ゴルフの練習をするとなると、打ちっぱなしでの練習が一般的です。
しかし、初めて打ちっぱなしに訪れる人は「どのように受付をすれば良いのか」「何か注意するべきことはないのか」など不安を抱えることも多いでしょう。
本記事では、ゴルフの打ちっぱなし初心者が知っておくべき重要なポイントについて、詳しく解説します。
練習場の選び方から効果的な練習方法、注意すべきマナーなど幅広く紹介しています。
打ちっぱなしでの練習を通じて、楽しみながらゴルフ上達への道を歩んでいくためにも、ぜひ参考にしてください。

ボギー馬場
【取得ライセンス】
・JGRA
【プロフィール/経歴】
チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。
ゴルフの打ちっぱなしとは|一人で初めて行っても恥ずかしくない

ゴルフの打ちっぱなしとは、ゴルフボールを繰り返し打つことができる屋外の練習場を指します。
- 自分のペースで練習に集中できる
- 道具のレンタルが可能
- ゴルフ初心者にも適している
打ちっぱなしでは基本的にボールを自分で回収する必要がなく、ボールを打つことに集中できます。
またクラブやグローブといった道具のレンタルも可能な練習場であれば、仕事帰りでも手ぶらで立ち寄れます。
解放的な空間での練習になりますが、他の利用者も自身の練習に集中しているため、周りの目を気にする必要がなく、ゴルフ初心者の方が1人で行っても全く問題ありません。
別の練習場として「インドアゴルフ」もあり、「交通の便」「機器を使った細かい分析」などで打ちっぱなしより優れているため注目を集めています。
打ちっぱなしでゴルフを練習する際の一連の流れとかかる時間・料金まで紹介
打ちっぱなしで練習する際の一連の流れとかかる時間・料金は、以下で紹介しています。
練習場に到着してから帰宅するまでの一連の流れ

練習場に到着してから帰宅するまでの一連の流れは、以下の通りです。
練習場に到着後、受付で利用登録を行います。
その後、打席料やボール代の支払いに使用するプリペイドカードを購入します。
※練習場によって支払方法が異なる場合もあります。
自分の用具を持っていない方は、クラブやグローブをレンタルできます。
受付時にレンタルをしたい旨を伝えてください。
受付で空いている打席を自由に選べます。
初心者の方は、人が比較的少ないとされている2階打席(ある場合)を選ぶのがおすすめです。
打席に到着後、ボールを購入しますが、多くの練習場では、自動販売機やオートティーアップ機でプリペイドカードを使って購入します。
スイングや弾道を確認しながら打ち込む。
練習が終わったら、レンタルクラブとボールカゴを指定の場所に返却します。
最後に受付で精算を行い、残額があればカードを返却するか次回のために保管します。
打ちっぱなしによってはプリペイドカード以外の方法でボールを確保する場所もあります。
初めて来た旨を伝えれば受付で使用方法の説明を受けられるので、遠慮せずに受付で確認しましょう。
ゴルフの打ちっぱなしにかかる時間・料金

ゴルフの打ちっぱなしでかかる時間や料金は練習場によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 受付・ウォーミングアップ | 10分~ |
| 練習 | 30分~2時間 |
| 片付け・清算受付 | 10分~ |
打ちっぱなしの所要時間は平均30分から2時間程度となっていますが、打つボールの数や各々の体力によって変動します。
料金は打席料やボール・クラブをレンタル料などを含めると、1回あたり3,000円程度が平均的な価格になるでしょう。
多くの練習場では定額制・回数券・時間制打ち放題といったお得なプランを提供しており、上手く利用することでコストを抑えることも可能です。
打ちっぱなしで練習する際にあると便利な持ち物・服装|手ぶらでも問題なし

打ちっぱなしの練習場では、ほとんどの用具がレンタル可能なので、準備は特に必要ありませんが、以下のようなアイテム・服装であれば快適に練習できるでしょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ゴルフクラブ | ・アイアン ・ドライバー ※持っているクラブ全てを持っていかなくてもOK |
| シューズ | スニーカーでも問題なし |
| グローブ | レンタルを行っていない場所もあるので、持参がおすすめ |
| タオル | 特に夏場は汗を拭くため必須 |
| 帽子 | 日よけや汗止め対策 |
服装に関しては、動きやすい服装やスニーカーであれば問題はありませんが、ジーンズやサンダルなど動きにくい服装は避けた方が良いでしょう。
ゴルフ初心者の方は道具レンタルを利用し、慣れてきたら徐々に自分の用具を揃えていくのがおすすめです。
打ちっぱなし初心者におすすめ!練習場の選び方

打ちっぱなし初心者の方は、練習場を選ぶ際に以下のようなポイントを抑えることが大切です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 設備の充実度 | ・施設自体や打席の広さ、照明の明るさ ・オートティーアップ機能付きの打席 ・スイング診断機がある |
| 施設の清潔さと雰囲気 | ・定期的な清掃など綺麗に施設が管理されている ・リラックスして練習できる雰囲気か確認する |
| アクセスの良さ | 無理なく継続的に練習をするためには、自宅や職場からのアクセスが良いか |
| 営業時間 | 早朝や深夜まで営業している練習場で自分のライフスタイルに合わせて練習できる |
| 料金 | ・打席料を確認する ⇒打席料(通常1時間あたり300円~500円程度) ⇒ボール代(1球あたり10円~20円程度) |
打席数が多く、長い距離を打てる打ちっぱなしは初心者におすすめです。
待ち時間も抑えられて、ボールの弾道もよく見えるので、快適に練習することができます。
またオートティーアップ機能があると、ティーの高さを細かく調整することができるので、自分に合ったティーの高さを見つけることができます。
ただし通い続けるには「アクセスの良さ」が最も大事なので、家の近くに打ちっぱなしがある場合はそこを選ぶので問題ありません。
自分の目的や予算に合わせて、重要度の高い条件から優先的に選んでいくのがよいでしょう。
初心者が「恥ずかしい」と感じるのは最初だけ|安心して始めるコツ
ここからは以下の観点から打ちっぱなしを安心して始めるための心構えについて紹介します。
打ちっぱなしで恥ずかしいと感じるのは最初だけなので、勇気を出して踏み出してみましょう。
ダフリやチョロは当たり前!周囲はほとんど気にしていない
ゴルフ初心者にとって、ダフリ(地面を叩くミス)やチョロ(ボールが少ししか飛ばないミス)は避けて通れないものです。
どんな上級者でも、最初は誰もが通る道ですが、「他の人に見られたら恥ずかしい」「下手だと思われたらどうしよう」と気にしてしまう人は少なくないでしょう。
しかし実際のところ、周囲の人たちは自分のスイングに集中しており、他人のミスにはほとんど関心がありません。
練習中は次のショットやフォームの修正で頭がいっぱいで、誰かがダフっても「自分もあるある」と思う程度です。
ゴルフは失敗を繰り返しながら成長していくスポーツです。
ミスショットを恐れず、「なぜダフったのか」「次はどうすればいいか」と考えながらプレーすることが大切です。
恥ずかしい気持ちは最初だけで、練習に集中すれば自然になくなる
「周りに見られている気がして恥ずかしい」「下手だと思われそう」と感じるのは、誰もが通る初心者のステップです。
しかし、恥ずかしさや不安は最初のうちだけで、ボールを打つことやフォームの確認に集中しているうちに、自然と薄れていきます。
恥ずかしさを克服するコツは、周りの目ではなく自分の成長に意識を向けることです。
「昨日よりまっすぐ飛んだ」「前より芯に当たった」といった小さな進歩を実感できるようになると、他人の視線は気にならなくなります。
焦らず一球一球に集中し、自分のペースで練習を重ねることが上達への一番の近道です。
ゴルフの打ちっぱなし(練習場)で初心者が注意すべきマナー
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初心者に限らずゴルフの打ちっぱなしでは、以下のようなマナーを守りましょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 静かに練習する | 練習場では、集中して練習している方が多いため、大声で話す・携帯電話での通話は控える |
| 打席を清潔に保つ | 私物や空のペットボトルなどのゴミは、必ず持ち帰るか指定の場所に捨てる |
| 順番を守る | 順番待ちのシステムがある場合はルールを守り、順番を抜かさないようにする |
| 安全に配慮する | 大きな素振りや、バックスイングで隣の打席に入り込むような動作は避ける |
| レンタル用品を大切に扱う | レンタルクラブやその他の用品は丁寧に扱い、使用後は確実に返却する |
ゴルフのラウンドを回る際はマナーも重視されるので、スキル向上と同様に、これらのマナーも上達の一部だと考えて打ちっぱなしを活用しましょう。
ゴルフ初心者向け|打ちっぱなしでのおすすめの練習方法

ゴルフ初心者向けの打ちっぱなしでおすすめ練習方法は、以下の通りです。
まずは以下の要素に気を配りながら、正しいアドレスを練習しましょう。
- ボール位置
- スタンス幅
- 重心
- グリップ
- 手元の位置
- 前傾姿勢
- 3つのライン
- 両腕の垂らし具合
正しいアドレスについては以下で詳しく解説しているので、併せて参考にしてみてください。
最初からフルスイングで振るのではなく、まずは再現性の高い短い振り幅から練習して適切にインパクトができているか確認しましょう。
- ビジネスゾーン
- ハーフスイング
- フルスイング
最初のうちは、短い振り幅でしっかりミートさせることを意識した練習が適切です。
飛距離を求めすぎて間違ったスイングが身についてしまうと、後から矯正するのが大変になるため注意しましょう。
まずはショートアイアンを使って、ビジネスゾーン(腰から腰の振り幅)で綺麗に当てることを重視します。
トップやダフリをしたときの手ごたえや打音と、ナイスショット時の感触の違いを把握することを目標にしましょう。
球数は1日100球程度を目安に、丁寧に打ち込むのがおすすめです。
正しいアドレスやビジネスゾーンなどの短い振り幅でのスイングを理解したうえで練習に取り組めば、ショットの安定にも繋がります。
ある程度インパクトできるようになったら、目標物を決め、そこを狙って打つ練習方法を行いましょう。
目標に対する距離のズレだけでなく、左右のズレも把握して矯正するのが大切です。
打ち急ぎの癖を無くすために、以下のリズム感でカウントしながらスイングしましょう。
- 「1」:構えた時
- 「2」:バックスイング
- 「3」:ダウンスイング
自分のスイングを動画で撮影し、確認することは非常に効果的です。
隣の打席の邪魔にならないようにスマホで撮影し、上手い人のスイングと比較してみましょう。
また練習前後には、怪我の予防と柔軟性向上のため、肩・腰・手首を中心としたストレッチを必ず行ってください。
特に肩甲骨まわり・腰のひねり・手首の回旋を意識すると、可動域が広がりミスショット防止にもつながります。
楽しみながら上達したいゴルフ初心者は打ちっぱなしとレッスンの併用もおすすめ
ゴルフの打ちっぱなし練習は、以下のようなメリットがあるので、初心者にとって基本的なスキルを磨くのに効果的といえるでしょう。
- 自分のペースで練習に集中できる
- 道具のレンタルが可能
- ゴルフ初心者にも最適
しかし、自己流の練習だけでは正しいアドレスが習得できずに、フォームの乱れ・誤ったクセが身につく可能性があります。
効率的に上達するためにも、打ちっぱなし練習とインドアでのレッスンを併用していくのがおすすめです。
打ちっぱなしでは自分のペースで練習が可能で、インドアでのレッスンは自分では気づきにくい問題点を指摘してもらえ、効果的な練習方法を学べるでしょう。
レッスンで得た知識や技術を実践することで、練習にも明確な目標ができ、モチベーションの維持にもつながります。
ゴルフを楽しみながら上達したい初心者の方は、チキンゴルフのレッスンもご検討ください。
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5,6人のグループレッスンだと十分な指導の確保が、1対1のパーソナルだと自ら考えながら練習する時間の確保が難しいです。
一方、セミパーソナルであれば指導と自主練習をバランスよく取り入れることが可能。
パーソナルレッスンだと回数制であることが多く、上達できないまま卒業になってしまう恐れも。
チキンゴルフは通い放題なので、セミパーソナルによる丁寧な指導と十分なレッスン回数を両立させられます。

なかなかゴルフが上達できずに悩んでいる人や、これからゴルフを始めようとしている人は、ぜひチキンゴルフの体験レッスンにお越しください!
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