ゴルフのトリプルボギーとは│規定打数より3打多く打った際のスコア

ゴルフのトリプルボギーとは、各ホールの規定打数(パー)より3打多く打った際のスコアを指します。
各ホールのパー別に見ると、トリプルボギーのスコアは以下のとおりです。
| 規定打数(パー) | トリプルボギーのスコア |
|---|---|
| パー3(ショートホール) | 6打 |
| パー4(ミドルホール) | 7打 |
| パー5(ロングホール) | 8打 |
100切りや110切りを目指すうえでは、トリプルボギー以上の大叩きをいかに減らせるかが重要です。
ミスが出た際も無理に挽回しようとせず、トリプルボギー以上を最小限に抑えるコースマネジメントを意識することで、スコアを安定させやすくなります。
一方、ゴルフを始めたばかりの初心者であれば、まずは各ホールをトリプルボギー以内で回ることを目標にするのもよいでしょう。
トリプルボギーの略称・俗称
トリプルボギーは、以下のような略称や俗称で呼ばれることがあります。
- 一般的な略称:トリ
- 俗称:グラウス
トリプルボギーの略称である「トリ」は非常に一般的な呼び方であり、ラウンド中の会話でも頻出します。
ラウンド中も「今のホールはトリだった」「なんとかトリで収まった」のように使われるため、覚えておくとゴルファー同士の会話を理解しやすくなるでしょう。
一方、「グラウス」もトリプルボギーを表す俗称のひとつですが、「トリ」と比べると使用される機会は少なく、現在のゴルフシーンではあまり一般的な呼び方ではありません。
全部トリプルボギーペースのスコアは126打
1ラウンドすべてのホールをトリプルボギーでラウンドした際のスコアは126打です。
初心者の場合、トリプルボギーペースの126打をひとつの目安にするとよいでしょう。
また、トリプルボギーを比較的安定して取れる場合は、いくつかダブルボギーやボギーが出ることを想定して120切りを次の目標にするのもおすすめです。
ただし、実際のラウンドではトリプルボギーより悪いスコアになるホールも出てきます。
最初から+4以上のスコアがいくつか出ることを想定することで心理的な余裕が生まれるでしょう。
トリプルボギーの次のスコアは「クアドラプルボギー」
トリプルボギーの次のスコア(規定打数(パー)+4打でホールアウトした際のスコア)は「クアドラプルボギー」といいます。
ただし、ボギー・ダブルボギー・トリプルボギーとは異なり、「クアドラプルボギー」と表現する方は少数派であり、「8回」など数字で表されることが多いです。
また、パー4の+4のスコアは8打ですが、これを「ダブルパー」とも表します。
ダブルパーとは各ホールの規定打数×2打でホールアウトした際のスコアを指し、トリプルボギーの次の打数となることがあります。
ゴルフでトリプルボギーを打たないためのコツ
ゴルフでトリプルボギーを打たないためのコツは、以下の4つです。
110切りや100切りを達成するためには、いかにトリプルボギーを減らせるかが重要です。
ここでは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。
ティーショットでOBを打たない
トリプルボギーを打たないためには、ティーショットでOBを打たないことが大切です。
ティーショットがOBだと、そこからパーを取らないとトリプルボギー以上のスコアになってしまいます。
しかし、100切りや110切りを目指す方の場合、狙ってパーを取ることは簡単ではありません。
ティーショットでOBを打たないためには、ドライバーを曲げない技術だけでなく、以下のようなマネジメントも重要です。
- OBとは逆方向のフェアウェイやラフを狙う
- 狭いホールではユーティリティやアイアンを使う
ドライバーの精度や各ホールの特徴を踏まえ、ターゲット方向やクラブを判断しましょう。
無理に2オンや3オンを狙わない
無理に2オンや3オンを狙わないことで、トリプルボギーを避けられる確率が高まります。
残り200ヤードといった距離のある場面や、急斜面や深いラフなどの難しいライで無理にグリーンを狙うと、チョロやダフリでまったく進まず、1打を無駄にしてしまう可能性があります。
たとえば、パー4であれば無理に2オンを狙うのではなく、3オン・4オンを目指して2パットで収めれば、ボギー(5打)やダブルボギー(6打)でホールアウトできます。
自信がない距離やライが悪い場面では、短いアイアンで確実にフェアウェイや花道に置き、ボギーオン・ダブルボギーオンを狙うことも検討しましょう。
池やバンカーを徹底して避ける
池やバンカーを徹底して避けるマネジメントにより、トリプルボギーを打ちにくくなります。
池や川などのペナルティエリアに打ち込むと1打罰となる可能性が高く、ダブルボギー以内でホールアウトできる確率が下がります。
また、バンカーに入れると一発で脱出できず、何度も打数を無駄にしてしまう可能性があるでしょう。
バンカーからホームランを打ってOBになるリスクまで考慮すると、グリーン周りにバンカーがある場合は無理に狙わず、花道に刻むマネジメントも有効です。
難しいクラブは使わない
難しいクラブは使わず、ショートアイアンなどのやさしい番手だけでマネジメントすると、トリプルボギーを避けやすくなります。
フェアウェイウッドやロングアイアンなど、難易度の高いクラブを使うと、チョロやシャンクが出る可能性があります。
結果的にまったく進まず1打を無駄にしたり、OBに入ったりしてスコアを崩すケースが少なくありません。
ドライバーと7番アイアン以下のクラブだけでも、十分に3オン・4オンのボギー・ダブルボギーを狙えます。
キャディバッグに入っていると低い確率にかけて難しいクラブを握ってしまう方は、最初から自宅に置いてくることも検討しましょう。
ゴルフのトリプルボギーに関するよくある質問
ゴルフのトリプルボギーに関するよくある質問には、以下のようなものがあります。
ここでは、それぞれの質問に詳しく回答します。
トリプルボギーの記号は?
ボギーやダブルボギーとは異なり、トリプルボギーにはスコア表記上の記号を用いず、「+3」と数字で表すことが一般的です。
パーは±0であり、そこから3打多く打ったという意味で「+3」が用いられます。
同様にトリプルボギーよりも悪いスコアは「+4」「+5」など数字で表記されることが多いです。
トリプルボギーカットとは?
トリプルボギーカットとは、コンペなどでハンディキャップを計算する際に各ホールのスコアに上限を定めるルールです。
たとえば、新ペリアなどのハンディキャップ方式において、特定のホールで+4以上のスコアを打っても、ハンディキャップの計算ではトリプルボギー扱いになります。
ハンディキャップの算出において必ずしもトリプルボギーカットが採用されるわけではなく、実際の計算方法はコンペのルールによって異なります。
実態としては、各ホールの規定打数(パー)の2倍がハンディキャップ算出時のスコア上限となる「ダブルパーカット」が採用されるケースもあります。
トリプルボギーは悪いスコア?
トリプルボギーが悪いスコアかどうかは、ゴルファーのレベルによって異なります。
たとえば、シングルやプロレベルの上級者の場合、ラウンドで1度も出したくない悪いスコアといえるでしょう。
一方、スコア140といった初心者にとっては決して悪いスコアではありません。
また、100切りを目指すレベルでも、1ラウンドに1~2回のトリプルボギーは想定すべきでしょう。
ただし、110切りや100切りを目指す方にとって、できる限り避けるべきスコアであることは間違いありません。
「いかにトリプルボギーを打たないか」を意識してプレーできれば、110切りや100切りが大幅に近づくでしょう。
トリプルボギーを打たないことがスコアアップへの近道!
トリプルボギーは、各ホールの規定打数(パー)+3打でホールアウトした際のスコアであり、全部トリペースだと126打となります。
110・100切りを目指す場合、いかにトリプルボギーを打たないかがスコアアップのカギとなります。
トリプルボギーを避け、ダブルボギーで安定して回れるようになれば、十分に100切りも見えてくるでしょう。
また、正しいスイングやマネジメントを身につけ、110切りや100切り・90切りを達成したい方は、第三者の視点からアドバイスを受けられるゴルフスクールの活用がおすすめです。
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ボギー馬場
【取得ライセンス】
・JGRA
【プロフィール/経歴】
チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。

