ゴルフのラウンドにかかる時間の目安は?1日のスケジュールや効率良く回るコツも紹介

ゴルフのラウンドにかかる時間の目安は?1日のスケジュールや効率良く回るコツも紹介

ゴルフのラウンドを楽しみたい方の中には、計画的に1日のスケジュールを立てるために、実際のラウンドにかかる時間を知りたい方もいるのではないでしょうか?

ゴルフのラウンドにかかる所要時間の目安は、以下の通りです。

プレー環境所要時間
18ホールのラウンド約5時間半~6時間程度
スループレー(休憩無し)約4時間~5時間程度
ハーフラウンド約2~2.5時間程度
プレー以外にかかる所要時間約2時間

しかし効率良くラウンドするためには、コース到着からスタートまでの時間を逆算することやスロープレーに気を付ける必要があります。

本記事ではラウンドにかかる所要時間の詳細や、効率良くプレーするためのポイントを解説しています。

おすすめのプレー開始時間も紹介しているので、計画通りのスケジュールでラウンドを気持ちよく楽しむためにも、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者
ボギー馬場さんの本人画像

ボギー馬場

【取得ライセンス】
JGRA

【プロフィール/経歴】

チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。

目次

ゴルフのラウンドにかかる時間の目安|プレイの平均時間は5.5~6時間

ゴルフのラウンドにかかる時間の目安|プレイの平均時間は5.5~6時間

ゴルフのラウンドにかかるプレーの平均所要時間は、以下のようにプランによって変動します。

プレー環境時間
18ホールのラウンド約5時間半~6時間程度
スループレー(休憩無し)約4時間~5時間程度
ハーフラウンド約2~2.5時間程度
プレー以外にかかる所要時間約2時間

プレイヤーのスキルが高いほどショット数が少なくなりスムーズに進行できますが、当日のゴルフ場全体の予約数や1組当たりの人数のようなスキル以外の要素でも所要時間は大きく変わります。

下記ではプランごとにかかる時間をより細かく紹介しているので、効率良くラウンドを進行するためにも、ぜひ参考にしてください。

18ホールのラウンド時間の目安

18ホールのラウンド時間の目安は、前・後半にかかるおおよその所要時間2時間半と間の休憩を含む、通常5時間半~6時間程度となります。

この所要時間が、一般的にラウンドでかかる時間の基準として捉えておくと良いでしょう。


多くのゴルフ場では、「ハーフ2時間15分ほど」を推奨しており、この時間でハーフを回れるとスムーズにラウンドができていると言えます。

スループレー(休憩無し)の場合の所要時間

スループレーは18ホールを休憩なし(あるいは数分程度の小休憩)でプレーするため、所要時間は通常4時間~5時間程度が目安とされており、以下のようなプレイヤーにおすすめです。

  • 所要時間を大幅に削減したい
  • 集中力を維持したい

通常のラウンドでは前半の9ホールが終わった後、約45分間の休憩を取りますが、スループレーでは省略されるため1ラウンドにかかる時間が短縮されます。

休憩を挟まないことで、プレー時間が短縮されゴルフ以外の予定も組み込みやすくなるので、限られた時間でゴルフを楽しみたいプレイヤーに最適です。

また連続したプレーによって集中力が持続でき、一貫したパフォーマンスをキープしやすいといったメリットもあります。

しかし休憩無しでプレーするため通常よりも体力の消耗が激しくなり、後半のホールでパフォーマンスが低下する可能性や、精神的な疲労が蓄積しやすくなることも。

初心者にとっては、18ホール全てで一貫した集中力を保つのはハードルが高いため、ラウンドに慣れていないうちからスループレーを選ぶのは避けるのがおすすめです。

ハーフラウンドの所要時間

ハーフラウンドの所要時間は、通常2~2.5時間程度が目安で、以下のようなプレイヤーにおすすめです。

  • 初心者や高齢者の方
  • 特定のスキルや戦略を集中的に練習したい方

ハーフラウンドはゴルフの18ホールのうち前半または後半の9ホールだけをプレーする形式で、所要時間も短くなります

フルラウンドに比べて体力の消耗が少なく、無理なくプレーできるので、初心者や高齢のプレイヤーの方にもおすすめです。

さらに練習の一環として、特定のスキルや戦略を集中的に練習する場としても最適で、限られた時間の中で効率的に技術を磨けるでしょう。

ハーフラウンドは時間や体力の面でフルラウンドを回るのが厳しい方や、自分の苦手なショットなどを集中的に練習したい方におすすめです。

プレー以外にかかる所要時間

プレー以外に以下のような準備や休憩にかかる所要時間は、約2時間程度です。

項目目安時間
手続き約10分
着替え約20分
練習約30分
シャワー約45分

ゴルフ場に到着してから実際にプレーを開始するまでに、受付や準備にも時間を要します

受付でのチェックインやロッカールームでの着替え・練習場でのウォーミングアップを考慮すると、スタートまでに1時間程度必要となってくるでしょう。

ラウンド終了後もシャワーや清算の時間も含まれるので、上記のような要素を考慮して所要時間を把握しておきましょう。

プレー人数ごとの所要時間

プレー人数ごとの所要時間

プレー人数ごとの所要時間は、以下の通りです。

人数18ホール/スループレー
2人・18ホール:約4時間半~5時間
・ハーフラウンド:約2時間
・スループレー:約4時間
3人・18ホール:約5時間~5時間半
・ハーフラウンド:約2時間~2時間半
・スループレー:約4時間~4時間半
4人・18ホール:約5時間半~6時間
・ハーフラウンド:約2時間半
・スループレー:約5時間

1組あたりの人数が多いほどプレー時間は長くなる傾向にありますが、ゴルフ場全体の予約数などの要因でも大きく変わるのであくまで目安の時間です。

ラウンドに慣れていない人が含まれると、他の人のフォローが必ず必要になってくるので、その分時間を要することになります。

初めてラウンドする初心者ゴルファーと一緒に回る場合は、1組2~3人でラウンドすると良いでしょう。

おすすめのプレー開始時間|午前8時スタートが待ち時間少なくスムーズに進行可能

おすすめのプレー開始時間は午前8時ごろからで、その理由と1日のスケジュール例は以下の通りです。

項目説明
気温・夏場は涼しい時間帯からプレーを開始でき、暑さのピークを迎える前に終えられる
・冬の早朝はグリーンが凍結し、ボールが滑りやすくなるが8時ごろになると和らぐ
プレー時間・プレー人口がまだ少ないため、9時〜10時台と比較すると待ち時間も少ない
・スロープレーの影響を受けにくい
移動時間早朝/早く帰宅できるため渋滞や電車の遅延などの交通トラブルに巻き込まれにくい

午前8時にスタートすることで、14時までに全てのホールを回りきることが可能で、15時頃には帰宅が可能に。

7時台の方がより混雑を回避できますが、8時だと起床時間に少し余裕ができるので良いコンディションでラウンドすることができるでしょう。

ゴルフ場までの移動時間次第ではありますが、もし8時付近の予約枠に空きがあれば、その時間帯で予約するのがおすすめです。

▼暑さ対策ついてはこちら
ゴルフの暑さ対策完全ガイド!夏の熱中症・日焼け防止グッズやプレー内容を解説

スロープレーにならずに効率的にプレイするためのコツ

スロープレーにならずに効率的にプレイするためのコツ

スロープレーにならずに効率的にプレーするためのコツは、以下の通りです。

プレーファストの心がけは、ゴルフにおいて非常に重要なマナーになります。

スロープレーを避けてタイムロスを減らし、スムーズにラウンドするためにも、ぜひ参考にしてください。

スタート時間の10分前にはティーイングエリアにいる

スタート時間の10分前にはティーイングエリアにいて、いつでもティーショットができるように準備をしておきましょう。

以下のようなスタート前の準備にかかる時間から逆算して、スタート時間を迎える必要があります。

  • 着替え:約10分
    ※ラウンド前のみ
  • 練習:約30〜45分

予約時にスタート時間を伝えられますが、これは集合時間ではなくプレーが始まる時間なので注意しましょう。

ゴルフ場に着いてからスタートまで、着替え・練習といった事前準備にかかる時間を逆算し、スタート時間の1時間前にはゴルフ場に到着しておくのがおすすめです。

遅刻をしてしまうと自分たちのスロープレーだけでなく、周りの組へも影響を与えてしまうので、余裕をもって行動することが大切です。

ロストボールの可能性を考慮して暫定球を打っておく

ロストボールの可能性を考慮して暫定球を打っておくことは、ゴルフのラウンド時間を短縮する効果的な方法です。

暫定球とは、ボールが見つからない可能性がある場合に、元の位置から暫定的に打っておく打球のことを指します。

特にOBや池の障害物が多いコースでは、ロストボールのリスクが高くなるので、暫定球を打っておくことで、仮にボールがなかった際にもスムーズに次のショットへ移行できます。

ただし暫定球を打つ前に「暫定球を打ちます」と宣言し、最初のボールが見つかった場合は、暫定球でのプレーを中止し、元のボールでプレーを続行しなければなりません。

OBではないと信じたいがあまりに暫定球を打つことをためらう人も多いですが、スロープレーを避けるためには、行方が少しでも怪しい場合は暫定球を打っておくのが良いでしょう。

また、仮にボールが見つからなかった場合はOBに入った地点の近くにドロップして2打罰で次のショットを打てるローカルルールも2019年に追加されましたので、こちらを活用することでもスムーズにプレーができます。

クラブを複数持ってショット地点へ向かう

2打目以降はクラブを複数持ってショット地点へ向かうことで、ラウンドの時間を大幅に短縮できます。

グリーンまでの残りの距離によって、選択するクラブは異なるので3本以上を事前に準備しておきましょう。

特に残り距離が長いラフは、ボールの浮き具合でどのクラブで打てるかが変わるので、アイアン・ウッド・ユーティリティの各クラブを持ってショット地点に向かうと効率的です。

ショットを打つ際には、使用しないクラブを邪魔にならない場所に置いておき、ショットが終わったら忘れずに必ず持ち運びましょう。

▼ゴルフクラブの飛距離目安はこちら
ゴルフクラブの飛距離目安を紹介!番手・男女別の平均や伸ばすコツも解説

ゴルフのラウンド時間は平均5.5時間~6時間!デビューが不安な方はレッスンを受けよう

ゴルフのラウンド時間は以下の通りで、ラウンド数や個人のスキルにより時間が変動します。

プレー環境所要時間
18ホールのラウンド約5時間半~6時間程度
スループレー(休憩無し)約4時間~5時間程度
ハーフラウンド約2~2.5時間程度
プレー以外にかかる所要時間約2時間

効率よくラウンドするためには、事前準備とスロープレーにならないように効率的にプレイすることが重要です。

またスムーズに進行させるためには、基礎的なスキルを習得しておくと、周りに迷惑をかけることなく効率よく回ることができます。

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