パーソナルゴルフレッスン「Chicken Golf(チキンゴルフ)」を展開する株式会社クリア(本社:東京都渋谷区 代表取締役:勝沼 潤)は、運営メディア「ゴルフの学び舎」にて、「スイング動画の活用に関する実態調査」を実施しました(調査期間:2025年10月)。
「スイングを客観的に見直したい」「自己流の練習だけでは限界を感じる」といった悩みは、経験やスコアに関係なく多くのゴルファーが抱えているものです。
こうした悩みに対する解決方法として最近では、スマホやアプリを使って自分のスイングを分析するゴルファーも増えています。
そこで本調査では、全国の男女160人を対象に、スイング動画の撮影・分析・セルフチェックの実態や、その効果に対する意識を調査。
フォーム改善の実感度や練習方法の違い、さらにはスコアアップへの影響まで、ゴルファーが抱えるリアルな自己分析の現状を明らかにしました。

スイングの撮影はスマホが主流
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スイングフォームの確認方法として、最も多かったのは「スマートフォンのカメラ機能を使う」で65.6%となっています。
次いで、「同伴者や友人に撮ってもらう」が60.6%となっており、練習場やコースなど身近な環境で撮影・チェックを行う傾向が見られます。
近年はスマートフォンのカメラ性能が大幅に向上しており、特別な機材や専用アプリを使わなくても、自分のスイングを簡単に可視化できる環境が整っています。
こうした手軽さが、スイング改善に取り組むゴルファーの新しい練習方法の一つとして定着しつつあるといえるでしょう。
95.1%が「動画で見る自分のスイングにギャップを感じた」と回答

動画で自分のスイングを確認した際、95.1%のゴルファーが「想像していたフォームと実際の動きにギャップを感じた」と回答しました。
スコア別に見ると、どのレベルでも「多少ギャップを感じた」が最多となりましたが、傾向には差が見られます。
| ベストスコア/ギャップ | ほとんど感じなかった | 多少ギャップを感じた | 非常に大きなギャップを感じた |
|---|---|---|---|
| 70台以下 | 1 | 4 | 4 |
| 80〜90台 | 3 | 18 | 19 |
| 100〜120台 | 1 | 47 | 29 |
| 130〜140台 | 0 | 6 | 4 |
| 150以上 | 2 | 3 | 5 |
| ラウンド未経験 | 1 | 8 | 5 |
特にスコア100〜120台の中級層では「ギャップを感じた」と回答した割合が高く、フォームを意識的に整え始める層ほど、理想とのズレを明確に自覚しやすい傾向にあるといえるでしょう。
動画を見たときにどんな印象を持ったかという質問には、以下のような声が寄せられています。

思っていたよりも体の回転が浅く、腕だけで振っているように見えた。トップの位置も不安定で、リズムが速すぎることに気づいた。



思っていたより捻転ができていない(腕で上げている)、早く前を向いてしまっていて胸を残せていない



動画を見た際の衝撃は、自分が頭で描いていた理想のスイングと現実の動きとの大きなギャップでした。
優雅でゆったりとしたスイングをイメージしていましたが、実際はクラブを急いで上げ、手先で操作し、全体的に小さくまとまった不安定な動きとして記録されていました。
このように自分の感覚と実際のフォームの差を見て理解できることが、動画でフォームをチェックする価値だといえます。
頭の中のイメージだけで修正を試みるよりも、客観的な映像をもとに課題を把握することで改善の方向性をより正確につかめるようになるでしょう。
動画を見た後の行動では、「自主練でフォーム改善に取り組んだ」が79.4%


スイング動画を確認した後の行動では、「自主練でフォーム改善に取り組んだ」が最多の79.4%となっています。
次いで、「レッスンで修正を行った」が17.5%、「何もしていない」は3.1%にとどまり、動画を見たことが練習への意欲や行動につながっているといえます。
特に「自主練でフォーム改善に取り組んだ」と回答した人の多くは、以下のように映像を通じて初めて気づいた自分の課題を、実際の練習で修正しようとしていることがうかがえます。



もっとスムーズに振ってると思ってたし、体がこんなに開いてたなんてと思ったし、クラブの軌道が全然違うという印象を持ちました。



初めてスローでみたとき、インパクトからフォローにかけて肘が変に曲がっており、窮屈な打ち方をしていることに気づいた。



自分ではしっかり振っているつもりでしたが、実際の映像を見ると体の回転が不十分で、腕だけで振っているような印象でした。トップの位置も浅く、思っていたよりもスイングが小さく見えました。
感覚では気づけなかった課題を可視化できることで、意識的に修正へ取り組みやすくなり、継続的な改善の流れが生まれているといえるでしょう。
79.4%の人が「フォームが改善した」と回答


スイング動画を活用して練習に取り組んだ人のうち、79.4%が「フォームが改善した」と実感していることが分かりました。
一方、「あまり変わらない」は18.1%、「全く変わらない」は2.5%と少数にとどまりました。
この結果から、動画を用いたセルフチェックが、多くのゴルファーにとってフォーム改善の有効な手段になっていることがうかがえます。
変化を感じた内容は「スイングが安定した」「見た目が良くなった」「ミスショットが減った」が上位に
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動画を活用して変化を実感したことで最も多かったのは「スイングが安定した」42.5%で、次いで「見た目が良くなった」40%、「ミスショットが減った」31.9%と続きました。
この結果から、動画を通じて自分のスイングを確認することが、フォームの再現性や安定性を高める有効な手段となっていることが分かります。
映像で自分の動きを客観的に見ることで、感覚では気づけなかった課題を明確にし、意識的に修正へとつなげる流れが生まれているといえるでしょう。
動画のセルフチェックは手軽で効果的。55.6%がそのメリットを実感


フォーム改善において「動画を使うのは最も手軽で効果的な方法」と回答した人が55.6%にのぼり、過半数がそのメリットを実感していることが分かりました。
この結果から、動画を使ったセルフチェックは誰でも始めやすく、効果を感じやすい練習法として浸透しつつあるといえます。
一方で、「続けるのが難しい」と感じる人も約4人に1人おり、撮影や見返しをどれだけ習慣化できるかが、上達のポイントになっているようです。
動画を通して気づいた「意外な発見」や「自分の変化」とは?
動画を通じてスイングを確認したゴルファーの多くが、自分では気づけなかった発見や変化を実感しています。
実際の回答では、以下のようなフォームの癖や修正の効果を客観的に理解できるようになったといった声が多数見受けられました。



フォームを修正したときに動画をチェックすることで、自分で思っている理想のスイングに少し近づいたので、自信を持ってコースで打つことができてスコアの安定につながった。
動画を撮ると、自分が思っているのと違うスイングの修正をしていたりすることに気がつけることもあるのでいいことだと思います。



動画で自分のスイングの癖、特にトップでの右肘の開きを意識して修正しました。
スイングが安定し、以前は100を切るのがやっとだったスコアが、コンスタントに90台前半で回れるようになりました。
具体的には、ベストスコアが98から92に更新され、平均スコアも5打ほど良くなった実感があります。



平均飛距離が7〜10ヤードほど伸び、アイアンの番手ごとの距離が安定するようになりました。
スコアも以前より5打ほど改善し、100切りが見えてきたことで自信につながっています。
フォームの変化を客観的に見て確認することで、改善点だけでなく「成長の可視化」や「練習へのモチベーション維持」につながり、結果としてスコアアップにも効果をもたらしているといえるでしょう。
94.4%が「今後も動画でスイングをチェックしたい」と回答


動画によるセルフチェックを今後も続けたいと回答した人は94.4%にのぼり、ほとんどのゴルファーが動画チェックを継続的な習慣としていることが分かりました。
この層は基礎的なスイング技術を身につけつつ、もっと安定したフォームを身につけたい段階にあり、上達意識の高さが動画活用を後押ししていると考えられます。
| ベストスコア | 強く思う | どちらかといえば思う | あまり思わない | 全く思わない |
|---|---|---|---|---|
| 70台以下 | 2 | 5 | 2 | 0 |
| 80〜90台 | 22 | 16 | 2 | 0 |
| 100〜120台 | 31 | 42 | 3 | 1 |
| 130〜140台 | 3 | 7 | 0 | 0 |
| 150以上 | 1 | 9 | 0 | 0 |
| ラウンド未経験 | 4 | 9 | 1 | 0 |
また、70〜90台の上級者層でも動画チェックの継続意向が高く、フォーム微調整やスイングルーティン確認のツールとして定着していることがうかがえます。
このように動画によるセルフチェックはスキルレベルに関係なく、多くのゴルファーに活用されている方法といえます。
スイング動画のセルフチェックは上達への第一歩。レッスンと組み合わせて効果を最大化しよう
スイング動画によるセルフチェックを行ったゴルファーほど、フォーム改善を実感する割合が高いことが今回の調査で明らかになりました。
映像を通して自分の動きを客観的に確認できることで、感覚に頼った練習よりも修正ポイントを明確にしやすく、効率的にフォームを整えられる傾向が見られます。
一方で、自主練のみで修正を行った127人のうち、「大きく改善した」と回答したのはわずか4%(5人)にとどまりました。
この結果から、動画を活用するだけでも一定の効果はあるものの、自己流の範囲では改善が限定的になりやすいことが分かります。
自分のスイングをより効果的に改善するには、動画によるセルフチェックで課題を把握し、レッスンで正しい動きを身につける流れが最も効率的です。
最近の主流であるインドアゴルフでは、シミュレーターで自身のスイングを動画でチェックできるので、インドアのスクールを活用してみるのもいかがでしょうか?
■会社概要
会社名:株式会社クリア
所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー34階
代表取締役:勝沼 潤
設立 :2013年10月
HP:https://chicken-golf.com/
Instagram:https://www.instagram.com/chickengolf_official/
事業内容 :パーソナルゴルフレッスン「チキンゴルフ」の運営
お客様からのお問い合わせ先
TEL:0120-186-282
■「ゴルフの学び舎」について
「ゴルフの学び舎」は、ゴルフの楽しさを軸にレッスンを提供するチキンゴルフが運営するオウンドメディアです。初心者にもわかりやすく役立つアドバイスや実践的かつ分かりやすいコンテンツをお届けしています。
【ゴルフの学び舎】URL:https://chicken-golf.com/column/
【チキンゴルフ公式】URL:https://chicken-golf.com/
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