ゴルフの初心者におすすめの練習方法を紹介!屋外/自宅でできる基礎の固め方を解説

ゴルフの初心者におすすめの練習方法を紹介!屋外/自宅でできる基礎の固め方を解説

「ゴルフを上達したいけどどう練習すればいいか分からない
「初めての人は、まずは何から練習し始めたらいい?」

ゴルフ初心者の方は「クラブヘッドにボールが当たらない」「当たっても飛ばない・方向が安定しない」など様々な悩みを抱えているはず。

やみくもに練習しても上達に繋がらず、ゴルフへのモチベーションが下がってしまいます。

そこで本記事では、楽しむことがモットーのレッスンを提供するチキンゴルフが初心者におすすめの練習方法をご紹介

ゴルフ初心者におすすめの練習手順や、屋内外問わず実践できる方法も解説するので上達を目指したい方はぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者
ボギー馬場さんの本人画像

ボギー馬場

【取得ライセンス】
JGRA

【プロフィール/経歴】

チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。

目次

ゴルフ初心者の練習は何から始める?

ゴルフ初心者の方は、以下の順番で練習を始めましょう

間違った方法で構えていると正しくスイングができないので、まずはアドレスを身につけることが大切です。

また、初心者はいきなり再現性の低いフルスイングで練習したくなりますが、間違った振り方で覚えてしまいクセがついてしまう可能性があります。

クセがつくとアドレスから矯正していかないといけないので、以下のように振り幅の小さいスイングから身につけるようにしましょう。

初心者におすすめなゴルフの練習手順

振り幅の小さいスイングは再現性が高いので、正しいスイングの型を習得しやすい傾向にあります。

ビジネスゾーン・ハーフスイングで正確なフォームを固めてから、フルスイングの練習へ移行しましょう。

ゴルフ初心者が練習で使用するべきクラブ

ゴルフ初心者は、小さい番手のクラブから順番に練習していくことがおすすめです。

PWなど特定のショートアイアンに特化し、練習を始めると良いでしょう。

初心者が練習する際におすすめなクラブ

番手の大きいクラブだとボールが上がりづらく、力を入れて打とうと意識が働いてスイングが乱れてしまいます。

番手の小さいクラブの方がロフトが寝ていてボールを上げやすいため、ミスショットが減って成功体験を得やすいです。

ゴルフ初心者におすすめの練習方法・ドリル

ゴルフ初心者におすすめの練習方法を、以下の順番でご紹介します。

まずは基礎であるアドレスから固め、再現性の高い小さい振り幅のスイングから習得していきましょう。

ご紹介するゴルフ初心者におすすめな練習方法では男女差はないため、効率よく上手くなりたい方はぜひ実践してみてください。

①アドレス(構え方)

練習時は正しい立ち位置になっているかを常々確認することが大切です。

特に初心者が間違えがちなのは「前後の立ち位置」で、ボールと適切な距離に立っていないことが多い傾向にあります。

「前傾姿勢」と「手を垂らす位置」が定まることで正しいボール位置を見極められるので、以下の練習方法を実践しましょう。

正しい前後の立ち位置を確かめる方法

STEP
両足を肩幅ほどに開き直立姿勢で立つ
STEP
両手でクラブを持ち、シャフトを骨盤に当てる
シャフトに骨盤を当てる

シャフトを骨盤に当てることで、正しい前傾姿勢が維持しやすくなります。

STEP
背筋を伸ばしたまま股関節を使って上半身を前傾させる

重心位置が母子球の位置に来るまで、上半身を前傾させましょう。

脛が地面とほぼ垂直になる状態を維持し、膝を曲げないように気をつけてください。

上半身を前傾させる
STEP
重力に任せて腕が自然と下りてくる位置でクラブを握る
腕が自然に降りる位置でクラブを握る
STEP
構えた位置にボールが来るように前後位置を調整する

①~④の手順で構えた位置にボールが来るように、前後の位置を調整します。

前後の立ち位置調整

立ち位置が近くても遠くても正しくスイングができないので、注意しましょう。

【NG例】
立ち位置が近い

ボールに対して立ち位置が近い

【NG例】
立ち位置が遠い

ボールに対して立ち位置が遠い

立ち位置が近いと踵重心になってしまい、前傾ができなくなってしまいます。

逆に立ち位置が遠いとつま先重心となり前傾が深すぎる状態になるので、上記のフローでボールに対する正しい立ち位置を見極めましょう。

クラブごとにシャフトの長さが異なり、立ち位置が変わってくるので最初は上記のフローで各クラブの正しい立ち位置を確認して練習してみてください。

前後位置だけでなく左右の位置や身体の向きが揃うことで正しいアドレスになるので、以下の記事をチェックしてみてくださいね。

▼正しいアドレスが知りたい方はこちら

②ビジネスゾーン

正しいアドレスを習得したら、振り幅が小さいビジネスゾーンでスイングを練習しましょう。

ビジネスゾーンとは、シャフトが地面と平行になる振り幅を指します。

初心者は両肩と手元を結ぶ三角形をキープすることに苦戦する人が多い傾向です。

ビジネスゾーンではこの三角形をキープし続けることで、ズレのないスイングができます。

【OK例】
バックスイング

バックスイング

【OK例】
フォロースルー

フォロースルー

以下のように三角形が崩れてしまうと、スイング軌道やフェースの向きのズレが生じ正しいインパクトを迎えられません。

【バックスイングNG例】

バックスイングNG例

【フォロースルーNG例】

フォロースルーNG例

以下の練習方法で三角形をキープしたままのスイングを身につけ、確実にボールをミートできるようにしましょう

どちらの練習方法もスペースがあれば自宅でも実践ができるので、参考にしてみてください!

練習方法①:グリップエンドをおへそに当てて素振り

グリップエンドにおへそを当てて素振りすることで、腕を伸ばした状態で身体を捻転させて打つイメージがつきやすくなります。

グリップエンドをおへそに当てて素振り
グリップエンドをおへそに当てて素振り

手打ちではなく身体の捻転を身につけることで安定したスイングができ、ミスを軽減させることが可能です。

練習方法②:腕の間に大きめのボールを挟んでスイング

腕の間に大きめのボールを挟んでスイングをすると、三角形のキープを意識づけるのに効果的です。

手持ちのボールがない方は脇にタオルを挟んで素振りする方法でも、同様の成果が期待できます。

【ボールを使った方法】

ボールを挟んだ練習法

【タオルを使った方法】

タオルを使った練習法

手打ちになっている場合はボールやタオルが落ちてしまうので、腕の力に頼らないスイングを身につけられます。

ボールを使う場合は両腕で挟めるくらいの大きさで、軽いものを選びましょう。

③ハーフスイング

ビジネスゾーンが身についたら、腕と地面が平行になる振り幅のハーフスイングを練習しましょう。

腕を時計の針に例えると、3時から9時までの振り幅が基準となります。

ビジネスゾーンよりも振り幅が大きくなると、初心者の方は身体が左右に流れるスウェーになりがちです。

【右腰のスウェー】

右腰のスウェー

【左腰のスウェー】

左腰のスウェー

身体が流れてスイングの軸がブレないよう、以下の練習を試してみてください。

スウェーになると飛距離が伸びなかったり、ダフりに繋がったりするので早い段階でブレないスイングを習得することが大切です。

練習方法①:足を閉じて打つ練習ドリル

ブレないスイングをするために、足を閉じてハーフスイングの振り幅で打つ練習を試してみましょう。

足を閉じて打つ練習ドリル

足を開いて立つよりもバランスが取りづらくなるので、上半身の左右ブレを抑えたスイングが可能です。

タオルやボールを両腕に挟んでスイングする練習と組み合わせることで、腕の力ではなく骨盤の捻転を使って打つスイングが身につけられますよ。

練習方法②:アライメントスティックを右足で踏んで打つ練習ドリル

アライメントスティックを右足で踏んで打つ練習も、スウェーしないスイングを習得するのに効果的です。
※ゴルフの練習に使われる細い棒

アライメントスティックを踏む様子

バックスイングでのスウェーが生じると、右足の内側が浮く状態になります。

アドレス時に右足の外側でアライメントスティックを踏んでおくことで、右足の内側が浮く状態を避けることが可能です。

仮に右足が浮くとスティックの上を滑る形で動いてスイングができなくなるので、自然に踏ん張って骨盤を捻転させる動きが身につきます。

アライメントスティック以外で代用するのは難しいですが、ゴルフのあらゆる練習で重宝される道具なので持っておくのもおすすめです。

④フルスイング

前述した練習方法で正しいアドレス・スイングを身につけたら、以下のフルスイングの練習に移行しましょう。

STEP
10球ほどフルスイングでボールを打っておおよその距離を把握する

初心者はまず、各クラブのフルスイングでどのくらいの距離になるのかを把握することが大切です。

最新のシミュレーターで練習すると、以下のようにアプリ上でクラブごとの飛距離の記録を残しておくことができます。

シミュレーター

打ちっぱなしでは目視でおおよその飛距離しか把握できませんが、シミュレーターを使えばキャリーとランの数値を1桁単位で把握することが可能です。

STEP
クラブごとで目標地点を決め、そこに向かって打つ練習を行う

練習の際は動画を撮影しておくと、どの部分に問題があるかを見極めやすいです。

フルスイングは土台としてアドレスがあり、スイングもビジネスゾーン・ハーフスイングの延長線上にあります。

フォームが乱れるようであれば再び小さい振り幅でのスイング練習に立ち返り反復することがおすすめです。

ゴルフ初心者が上達しにくいNGな練習方法

ゴルフ初心者が上達しにくいNGな練習方法

以下のポイントを押さえないと、練習してもなかなか上達に繋がらない可能性があるので注意しましょう。

  • 目標・目的がないまま練習する
  • フルスイングから練習する
  • ドライバーだけを重点的に練習する

目標・目的を持たずにやみくもに練習すると効率が悪く、上達に繋がりにくいです。

練習する際は「スライスを改善する」など目標を持ち、自分の打球を分析して課題点を考えましょう

フルスイングは振り幅が大きくフォームが崩れやすいため、初っ端から練習するとかえって変なクセがつく可能性があります。

ドライバーは一番飛距離が出るので打つと気持ちが良く、初心者の方は重点的に練習しがちです。

しかし他のクラブとは異なり、ティーアップされたボールをアッパーブローで打つのでスイングのベース作りには適しません

初心者の方は、番手の小さいショートアイアンから練習することがおすすめです。

ゴルフ初心者向けの練習方法を試しても上達しない人は、レッスン受講もおすすめ

練習方法を試してみても上達しない人は、ゴルフスクールでレッスンを受講することもおすすめです。

なかなか練習の成果が出ない原因として、スイングにおける自分の課題点が正しく把握できていない可能性があります。

間違った練習方法を続けると上達に繋がらずにモチベーションが下がってしまうだけでなく、クセがつくリスクも高いです。

ゴルフスクールならインストラクターの目線から、適切に課題点を見出してもらえるので上達スピードの向上も期待できます。

インストラクター指導のもと成功体験を積み上げることで、自分のプレーに対する自信も育てられるのでゴルフがもっと楽しめるようになりますよ!

成功体験を得ながら上達を目指せる
チキンゴルフのレッスン

チキンゴルフLP画像

チキンゴルフでは「楽しむことがスコアUPの最短ルート」という理念のもと、不安を楽しみに変えるゴルフレッスンを提供しています。

チキンゴルフの特徴
  • 「指導」⇔「練習」を反復する練習方式
  • 振り幅が小さいスイングから段階的に習得できる
  • 全店舗高性能シミュレーター付き

チキンゴルフはセミパーソナルレッスンを採用しており、「指導と自主練習を反復」して行います。

他人の目を気にせず練習に集中できるだけでなく、ラウンドにおいて重要な思考力も養うことが可能です。

再現性の高い振り幅が小さいスイングから練習するため、正しく綺麗なフォームを身につけられます。

今なら3,000円(税込)でお試しレッスンもできるので、「普段の練習に役立てたい」「自分のスイングが正しいか気になる」方もぜひお試しください!

\体験レッスンが手ぶらでできる/

ゴルフ初心者の練習方法に関するよくある質問と回答

ゴルフ初心者の練習方法に関するよくある質問と回答は、以下の通りです。

間違った方法で練習すると上達に繋がらないので、疑問点を解消しておきましょう。

ゴルフ初心者はどこで練習を始めるべき?

ゴルフ初心者はどこで練習を始めるべきかは、人それぞれで一概には言えないので自分に合う方法を選びましょう

スクロールできます
打ちっぱなしインドア練習場
メリット・開放的で打った時の爽快感がある
・風の影響など実際のラウンドに近い
・天候・気温関係なく快適
・駅近の好立地であることが多い
・シミュレーターで数値データや動画を確認できる
デメリット・交通の便が悪い場所にあることが多い
・事前予約できないことが一般的
・混雑時には待ちが発生する
・会員にならないと使えない場合が多い
・打ちっぱなしより費用が高め
おすすめな人・家の近くに打ちっぱなしがある人
・ラウンドに近い状況で打ちたい人
・車を持っていない都会在住の人
・自分のスイングを細かく分析したい人
・天候を気にせずに練習したい人

ゴルフは1日で上達するものではないので、金銭面なども含めて続けられる練習場所を探してみてください

ゴルフの打ちっぱなし初心者ガイドはこちら

ゴルフ初心者の練習方法は、アドレスを身につけ振り幅の小さいスイングから始めるのがおすすめ!

ゴルフ初心者におすすめな練習する順番・方法は、以下の通りです。

初心者の方は、まず再現性の高い振り幅の小さいスイングから段階的に正しいフォームを身につけることがおすすめです。

ビジネスゾーン・ハーフスイングで正しいフォームが維持できるようになったら、フルスイングへ移行しましょう。

上記の練習方法を試しても上達しない方は、課題に対するアプローチが間違っている場合があるためゴルフスクールに通うことも選択肢に加えてみてください

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