を打って砂をエクスプロージョンさせるなど、打ち方の違いも大きいです。

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ロブショットを習得してマネジメントの幅を広げよう!

フェースを開いて構え、ボールを高く打ち出す「ロブショット」を身につければ、グリーン周りのマネジメントの幅が広がり、スコアアップに近づけます。

特に、グリーン手前のピンポジションや強い下り傾斜といった難しいケースでピンに寄せやすくなる点が大きな強みです。

しかし、ほかのアプローチショットと比べて難易度が高く、打ち方にもコツが必要なので、ロブショットを選択すべきかどうかを適切に見極めることが大切です。

また、アプローチの技術を磨いてスコアアップを目指したい方や、キレイなスイングを身につけたい方には、ゴルフスクールの活用をおすすめします。

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