こんにちは!チキンゴルフ編集部です!
ゴルフは練習を重ねることで着実に上達するスポーツです。
効率よくスコアアップを目指す場合、自分のレベルに合った練習メニューを組んで課題を克服していくことが重要です。
しかし、「自分に合った練習メニューが分からない」「習慣的な練習メニューを知りたい」といった方もいるのではないでしょうか?
本記事では、チキンゴルフインストラクターのるかさん&こうきさんのルーティンを参考にしたレベル別の練習メニューも紹介しています。
- ゴルフ練習メニューの基本的な考え方
- 中級者向けの練習メニュー
- 上級者向けの練習メニュー
↳るかさんのルーティン
↳こうきさんのルーティン
ゴルフの練習時におすすめのクラブや、練習メニューをラウンドに活かすためのポイントも解説しています。
ぜひ本記事を参考にして、自分に合った練習を取り入れて効率よくスキルアップし、目標スコアを達成しましょう!
動画解説も要チェック

増田 瑠花
【プロフィール/経歴】
チキンゴルフのインストラクター。プロゴルファーを多数輩出している名門「沖学園高等学校」のゴルフ部出身で、日本女子アマチュアゴルフ選手権への出場歴もあり。
YouTubeチャンネル「るか&こうきの楽しくなければゴルフじゃない!」にも出演中。
得意クラブ:ドライバー

吉田 好輝
【プロフィール/経歴】
チキンゴルフのインストラクター。日本大学ゴルフ部の元主将で、ベストスコアは63。
YouTubeチャンネル「るか&こうきの楽しくなければゴルフじゃない!」にも出演中。
得意クラブ:ドライバー
ゴルフ練習メニューの基本的な考え方

ゴルフの練習メニューの組み方は、以下を参考に自身のレベルに合った練習を取り入れることが上達へのポイントとなります。
レベル | 基準 |
---|---|
初心者 | ・始めて間もないゴルファー ・平均スコア120以上のゴルファー |
中級者 | ・平均スコア100前後のゴルファー |
上級者 | ・平均85以下のゴルファー |
特に初心者の方は上手くいかないクラブやシチュエーション・よく出るミスなどの課題を明確にし、その原因に合った練習方法を試すことが大切です。
以下では課題に合った練習方法についてまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
クラブ | 練習メニュー |
---|---|
・ドライバー ・アイアン | ・正しいアドレスか確認 ・正しい体重移動で軸ブレを抑えて打つ練習 ▶ドライバーの練習方法はこちら ▶アイアンの練習方法はこちら |
・ユーティリティ ・フェアウェイウッド | ・正しいアドレスか確認 ・ソールを滑らせるイメージでのインパクトを練習 ▶ユーティリティの練習方法はこちら ▶フェアウェイウッドの練習方法はこちら |
パター | ・正しいアドレスか確認 ・クラブを真っすぐ引いて真っすぐ出す練習 ▶パターの練習方法はこちら |
ただし間違った癖がつくと修正が難しいため、ゴルフを始めたばかりの段階や独学で練習を始める前にゴルフスクールに通うことをおすすめします。
詳しくはこちらを参考に!

一方で、中級者から上級者で課題へのアプローチではなく、習慣的な練習メニューを知りたい方は、次の章で紹介する練習メニューを参考にしてみてください。
ゴルフ中級者向け練習メニュー【90切りを目指せる】

平均スコア90〜110程度の中級者ゴルファーが90切りを目指す場合でも、基本的には自分の課題を克服するための練習を重点的に行うことが大切です。
しかし、継続的に取り組む練習メニューを探している方は以下のように、あえてセオリーとは異なる両極端な打ち方を試す方法を取り入れるのもおすすめ。
- あえてスライスやフックを狙って打ってみる
- ボール位置を変えて打ってみる
(右足寄り・左足寄り)
中級者はスイングがある程度固まっているため、あえて両極端なミスを狙って打つことで、正しいスイングのバランスを感覚的に掴めるようになります。
またバランス感覚を掴めば、右へのミスを恐れて無意識に左を向いてしまっているなど、スイングの癖を見つけることも可能になります。
ゴルフ上級者向け練習メニュー【チキンゴルフインストラクター推奨】
ゴルフ上級者におすすめの練習メニューとして、チキンゴルフで活躍するインストラクター、るかさんとこうきさんの練習ルーティンをご紹介します。

2人の練習メニューに共通しているのは、ウェッジの練習に多くの時間を割いている点です。
実際のラウンドではウェッジの使用頻度が非常に高く、ランニングやロブ・振り幅など、状況に応じた様々な打ち分けが求められます。
上級者ほどウェッジ練習を重視し、さまざまな状況に対応できる技術を磨いていきましょう。
るかさんのルーティン
るかさんの練習ルーティンは、以下の通りです。
- 9Iで素振り
- ウェッジ56°で20ヤード×10球
- ウェッジ56°で50ヤード×10球
- ウェッジ56°でフルスイング×10球
- 9Iでフルショット
- 7Iでフルショット
- ユーティリティでフルショット
- 3Wでフルショット
- ドライバーでフルショット
- ウェッジで10ヤード刻みで打つ
- 7Iでフェード&ドローを打つ
- ウェッジまたはドライバーでクールダウン
ウェッジ練習では幅広い距離を打ち分けられる特性を活かし、スコアメイクに直結するクラブとしてさまざまなパターンでボールを打つことを意識しています。
また、7番アイアンでフェードとドローを打ち分ける、逆球の練習も取り入れており、意図的に打つことでスイングの微調整やコースマネジメント力の向上にも役立ちます。
このルーティンを参考にウェッジと逆球の練習メニューを取り入れてみてください。
こうきさんのルーティン
こうきさんの練習ルーティンは、以下の通りです。
- 重たいバットで左右10回素振り
- ウェッジで片手打ちを左右10球
- 両手で20ヤード×15~20球
- ウェッジ:50ヤード×10球
- ウェッジ:80ヤード× 10球
- ウェッジ:フルショット× 10球
- PW:120ヤード(3/4)×15球
- PW:フルショット×5球
- 8I:3/4 → フルショット×30球
- 4I:フルショット×5球
- 3W:フルショット×5球
- ドライバー:フルショット×10球
- 8I:フルショット× 20球
- ウェッジ:100ヤードから刻む
- ウェッジで片手打ちを左右10球
- 重たいバットで左右10回素振り
こうきさんも「ウェッジで始まりウェッジで締めくくる」という形で、球数が多くスコアアップに直結する重要なクラブとしてウェッジを重視しています。
また打ちっぱなしのボールは本球より飛ばないため、飛距離を気にせずに出玉が狙い通りで良い感触を得られたかが大切です。
練習場でもコースをイメージした打ち方を意識しながら、ウェッジ練習を行うことがおすすめです。
ゴルフの練習時におすすめのクラブ
必要最低限の本数で練習したい人は、以下クラブに絞って練習することがおすすめです。
ゴルフクラブ | おすすめ理由 |
---|---|
ドライバー | ティーショットで使用するドライバーは 他のクラブでは代替できない |
ユーティリティ (orショートウッド) | ・飛距離も安定性も両立した汎用性の高いクラブ ・ロングアイアンの代替としても練習可能 |
8番アイアン | ・アイアンセットのほぼ中間に位置 ・ミドル・ショートアイアンの練習に最適 |
7番アイアン以上のクラブはヘッドの形状や重心位置などが微妙に異なり、スイングのしやすさやボールのつかまりやすさなど難易度が上がります。
まずは8番アイアンでしっかりとボールを捉えられるようになれば、他の番手のアイアンもスムーズに打てるようになるでしょう。
これら3本のクラブを中心に練習することで、効率よくスイングの基礎を固め、様々な状況に対応できる技術を身につけられます。

ゴルフの練習メニューをラウンドに活かすためのポイント


ゴルフの練習メニューをラウンドに活かすためのポイントは、以下の通りです。
ラウンドでスコアを出すためにも、ぜひ参考にしてください。
ボールの転がりや曲がり方を把握する
練習場ではキャリーだけに注目しがちですが、実際のラウンドではラン(転がり)も含めたトータル飛距離を把握することがコースマネジメントにおいて重要です。
また、クラブごとの弾道の傾向を把握しておくことで、障害物を考慮した適切なクラブ選択ができるようになります。
しかし打ちっぱなしでは転がりやミスの要因を正確に把握しにくいため、シミュレーターの活用がおすすめです。
インドアゴルフで設置されているシミュレーターは、映像や細かいデータからミスの原因やなぜそのような弾道で飛んだのかを分析することができます。
インドアゴルフに関しては、以下記事で詳しく解説しておりますので、あまりよく知らない方はぜひ参考にしてください!


ドライバーに固執した練習を避ける
飛距離が出るドライバーに固執した練習はスコアアップに繋がらないだけでなく、力任せに振ることでスイング全体が乱れる原因になるので避けましょう。
それよりも実際のラウンドで使用機会の多いウェッジやショートアイアンを重点的に練習する方が、スコアメイクには効果的です。
ドライバーほどフルスイングを多用しないため、スイングの型を身につけるのにも適しています。
調子が悪くなったら振り幅を小さくする
ゴルフの練習やラウンド中にショットの調子が悪いと感じたら、振り幅を小さくすることを意識してみましょう。
【振り幅を小さくするメリット】
- 体の軸を保ちながらスイングできる
- リズムを保ちやすくなる
- コントロールしやすくなる
調子が悪い時に、いつものようにスイングをしてもミスショットに繋がる可能性が高くなります。
無理をせずに振り幅を小さくして、確実にボールを捉えることを意識してみてください。
ゴルフの練習メニューを実践してラウンドで活かせるスキルを身につけよう!
ゴルフの練習は、以下のようにレベル別のメニューを取り入れることで、効率的にスキルアップを図ることができます。
- 初心者
↳課題に合った練習方法を試す - 中級者
↳セオリーとは異なる両極端の打ち方を試す - 上級者
↳ウェッジを多めに練習する
また練習の際には単にスイングを繰り返すだけでなく、実際のコースを想定した練習を取り入れることでコースマネジメント力を磨けます。
ただし自己流の練習の中で間違ったスイングの癖がついてしまうと、矯正が難しくなる場合も。
ゴルフを始めたばかりの方や独学で練習を始める段階の方は、プロによるゴルフのレッスンを受けることも検討してみましょう。
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一方、セミパーソナルであれば指導と自主練習をバランス良く取り入れることが可能。
パーソナルレッスンだと回数制であることが多く、上達できないまま卒業になってしまう恐れも。
チキンゴルフは通い放題なので、セミパーソナルによる丁寧な指導と十分なレッスン回数を両立させられます。


なかなかゴルフが上達できずに悩んでいる人や、これからゴルフを始めようとしている人は、ぜひチキンゴルフの体験レッスンにお越しください!
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