バウンスとは?意味・角度の違いをゴルフ初心者向けに徹底解説

バウンスとは?意味・角度の違いをゴルフ初心者向けに徹底解説
目次

バウンスとは|ソールにあるふくらみの部分のこと

バウンスとはソールにあるふくらみの部分のことで、クラブを地面に置いた際に最初に接地する部分を指します。

バウンスの役割は、以下の通りです。

  • 芝や地面にクラブヘッドが刺さるのを防ぐ
  • ソールが滑り、振り抜きやすくなる
  • アプローチやバンカーでのミスを軽減

またクラブフェースのリーディングエッジ(刃の部分)と、ソールの最も低い部分(バウンスの頂点)との角度差をバウンス角と呼びます。

バウンスとは

特にアプローチやバンカーではクラブが地面に入り込みやすいため、バウンス角があるとソールが滑ってくれることで刺さりを防ぎ、ショットの安定性が向上します。

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ハイバウンスとローバウンスの違い

ウェッジのバウンス角は、大きく以下2つに分けられます。

スイングタイプやコース状況に応じて最適なバウンス角は異なるため、自分に合う角度を知るためにも参考にしてください。

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ウェッジの角度とは?初心者におすすめの選び方や種類別の使用場面を紹介!

ハイバウンス

ハイバウンスとは、目安バウンス角が12〜16度程度あるウェッジを指します。

ソールの出っ張りが大きく、地面にしっかり接地しやすいため、クラブが滑るように抜けやすいという特徴も。

またハイバウンスのウェッジは、以下のようなゴルファーに適しています。

  • バンカーで砂を多く取りすぎて脱出できない人
  • アプローチでザックリのミスが多い人

このようにバンカーやアプローチでリーディングエッジが地面に刺さってダフってしまう人は、ダフリをカバーできるハイバウンスのウェッジがおすすめです。

ローバウンス

ローバウンスは、目安バウンス角が6〜10度程度あるウェッジを指します。

ソールの出っ張りが小さいため、地面への接地面積が少なく、クラブが芝や砂に深く刺さりやすい設計になっています。

ローバウンスが向いているゴルファーの特徴は、以下の通りです。

  • アプローチでハンドレイト気味に構える人
  • フェースを開いてアプローチを打ちたい人

ハンドレイト気味で構える人の場合、ハイバウンスのウェッジを使うと逆に抵抗が大きくなりクラブが跳ねてしまうため、ローバウンスのウェッジがおすすめです。

またフェースを開いてアプローチを打ちたい人も、ハイバウンスだとリーディングエッジが浮いてしまうので、ローバウンスのウェッジを使うのが良いでしょう。

ただしソールの滑りが少ない分、ダフリやザックリといったミスが出やすくなるため、正確なインパクトが求められる点には注意が必要です。

ローバウンスは、スイングの再現性に自信がある中級者以上のゴルファーに向いています。

バウンスを理解すれば、失敗しないクラブ選びやショートゲームが安定する!

バウンスの役割は、以下の通りです。

  • 芝や地面にクラブヘッドが刺さるのを防ぐ
  • ソールが滑り、振り抜きやすくなる
  • アプローチやバンカーでのミスを軽減

バウンスの特徴を正しく理解することで、クラブ選びの精度が高まり、アプローチやバンカーといったショートゲームの安定感が格段に向上します。

例えばアプローチでダフリが生じやすい人はハイバウンスを選ぶことで、クラブが地面に刺さるのを防ぎ、スムーズに振り抜けるショットが可能になります。

一方で、フェースを開くなどテクニック重視でアプローチを打ちたい人は、 ローバウンスのほうが操作しやすいでしょう

このようにスコアアップを目指すなら、ロフト角だけでなくバウンス角にもぜひ注目してみてください。

チキンゴルフバナー
この記事の監修者
ボギー馬場さんの本人画像

ボギー馬場

【取得ライセンス】
JGRA

【プロフィール/経歴】

チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。

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