ゴルフクラブの種類【一覧表付き】!初心者がおさえておきたい特徴や選び方も紹介

ゴルフクラブの種類【一覧表付き】!初心者がおさえておきたい特徴や選び方も紹介

ドライバーやアイアン・ウェッジなど、ゴルフクラブには様々な種類があり、それぞれに役割や特徴があります。

初心者にとっては、これらの違いを理解するだけでも一苦労ですが、よりゴルフを楽しんで上達するためにはまずクラブの種類を知ることが不可欠です。

本記事では、ゴルフクラブの種類とその特徴について分かりやすく解説しているほか、初心者が最低限揃えておくべきクラブセットについても触れています。

ゴルフクラブの種類を理解することで、コースでの戦略が立てやすくなり、ゴルフがより楽しくなるはずです。

この記事を読めば、自分にぴったりのクラブ選びができるでしょう。

この記事の監修者
ボギー馬場さんの本人画像

ボギー馬場

【取得ライセンス】
JGRA

【プロフィール/経歴】

チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。

目次

ゴルフクラブの種類・特徴

下記に、ゴルフクラブの種類や特徴をまとめました。

ゴルフクラブの種類

※タップして詳細ページにスクロールします。

各クラブの特性を理解し、適切に活用することがレベルアップへの近道となります。

ドライバー

ドライバー
特徴・全クラブの中でシャフトが一番長い
・ヘッドが大きくて軽い
・ティーアップして打つ
使用場面ティーショット
飛距離目安男性:200~260
女性:150~200
初心者に
おすすめのクラブ
ヘッド体積
比較的大きめなヘッド
(最大値の460ccに近い体積)

ヘッド形状
重心が低い
シャローフェース

ロフト角
大きめ
(10.5~13.5度)

ドライバーは1番ウッド(1W)とも呼ばれ、最も飛距離を出すことができるクラブです。

各ホールの最初のティーショットで主に使われ、飛距離が出やすい分、左右にも曲がりやすいので苦手意識を持つ人も多いクラブです。

フェアウェイウッド

フェアウェイウッド
特徴・フェアウェイで使用される
・ラフやバンカーでは使用しづらい
使用場面・ティーショット
・長距離のショット
飛距離目安[3W]
男性:180~235
女性:125~180

[5W]
男性:170~210
女性:105~170
初心者に
おすすめのクラブ
5番/7番のクラブ

ヘッドサイズ
大きめ

ソール
丸みのあるもの

フェアウェイウッドとは、ドライバー(1番ウッド)以外のウッドのクラブを指す総称です。

番手は主に下記5種類に分けられ、3~7番の奇数番手のクラブが一般的によく使われます。

  • 3番
  • 4番
  • 5番
  • 7番
  • 9番

ドライバーと同じウッド系のクラブですが、ヘッドがより小さくシャフトも短めになっています。

フェアウェイやボールの浮いたラフ以外のライでは打つのが難しく、ロングホールの2打目で距離を稼ぎたいときによく使われるのがフェアウェイウッドです。

ユーティリティ

ユーティリティ
特徴・ウッドよりも細い”たらこ”みたいな形状
・ラフ/バンカーなど難しい地面からでも打てる
使用場面・ティーショット
・中~長距離のショット
・あらゆるライ
(フェアウェイ/ラフ/バンカー)
飛距離目安[3UT]
男性:180~210
女性:130~170

[4UT]
男性:170~200
女性:120~160

[5UT]
男性:160~190
女性:110~150

[6UT]
男性:150~180
女性:100~140
初心者に
おすすめのクラブ
ウッド型

ユーティリティは、フェアウェイウッドとアイアンの中間的な特徴を持つゴルフクラブで、「UT」「HB(ハイブリッド)」と表記されることもあります。

番手は3番・4番・5番・6番が主流で、ウッドの形状に近い「ウッド型」とアイアンに近い「アイアン型」の2種類があります。

同じロフト角で比較すると、フェアウェイウッドよりも飛距離は出ませんが、ヘッドが小さく芝生の抵抗を受けづらいため、ラフやバンカーでも活用が可能。

特にウッド型はボールを上げやすく、初心者におすすめです。

アイアン

7番アイアン
7番
9番アイアン
9番
特徴・本数のバリエーションが多い
・バックスピンがかかりやすくボールが止まりやすい
使用場面・ティーショット
・近~中距離のショット
・あらゆるライ
(フェアウェイ/ラフ/バンカー)
飛距離目安[5iron]
男性:140~170
女性:80~140

[6iron]
男性:130~160
女性:70~130

[7iron]
男性:120~150
女性:65~120

[8iron]
男性:110~140
女性:60~110

[9iron]
男性:95~130
女性:55~95
初心者に
おすすめのクラブ
7番/8番/9番の
キャビティバックタイプ

ヘッドサイズ
大きめ

ソール幅
広い

アイアンは正確な距離と方向性のコントロールを可能にする重要なクラブで、フェアウェイやラフ・バンカーなどあらゆるシチュエーションで使用できます。

ラウンドの中でも頻繁に使用するクラブで、バックスピンがかかりやすいのでグリーンを狙う際に重宝するクラブです。

一般的にアイアンは下記3つに分類されます。

  • ロングアイアン:~5I 
  • ミドルアイアン:6I、7I
  • ショートアイアン:8I、9I、ウェッジ

番手がひとつ大きくなると飛距離が約10~15ヤードずつ伸びるため、番手ごとの飛距離目安を覚えておきましょう。

ウェッジ

サンドウェッジ
SW
サンドウェッジ
ピッチングウェッジ
PW
ピッチングウェッジ
特徴ヘッドの角度が大きくついている
使用場面グリーン周りの
アプローチやバンカー
飛距離目安[SW]
男性:60~100
女性:40~60

[PW]
男性:80~120
女性:50~80
初心者に
おすすめのクラブ
ヘッドサイズ
大きめ

ソール幅
幅広い

バウンス角
12度以上の大きめのバウンス角

100ヤード以内の短い距離のアプローチ・バンカーショットで活躍し、フルショットで打つより、振り幅を抑えて打つことの多いクラブです。

ウェッジには主に下記4種類があり、ロフトの角度で呼ばれることもあります。

種類ロフト角
(目安)
PW
ピッチングウェッジ
44~47度
AW
アプローチウェッジ
48~53度
SW
サンドウェッジ
55~58度
LW
ロブウェッジ
60度以上

初心者の場合、基本的にPWとSWの2種類があれば十分ですが、上級者になるにつれて1,2本増やしてあらゆる場面に応じて使い分けるようになります。

パター

パター
特徴・番手で分かれていない
・クラブセットに入れるのは1本のみ
使用場面グリーン
初心者に
おすすめのクラブ
少し重さのあるピン型

[ネック形状]
クランクネック
ベントネック

[グリップの太さ]
普通

[重さ]
多少重みのあるもの

パターは、グリーン上でボールを転がしてカップに導くための専用クラブです。

パターには多様な形状が存在し、主に3つの基本タイプに分類されます。

ピン

ピン型

最もオーソドックスな形状で、細長い長方形のヘッドが特徴。

操作性が高く、繊細なタッチを出しやすいのが利点です。

ヘッドが小さいためフェースの開閉がしやすく、微妙な距離感の調整もできます。

マレット

マレット型

ヘッドが大きく重心が深いのが特徴です。

フェース裏に重心を集中させた設計により、真っすぐ打ち出しやすく、ストロークが安定します。

直線的に振りやすくフェースが開閉しにくいため、ストロークが不安定な方におすすめです。

ネオ
マレット

ネオマレット型

マレット型よりもさらに大きなヘッド形状です。

フェースのブレや距離のロスが少なく、方向性と距離感をつかむのが苦手な方におすすめです。

ゴルファーの個人的な好みやスイングの特性によって、最適なパターのタイプは異なるので、可能であれば実際に試打してみると良いでしょう。

ゴルフクラブの番号は何を意味してる?

ゴルフクラブの番号の意味

パターを除く各クラブには番手と呼ばれる番号が付いており、この番号はクラブの性能を示す重要な指標です。

一般的に小さな番号のクラブを使用すると、ボールは低い弾道で遠くまで飛びます。

つまり5番アイアンは、9番アイアンよりも遠くへ飛ばすことができます。

一方大きな番号のクラブでは、ボールは高く上がりますが飛距離は短めです。

ただしウェッジの場合は、番手ではなくロフト角を示した数字が書かれています。

同じく数字が大きいほど高弾道で飛距離が落ちますが、アイアンで書かれている番号とは意味が異なるので注意してください。

ウェッジには下記のようにアルファベットが書いてあるクラブもありますが、こちらはロフト角の代わりにクラブの種類を表したものです。

ウェッジに記載のアルファベット
ピッチングウェッジ(○つき)
P
(ピッチングウェッジ)
サンドウェッジ(○つき)
S
(サンドウェッジ)


初心者が知っておくべきクラブ選びのポイント

初心者がクラブ選びをする際に、大事なポイントは下記4つです。

  • クラブごとの特性や飛距離を把握する
  • 種類ごとにメーカーを統一してバランスを揃える
  • 無理に14本入れず必要最小限にとどめる
  • 自分の苦手なクラブを外す

ドライバーやアイアン・ウェッジなど、それぞれのクラブには独自の役割があり、飛距離も異なるためこれらを理解することで、コース攻略の戦略を立てやすくなります。

また同じメーカーのクラブを使用することで、スイングの一貫性が保たれプレーの安定性が向上するでしょう。

上記で挙げた4つのポイントを意識してクラブ選びを行うことで、初心者でもゴルフを楽しみ、そして上達への近道を見つけることができます。

自分に合ったクラブセットを見つけることは、ゴルフ上達の重要な一歩となるはずです。

詳しい内容は「クラブセッティング」の記事をチェックしてみてください。

クラブセッティングについてはこちらから

初心者が揃えておきたいゴルフクラブの種類

初心者向けセッティング

ゴルフ初心者におすすめのクラブセットは下記の通りです。

  • ドライバー
  • ユーティリティ 1本
  • アイアン(7番・9番)
  • ピッチングウェッジ
  • サンドウェッジ
  • パター

初心者の段階だと多くのクラブを持つよりも、必要性が高く打つ難易度も低いクラブに限定して持っておくと良いでしょう。

上達に伴い足りない部分を補うようにクラブの種類を増やしていくことで、より多彩なシチュエーションに対応できるようになります。

ゴルフクラブの種類で悩んだらプロに相談しよう!

ゴルフクラブには様々な種類があり、初心者は選択肢が多すぎて戸惑うこともあるでしょう。

それぞれのクラブには特徴や用途があり、自分のプレースタイルや技術レベルに合ったものを選ぶことが重要です。

しかし知識が不足していると自分に合っていないクラブを購入してしまうリスクもあるので、悩んだらプロに相談することをおすすめします。

スイングやプレースタイルを分析し最適なクラブを提案してくれるだけでなく、予算や目標に合わせた適切なアドバイスもくれるでしょう。

ぜひプロの知識と経験を活用して、あなたにぴったりのゴルフクラブを見つけてください。

“不安”を”楽しみ”に変える
チキンゴルフのレッスン

チキンゴルフLP画像

チキンゴルフは「全打席高性能シミュレーター付き」の環境で、セミパーソナルレッスンを行っているゴルフスクールです。

下記用品も無料レンタルが可能なので、仕事帰りでも気軽に通えます。

無料レンタル用品
  • ゴルフクラブ
  • シューズ
  • ウェア
  • ミネラルウォーター

またレッスンを通じて各クラブの特性や使い方を学べるほか、個々のスイングやプレースタイルに合わせて、最適なクラブ選びのアドバイスも行っています。

「ゴルフクラブの種類選びに悩んでいる」「クラブセッティングが合っているか不安」という方、まずはチキンゴルフにご相談ください!

\ゴルフ未経験者も大歓迎!/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次