ラウンド当日の朝、十分なストレッチや練習をしないまま1番ホールに立ち、序盤でスコアを大きく崩してしまった経験はないでしょうか。
「準備が大事だとわかっていても、毎回はできていない」と感じているゴルファーは決して珍しくありません。スタート時刻が早かったり、ゴルフ場への到着が遅れたりすると、体をほぐす時間さえ確保できないまま、いきなりティーショットを迎えてしまうケースは多いものです。
セミパーソナルゴルフレッスン「Chicken Golf(チキンゴルフ)」を展開する株式会社Belle Vie(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山本 康太)は、運営メディア「ゴルフの学び舎」にて、20代〜50代以上のゴルファー104名を対象に「ラウンド前の準備・ルーティンに関するアンケート調査」を実施しました。
調査の結果、約9割が「ラウンド前の準備はスコアの安定に影響する」と回答し、7.5割が「準備不足によってスコアが悪化した経験がある」と答えており、スコアの安定にラウンド前の行動習慣が深く関わっている実態が浮き彫りになりました。
本記事では、調査データをもとに、ゴルファーが実践している準備の内容や意識の違い、準備不足がプレーに与える影響、そして準備を妨げる要因までを多角的に分析します。
「ラウンドごとのスコアの波を小さくしたい」と考えている方は、次のラウンドに向けた準備の見直しに、ぜひお役立てください。
ラウンド前の準備と密接に関わるコースマネジメントの基本は、下記のコラムでも詳しく解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
▶【チキンゴルフ コースマネジメント】で検索!
調査概要
本調査は、直近1年間にゴルフのラウンドを行った20代〜50代以上の男女ゴルファー104名を対象に、インターネットアンケート形式で実施しました。

回答者の年齢は40代(36.5%)が最も多く、ゴルフ歴では5年以上〜10年未満(24.0%)が最多となっています。平均スコアは100〜109(35.6%)がボリュームゾーンで、初心者から中上級者まで幅広い層のゴルファーから回答を得ました。
約9割が「ラウンド前の準備はスコアの安定に影響する」と回答
ラウンド前の準備がスコアの安定にどの程度影響すると感じるかを尋ねたところ、「非常に影響する」(20.2%)と「ある程度影響する」(66.3%)を合わせた約9割(86.5%)が「影響がある」と回答しました。

「あまり影響しない」は8.7%、「まったく影響しない」はわずか1.9%にとどまっており、ゴルフ歴やスコアを問わず、大多数のゴルファーがラウンド前の準備とスコアの安定に関連性を感じていることがわかります。
スコア帯別に見る「準備がスコアに影響する」と感じる割合の違い
「影響がある」と感じている割合は、スコア帯を問わず、いずれの層でも75%以上となっています。
| スコア帯 | 非常に影響する | ある程度影響する | 影響あり合計 |
|---|---|---|---|
| 89以下(n=6) | 33.3% | 50.0% | 83.3% |
| 90台(n=28) | 28.6% | 60.7% | 89.3% |
| 100台(n=37) | 13.5% | 73.0% | 86.5% |
| 110台(n=16) | 18.8% | 75.0% | 93.8% |
| 120台以上(n=16) | 18.8% | 56.3% | 75.0% |
注目すべきは「非常に影響する」と答えた割合の差です。89以下では33.3%、90台では28.6%と、好スコアの層ほど準備の影響を強く実感している傾向が見られます。
これは、スコアが良いゴルファーほど「準備をした日」と「しなかった日」のスコア差を繰り返し経験しており、その効果をより明確に認識しているためと考えられます。
一方で、120台以上の層では「影響あり」の合計が75.0%と全体の中では最も低く、準備とスコアの関係をまだ実感しきれていないゴルファーが一定数いることもうかがえます。
ただし、それでも4人に3人は影響を感じていることから、準備の重要性はスコアレベルにかかわらず幅広く認識されているといえるでしょう。
7.5割が「準備不足でスコアが悪化した経験がある」と回答
ラウンド前の準備が不十分だったことで、普段よりスコアが悪くなったと感じた経験の有無を尋ねたところ、「3回以上ある」(32.7%)と「1〜2回ある」(42.3%)を合わせた75%が「悪化した経験がある」と回答しました。

4人に3人が準備不足によるスコアへの影響を実感しており、前項の意識調査の結果が単なる印象ではなく実体験に裏付けられていることがわかります。
自由回答でも、準備不足がスコアに直結した具体的なエピソードが多数寄せられました。

高速道路の渋滞でゴルフ場到着がスタート15分前ギリギリになり、ストレッチも満足にできず慌ただしく出打した際、1番・2番ホールで身体が硬くショットが大きくブレて連続ダボを叩いてしまいました

寝不足のままいって、ベスト+13となったことがある。それ以後は絶対にたくさん寝て集中できる状態にして本番を迎えている
当日の到着遅れによるストレッチ不足、あるいは前夜の睡眠不足など、原因はさまざまですが、準備が不十分な状態で臨んだラウンドではスコアが大きく崩れるケースが多いことが、回答者自身の言葉からも読み取れます。
ゴルファーが実践しているラウンド前の準備とは
最も多い準備は「持ち物確認」と「ストレッチ」
直近3回のラウンドのうち2回以上で実施した準備を複数回答で尋ねたところ、最も多かったのは「前日に持ち物を確認した」(58.7%)、次いで「ストレッチを行った」(55.8%)でした。

上位3項目はいずれも半数を超えている一方、実際にクラブを使った練習(パッティング・打球確認)を行っているゴルファーは3割前後にとどまっています。「特に準備は行っていない」は3.8%と少数であり、ほとんどのゴルファーが何らかの準備を行っていることがわかります。
自由回答でも、ストレッチや朝食を軸にしたルーティンと、その効果を実感する声が寄せられました。

必ず朝食は食べるようにしています。ゴルフは、かなり体力を使うので力がでないと全く動けません。到着したら軽くストレッチをして、素振りをするだけでだいぶ違います。

朝食をしっかり食べて、ラウンド前にはストレッチと素振りをするだけでかなり良くなりました。朝食を食べずに行くと、力が入らず、集中もできずにミスを連発しました。
最も意識しているのは「ストレッチで体をほぐすこと」
ラウンド前の準備で最も意識していることを1つだけ選んでもらったところ、1位は「ストレッチで体をほぐすこと」(21.2%)でした。

前項の実施率では1位だった「持ち物確認」が、意識レベルでは上位に入っていません。持ち物確認はすでに習慣化されており、改めて意識する対象ではないと考えられます。
自由回答でも、ストレッチを意識的に行う理由や効果に言及する声がありました。

腕の可動域を良くするためにストレッチを行っています。後、集中力が切れないように睡眠時間を確保しています。

ストレッチすることによって、怪我防止にも繋がるだけでなく、スイングの幅が広がって、柔らかく打てるような気がする。ティーショットも伸びやすい。
2位の「睡眠の確保」(19.2%)と合わせると、上位2項目で約4割を占めることになります。ラウンド前の準備では、練習場での打球確認よりも、まず体と頭のコンディションを整えることが優先されている実態がうかがえます。
スコアが安定している層ほど毎回の準備を欠かさない
直近3回のラウンドでルーティンを「3回すべて実施した」割合を、スコアの振れ幅(ベストスコアとワーストスコアの差)別に比較したところ、振れ幅が小さい(=スコアが安定している)ゴルファーほど、ルーティンを毎回実施している傾向が明確に見られました。
| スコアの振れ幅 | 3回すべて実施 | 0回(ルーティンなし) |
|---|---|---|
| 0〜4打(n=6) | 83.3% | 16.7% |
| 5〜9打(n=34) | 64.7% | 8.8% |
| 10〜14打(n=39) | 41.0% | 17.9% |
| 15〜24打(n=15) | 46.7% | 26.7% |
| 25打以上(n=2) | 0.0% | 50.0% |
振れ幅0〜4打の最も安定した層では83.3%が毎回ルーティンを実施しているのに対し、5〜9打では64.7%、10〜14打では41.0%と、振れ幅が大きい層ほど割合はおおむね低い傾向にあります。
反対に、「ルーティンなし」の割合は振れ幅が大きい層ほど高く、スコアの安定度とルーティンの実施頻度には一定の相関がうかがえます。
自由回答でも、スコアが安定しているゴルファーからは一貫したルーティンが報告されています。

スタートの約1時間前にゴルフ場へ到着し、まずクラブハウス周りで肩や股関節を中心に10分ほどしっかりストレッチを行います。その後、パッティンググリーンで15分ほど球を転がし、その日のグリーンの速さと距離感を掴むようにしています。最後に素振りを数回行って身体の回転を確認してから1番ホールへ向かいます。(スコア振れ幅0〜4打)

昔はパッティング練習してなかったが前半5ホールぐらい距離が合わなくて、プレー前にするようになってから前半のパッティングが良くなった。(スコア振れ幅5〜9打)
もちろん、ルーティンを毎回実施すればスコアが安定するという因果関係を断定することはできません。
しかし、スコアが安定しているゴルファーの多くが「毎回同じ準備を欠かさず行う」習慣を持っていることは、ルーティンの定着がスコアの波を抑える一因となっている可能性を示しています。
準備不足がプレーに及ぼす具体的な影響
最も多い影響は「スタート直後に体が動きにくかった」
準備不足によって影響が出たと感じるプレーを複数回答で尋ねたところ、最も多かったのは「スタート直後に体が動きにくかった」(42.3%)で、2位以下を10ポイント以上引き離しています。

2位「ティーショットの曲がり」、4位「ダフリやトップ」は、いずれも体が十分にほぐれていない状態で起こりやすいミスです。ストレッチ不足で可動域が確保できないまま1番ホールを迎えることが、序盤のスコアを崩す最大の要因になっていることがうかがえます。
また、5位の「ミスを引きずり、次のショットでも焦った」(22.1%)にも注目すべきです。序盤の準備不足によるミスが精神面にまで影響し、ラウンド全体のスコアを崩す連鎖を生んでいる実態が見えてきます。
自由回答でも、体が温まっていない状態でスタートした際の失敗体験が多数寄せられました。

体をしっかりほぐさないでプレーすると大体ショットが曲がる

ゴルフ場への到着が遅れて、打球練習が出来なかった日は、スタート3ホール位体が回らずにミスショットが多くなり、そのミスによってその後のラウンドにも大きな影響が出る

体がほぐれる前にドライバーショットし、大きく引っ掛けてOB
いずれも「体が動かない→序盤のミス→ラウンド全体に波及」という流れが共通しており、ラウンド前のストレッチや軽い運動によって体を温めておくことの重要性を裏付けています。
ルーティンを実施しない人ほど準備の影響を実感しにくい
ルーティンの実施頻度別に、「準備がスコアの安定に影響すると感じるか」を比較したところ、実施頻度が高いゴルファーほど準備の影響を強く実感していることがわかりました。
| 実施頻度 | 「影響あり」合計 | うち「非常に影響する」 | 「影響なし・分からない」 |
|---|---|---|---|
| 3回すべて(n=54) | 94.4% | 25.9% | 5.6% |
| 2回(n=21) | 95.2% | 28.6% | 4.8% |
| 1回(n=9) | 77.8% | 0.0% | 22.2% |
| 0回(n=20) | 60.0% | 5.0% | 40.0% |
ルーティンを2回以上実施しているゴルファーでは約95%が「影響あり」と回答しているのに対し、ルーティンがない層ではその割合は60%にとどまっています。さらに、ルーティンがない層では「影響なし」「分からない」が合わせて40%を占めており、準備とスコアの関係を実感できていない人が多いことがわかります。
この差は、ルーティンを習慣にしているゴルファーがルーティンを習慣にしているゴルファーは、準備の有無によるスコアの違いを肌で理解しているためと考えられます。
一方、ルーティンが定まっていないゴルファーは比較の基準を持てないため、準備不足がスコアに影響していること自体に気づきにくい状態にあるといえます。
つまり、準備不足によるスコアの悪化を防ぐ第一歩は、まず自分なりのルーティンを持ち、「準備あり」と「なし」の違いを自覚することにあるといえるでしょう。
ラウンド前の準備を妨げる「3つの壁」
ここまでの調査で、ラウンド前の準備がスコアの安定に影響すること、そしてスコアが安定しているゴルファーほど毎回の準備を欠かさない傾向が明らかになりました。しかし、「準備が大事」と理解していても、毎回十分な準備ができるとは限りません。
ラウンド前に十分な準備ができない理由を尋ねたところ(複数回答)、その障壁は大きく「時間」「環境」「知識」の3つに分類できることがわかりました。

時間の壁:約4割が「スタート時刻が早い」ことを理由に挙げる
ラウンド前に十分な準備ができない理由として最も多かったのは、「スタート時刻が早く、自宅で準備する余裕がない」(38.5%)でした。次いで「移動や集合の都合で、ゴルフ場への到着が遅くなる」(33.7%)も高い割合を示しています。
| 時間に関する理由 | 割合 |
|---|---|
| スタート時刻が早く、自宅で準備する余裕がない | 38.5% |
| 移動や集合の都合で、ゴルフ場への到着が遅くなる | 33.7% |
いずれも時間的な制約に関する回答であり、準備の必要性を理解していても、物理的に時間が確保できないという課題が浮き彫りになっています。
早朝スタートの場合、自宅でのストレッチに充てる時間が限られるだけでなく、ゴルフ場到着後の練習時間も短くなります。先ほどの調査で「スタート直後に体が動きにくかった」が準備不足の影響として最も多かった背景には、この時間不足の問題が深く関わっているといえるでしょう。
環境の壁:1割強が「ゴルフ場に練習施設がない・利用できない」と回答
時間の壁に次いで目立つのが、ゴルフ場の施設や環境に関する課題です。
| 環境に関する理由 | 割合 |
|---|---|
| ゴルフ場に練習施設がない・利用できない | 12.5% |
| 練習場の利用に追加料金がかかる | 7.7% |
| 練習場が混雑していて利用できない | 6.7% |
「施設がない」「追加料金」「混雑」と理由はそれぞれ異なりますが、いずれもゴルファー個人の努力だけでは解決しにくい外的な要因です。到着後にストレッチや素振りはできても、パッティンググリーンや練習場での実打確認ができないケースがあることを示しています。
先ほどの調査で「パッティングやアプローチの練習」の実施率が31.7%、「練習場での打球確認」が28.8%にとどまっていた背景にも、この環境面の制約が影響していると考えられます。
ストレッチと素振りだけなら場所を選ばず行えるため、環境に左右されにくい準備を中心にルーティンを組み立てることが、現実的な対策の一つといえます。
知識の壁:「何を優先すべきかわからない」が1割弱
割合としては最も小さいものの、見逃せないのが知識面の課題です。
| 知識に関する理由 | 割合 |
|---|---|
| どのような準備を優先すればよいか分からない | 7.7% |
| ラウンド前は体力を温存したい | 7.7% |
| 準備をしてもプレーの違いを感じられない | 3.8% |
「何を優先すべきかわからない」(7.7%)は、準備の正しい方法や優先順位を知っていれば解消できる壁です。
また、「体力を温存したい」(7.7%)という回答は、ラウンド前の準備が体力を消耗するものだと捉えている可能性を示しています。実際には、軽いストレッチや短時間の素振りは体力を奪うものではなく、体を動かしやすい状態に整えるためのものです。
「準備をしてもプレーの違いを感じられない」(3.8%)についても、準備不足の影響を分析した項目で見たとおりルーティンを持たない人ほど効果を実感しにくい傾向が見られており、まず自分なりのルーティンを定めて継続することで実感が得られる可能性があります。
時間や環境の壁はゴルファー自身の力だけで取り除くことが難しい一方、知識の壁は、正しい情報や指導があれば解消しやすいものです。「限られた時間の中でも何を最優先で行うべきか」を知っておくことが、ラウンド前の準備を効率化し、スコアの安定につなげる近道といえるでしょう。
「何を練習すればいいかわからない」という悩みの背景には、独学による練習の限界があるかもしれません。下記のコラムでは、チキンゴルフ技術顧問が独学のリスクとスクール活用のメリットを解説しています。
▶【チキンゴルフ 独学】で検索!
スコア安定の第一歩は「ラウンド前のルーティン化」にある
今回の調査から、ラウンド前の準備とスコアの安定に関する3つのポイントが明らかになりました。
| ポイント | 調査結果 |
|---|---|
| 準備はスコアに直結する | 約9割が「影響あり」と回答、7.5割が悪化経験あり |
| 安定する人ほど毎回実施 | 振れ幅0〜4打の層の83.3%がルーティンを3回すべて実施 |
| 最大の障壁は「時間」、見落としやすいのは「知識」 | 約4割が時間不足、約1割弱が何を優先すべきかわからないと回答 |
スコアを安定させるうえで大切なのは、高度な技術を身につけることだけではありません。
「ストレッチで体をほぐす」「パッティングで距離感を確認する」といった基本的な準備を毎回のラウンドで欠かさず行う習慣こそが、スコアの波を小さくする第一歩です。
チキンゴルフでは、スイング技術の向上に加え、ラウンドで結果を出すための実践的なアドバイスを含むセミパーソナルレッスンを提供しています。「限られた時間で何を優先すればいいかわからない」という方は、ぜひ一度体験レッスンにお越しください。
スコアの安定を目指すうえで欠かせない練習方法やコツは、下記のコラムでも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
▶【チキンゴルフ 100切り】で検索!
■会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社Belle Vie |
| 代表者 | 代表取締役 山本 康太 |
| 所在地 | 〒150-6024 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー24階 |
| 電話番号 | 03-6628-5353(平日9:00〜18:00) |
| 事業内容 | セミパーソナルゴルフレッスン「Chicken Golf(チキンゴルフ)」の運営 |
| 公式サイト | https://chicken-golf.com/ https://www.instagram.com/chickengolf_official/ |
■「ゴルフの学び舎」について
「ゴルフの学び舎」は、ゴルフの楽しさを軸にレッスンを提供するチキンゴルフが運営するオウンドメディアです。初心者にもわかりやすく、役立つアドバイスや実践的かつ分かりやすいコンテンツをお届けしています。
【ゴルフの学び舎】URL:https://chicken-golf.com/column/
【チキンゴルフ公式】URL:https://chicken-golf.com/
■本アンケートの引用について
本アンケート結果を引用する場合は、必ず「チキンゴルフ」の明記と「ゴルフの学び舎」のURLの記載をお願いします。


