ゴルフクラブの飛距離目安を紹介!番手・男女別の平均や伸ばすコツも解説

ゴルフクラブの平均飛距離は?番手・男女別の目安や飛距離を伸ばすコツも紹介

「クラブごとの平均飛距離はどれくらい?自分との差が知りたい」
「飛距離を伸ばすにはどうしたらいい?」

ゴルフクラブの飛距離目安と比較して実力を把握したり、より適切なクラブを知りスコアアップに繋げたい方も多いことでしょう。

また平均飛距離に届いていない場合、どうやったら飛距離を伸ばせるのか具体的なコツが知りたい方もいるはずです。

そこで本記事では、番手・男女別にゴルフクラブの飛距離目安飛距離が伸びない原因伸ばすためのコツを網羅的に解説します。

飛距離に関する課題感が把握でき、場面ごとのより適切なクラブ選びに繋がりスコアアップを目指せるので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者
ボギー馬場さんの本人画像

ボギー馬場

【取得ライセンス】
JGRA

【プロフィール/経歴】

チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。

目次

ゴルフクラブごとの飛距離目安一覧表【番手・男女別】

ゴルフクラブごとの飛距離目安を、番手別・男女別の一覧表で紹介します。

クラブ飛距離目安
(Low/Middle/High)※
ドライバー200ー230ー260
3Wフェアウェイウッド180ー215ー235
5Wフェアウェイウッド170ー195ー210
3UTユーティリティ180ー190ー210
(ロフト角:18~19°)
4UTユーティリティ170ー180ー200
(ロフト角:20~22°)
5UTユーティリティ160ー170ー190
(ロフト角:23~24°)
6UTユーティリティ150ー160ー180
(ロフト角:25~26°)
5ironアイアン140ー160ー170
6ironアイアン130ー150ー160
7ironアイアン120ー140ー150
8ironアイアン110ー130ー140
9ironアイアン95ー115ー130
PWウェッジ80ー105ー120
SWウェッジ60ー80ー100
※Lowはショートヒッター、Middleはミドルヒッター、Highはロングヒッターを指します

ゴルフクラブごとの飛距離は年代によっても異なり、筋力の低下により50代後半から60代にかけて伸びづらくなる傾向です。

飛距離はクラブのロフト角や経験など様々な要因で変わるため、あくまでも参考値としてご覧ください。

ここからはクラブごとに、飛距離目安について詳しく解説していきます。

ドライバー

ドライバーの飛距離目安を、番手・男女別にまとめると以下の通りです。

クラブ飛距離目安
(Low/Middle/High)
ドライバー200ー230ー260

アマチュアゴルファーの平均飛距離は、男性は240ヤード前後・女性は175ヤード前後です。

ドライバーは飛距離が最も出るクラブで大半のティーショットで距離を稼ぐために使われ、一番ウッド(1W)とも呼ばれています。

他のクラブよりもヘッドが大きくシャフトも長いため、スイングのスピードが速くなりやすく、遠くまで飛ばせる設計です。

シャフトが長いほどスピードも速くなり飛距離が伸びやすいですが、その分ボールを正確に捉えることが難しくなるので注意しましょう。

フェアウェイウッド

フェアウェイウッドの飛距離目安を、番手・男女別にまとめました。

クラブ飛距離目安
(Low/Middle/High)
3W180ー215ー235
5W170ー195ー210

3Wでのアマチュアゴルファーの飛距離目安は、男性は215ヤード前後・女性は150ヤード前後です。

フェアウェイウッドはドライバーに次いで飛距離が伸ばせるクラブで、ドライバーよりもヘッドが小さくシャフトが短い傾向にあります。

ロングホールの2打目や、ティーショットでドライバーほどの飛距離が必要ない場合などに使用されることが多いです。

フェアウェイウッドはロフト角が小さくボールが上がりにくいため、使いこなすことが難しいクラブでもあります。

高い球を意識して目線が上がり過ぎないよう注意し、緩やかなダウンブローをイメージして打つよう心掛けてみてください。

ユーティリティ

ユーティリティの飛距離目安を、番手・男女別にまとめました。

クラブロフト角飛距離目安
3UT18~19°180ー190ー210
4UT20~22°170ー180ー200
5UT23~24°160ー170ー190
6UT25~26°150ー160ー180

ユーティリティはフェアウェイウッドとアイアンの中間にあるゴルフクラブで、ヘッドの形状で以下の2種類に分類されます。

  • ウッド型
    ↳ヘッドの形状がフェアウェイウッドに近いクラブ
    ↳ヘッドに奥行きがあり、ボールを上げやすい
  • アイアン型
    ↳ヘッドの形状がアイアンに近いクラブ
    ↳ロングアイアンよりも高軌道のボールが打ちやすい

フェアウェイウッドよりもシャフトが短く、初心者でも比較的当てやすいのが特徴です。

ラフにボールがはまってしまった時や、ロングアイアンよりも高い弾道を出したい時などに使用すると良いでしょう。

アイアン

アイアンのキャリーとランを含めた飛距離目安を、番手・男女別にまとめました。

クラブ飛距離目安
(Low/Middle/High)
5iron140ー160ー170
6iron130ー150ー160
7iron120ー140ー150
8iron110ー130ー140
9iron95ー115ー130

アイアンは操作性に優れており、狙った距離に正確にボールを飛ばしたい場面で使用するクラブで、飛距離に応じて番号がついています。

同じ番手のアイアンでもメーカーによってロフト角が異なり、ロフト角が小さいクラブの方が飛距離が伸びやすい傾向にあります。

アイアンはコントロールが必要な場面で正確に飛距離を出すためにも、予めロフト角を把握しておくことが大切です。

ウェッジ

ウェッジの飛距離目安を、番手・男女別にまとめました。

クラブ飛距離目安
(Low/Middle/High)
PW80ー105ー120
SW60ー80ー100

ウェッジはピンまで100ヤード以内の短い距離を打ちたい場面や、バンカーショットなどに使用されるゴルフクラブです。

ピッチングウェッジはサンドウェッジよりもロフト角が小さく、比較的飛距離が伸びやすい傾向にあります。

ウェッジには以下のような種類があり、ロフト角の違いから使用すべき場面も異なるため理解して使いましょう。

スクロールできます
ウェッジの種類ロフト角
(目安)
特徴
ピッチングウェッジ(PW)44~47度ランニングアプローチを行う際に使われる
サンドウェッジ(SW)55~58度エクスプロージョン※に適したクラブ
アプローチウェッジ(AW)48~53度PWとSWのロフト角のギャップを埋めるクラブ
ロブウェッジ(LW)60度以上ボールを高く上げる場面で使われるクラブ
※エクスプロージョンとは:バンカーや深いラフでボールを直接打たずに、砂や草を打つ力でボールを外に打ち出すこと

着実にボールをピンに寄せるためにも、ロフト角によって何ヤード飛ぶのかを明確にしておくことがおすすめです。

平均飛距離とは?キャリーとランの違い

平均飛距離はキャリーだけの距離を指す場合とランを含める場合があるため、キャリーとランの違いを把握しておくと良いでしょう。

キャリーとランの違い
キャリーとランの違い
  • キャリー
    ↳ボールが飛んで、着地するまでの距離
  • ラン
    ↳ボールが接地してから、転がった距離

打ちっぱなしではランを含めた距離まで見ることは少ないと思いますが、コースでは接地後にボールが転がるのでランを含めた平均飛距離を把握しておくことが大切です。

一般的にランの距離は番手が上がるごとに増える傾向にあるため、接地後にどれくらい転がるかおおよそ想定し、時には番手を下げて打つなどの判断をしてみましょう。

ゴルフの飛距離が出ない原因

ゴルフの飛距離が出ない原因

ゴルフの飛距離が出ない原因として、以下のことが考えられます。

飛距離を伸ばすためには場面に応じて適切なクラブを選ぶことが大切ですが、上手く使いこなせるようゴルフの技術を磨くことも重要です。

原因を把握して、自身に当てはまっていないか確認してみてください!

身体の使い方が間違っている

ゴルフの距離が出ない原因として、身体の使い方が間違っている可能性があります。

ゴルフはシャフトのしなりを使うことでボールを高く上げられるため、飛距離を意識しすぎて身体に余計な力が入るとクラブの特性を活かせない場合も

正しいスイングを習得して力を入れるタイミングを覚えることで、安定的に飛距離が出るようになるでしょう。

正しいスイングの身に付け方についてはこちら

ミート率が低くボールに力が伝わっていない

ゴルフの距離が出ない原因として、ミート率が低くボールに力が伝わっていないことが考えられます。

【ミート率の算出方法】
 ボールスピード ÷ ヘッドスピード = ミート率

ミート率は数値が高いほど、ボールに効率良くエネルギーが伝わったということです。

クラブヘッドの芯でボールを打つことでインパクトのパワーが効率よくボールに伝わり、飛距離が伸びやすくなります。

ドライバーでミート率1.4台を目指す方法についてはこちら

腕の力だけでボールを打っている

ゴルフの距離が出ない原因として、腕の力だけでボールを打っている可能性が高いです。

身体をひねってボールを打つフォームに比べて、腕の力だけでは力が十分に伝わらず飛距離が出ないことがあります。

腰の回転が止まってしまうため、スイングする際は前傾姿勢を崩さないよう心掛けてみてください。

またグリップを握る手に力が入ると手首がロックされるため、手の力を抜くことを意識するとよりボールに力が伝わりやすくなります。

自分に合ったクラブ選びができていない

ゴルフの距離が出ない原因として、自分に合ったクラブ選びができていない可能性があります。

クラブによってロフト角やシャフト・グリップの素材など多くの種類があるため、それぞれ使い心地が異なるのです。

自分の筋力や身長・体重だけでなく、場面別で適切なクラブ選びができると、飛距離が変わっていきます。

力量に合ったシャフト選びについてはこちら

ゴルフの飛距離を伸ばす方法

ゴルフの飛距離を伸ばす方法

ゴルフの飛距離を伸ばす方法は、以下の通りです。

ゴルフの飛距離を上げるためには、技術を高めることや自分に合った道具を使うことが大切です。

これから解説するゴルフの飛距離を伸ばす方法を参考に、できるところから見直していきましょう。

正しいスイングを身につける

ゴルフの飛距離を伸ばすためには、正しいスイングを身につけることが大切です。

足の裏で地面を蹴るようにスイングすると、下半身のばねを正しく使えるので飛距離の向上に繋がります。

また振り下ろす際は左腰を強く後ろに引くことで、スイングが速く強くなるので心がけてみましょう。

まずは自分のスイングの改善点を把握することが大切なので、動画などに収めて分析することもおすすめです。

チキンゴルフ

グリップは左手の小指・薬指・中指で握り、残りの指を軽く添えるよう意識してみてください!
リラックスして握ることで、腕の力が抜けて飛距離に繋がります。

自身の力量に合ったシャフトを選ぶ

ゴルフの飛距離を伸ばすためには、以下の観点から自身の力量に合ったシャフトを選ぶことが大切です。

  • 硬さ
  • 重さ
  • キックポイント
  • トルク(ねじれ)

軽いシャフトは振りやすいものの手打ちになる場合もあるため、振り切れる範囲で重みのあるクラブを選ぶことがおすすめです。

またシャフトが柔らかいと飛距離は出やすいものの、曲がり幅が大きくなるリスクがあるので、注意しましょう。

逆に硬いシャフトはボールに力が伝わりやすいものの、ある程度パワーがないと飛距離が出にくいため、筋力が少ない方にはおすすめできません。

どのようなシャフトがいいかは1人ひとりによって異なるので、自分の筋力や体重に合うものを選びましょう。

筋力・柔軟性を上げる

飛距離を伸ばすためには、下半身の筋力と体幹の強さやしなやかさが大切なので、筋力・柔軟性を高めることを意識してみてください。

【飛距離を伸ばすためにおすすめの筋トレ】

  • クランチ
  • スクワット
  • プランク

また柔軟性を高めることでゴルフによる怪我のリスクや疲労感も軽減できるため、ラウンドの前後にストレッチをしましょう。

肩甲骨周りの筋肉がこわばっていると捻転の浅いスイングになってしまい、スイングの軸がブレて安定した打球が難しいです。

肩甲骨を回すストレッチを取り入れて、柔軟性を高めるよう心掛けてみてください。

ミート率1.4台を目指す

飛距離を伸ばすために、まずはドライバーにおいてミート率1.4台を目指しましょう

ミート率は以下の式で計算ができます。

計算式

ミート率=ボールの初速÷ヘッドスピード

※ボールの初速とヘッドスピードは最新のシミュレータで算出が可能です。

アマチュアゴルファーの場合は平均ミート率は1.3~1.4で、プロの場合は1.5により近い数値。

飛距離を伸ばすためにはやみくもに速く振るのではなく、丁寧にゆっくり振り抜き芯を外さずにボールを打てるよう意識してみてください。

チキンゴルフ

まずは、どんなフォームでスイングしているかを把握しましょう。
一度クセがつくと矯正が難しいので、レッスンで正しいフォームを身につけることもおすすめです。

レッスンに通う

飛距離を伸ばすためには、ゴルフのレッスンに通って正しいスイングを身につけることもおすすめです。

一度スイングにクセがついてしまうと矯正することが難しくなるため、早い段階から正しいフォームを身につけておくことがスコアの向上に繋がります。

またレッスンに通うと技術だけでなく自信もつくため、実際のコースでプレーする際にも力まずに本来の力を発揮できるでしょう。

チキンゴルフのレッスン例
  • アドレスとグリップ
  • ビジネスゾーン
  • ハーフスイング
  • フルスイング
  • ドライバー
  • ショートアイアン
  • アプローチ

チキンゴルフはレベルや課題に合わせたレッスン内容があり、ゴルフ未経験の初心者からスコアアップを目指す中級者まで幅広く受講できます。

スコアアップに重要なアプローチやパターは数回に分けてレッスンすることもでき、効率的に課題を解決することが可能です。

レッスンを進める中で成功体験を重ねることで、ミスを恐れずに楽しめるゴルフを身につけられます

セミパーソナルのゴルフレッスンで楽しくスキルを伸ばしたい方は、ぜひチキンゴルフを体験してみてください。

\飛距離を伸ばすコツが学べる!/

ゴルフに関するよくある質問

ゴルフに関するよくある質問を以下にまとめました。

自分のスキルを把握するためにも必要な知識を紹介しているので、ぜひスコアアップにお役立てください。

ゴルフ初心者の平均飛距離はどれくらい?

ゴルフ初心者の平均飛距離を以下にまとめました。

クラブ男性女性
ドライバー180ー210ー240130ー155ー180

個人差はありますが初心者の平均飛距離は、アマチュアゴルファーの飛距離目安のマイナス20ヤード程度と言われています。

年代や筋力・クラブなどによっても飛距離は変わるため、あくまでも目安として把握しておきましょう。

アイアンで飛距離が出ない原因と伸ばすコツは?

アイアンで飛距離が出ないのは、ダウンブローで打てていないことが原因です。

ダウンブローを打つコツ
  • ハンドファーストを維持して振る
    ※クラブを握る手がボールよりも左側にある状態
  • 左足に体重を移してスイングする
  • 前傾姿勢を保って打つ

体重が右足に残ったままスイングするとすくい打ちになりやすいので、トップからの切り替えしで左足へ体重移動することを心がけてみてください。

ロフト角と飛距離の関係は?

一般的にロフト角が小さいクラブほど、ボールにバックスピンがかかりにくく飛距離が伸びやすいと言われています。

ただしロフト角が小さいとスライスを起こしやすく、ボールが思わぬ方向に飛んでしまうリスクも。

逆にロフト角が大きいクラブほど高さが出てバックスピンがかかりやすいため、飛距離は短いですがグリーンに止まりやすいのが特徴です。

ロフト角の違いによる影響をふまえて、場面別で適切なクラブを選ぶようにしましょう。

ゴルフの飛距離目安を把握して今後のラウンドに役立てよう

自分の飛距離と平均値を把握することは効率的なスコアアップにも役立つので、ご紹介した飛距離目安をぜひ参考にしてみてください。

また本記事で紹介した飛距離を伸ばすコツは以下の通りです。

飛距離を伸ばすには正しいスイングを身につけることも重要なので、一度自分のフォームを見直してボールに適切に力が伝わっているかを確認しましょう。

独学で正しいスイングを身につけることは難しく、クセがついてしまう可能性もあるのでゴルフスクールを検討してみることもおすすめです。

楽しみながらスコアアップを目指すなら、チキンゴルフでレッスン!

チキンゴルフLP画像

チキンゴルフは初心者でもゴルフが楽しみながら学べるゴルフスクールで、通い放題でセミパーソナルレッスンを受けられます。

チキンゴルフの特徴
  • 初心者に優しいレッスン
  • 全打席に高性能シミュレーターを完備
  • 通い放題・回数プランが選べる
  • コースでも役立つスキルが身につく

プロのインストラクターが楽しむことをモットーに握り方や構え方などの基礎から指導するので、初心者でも気軽に通えます。

「練習する」⇔「指導を受ける」時間を分けるので、考えながらプレーするスキルを身につけることが可能!

通い放題でレッスンが受けられるので、短期間で実力を上げたい方にもおすすめです。

成功体験を増やしながらレッスンを進められるので、ゴルフへの不安を解消して楽しみながらプレーできるようになります。

ゴルフで狙った飛距離の出し方を学びたい方や楽しみながらプレーしたい方は、ぜひチキンゴルフでお試しレッスンを受けてみてください!

\楽しみながらレッスンできる!/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次