フェアウェイウッドとユーティリティの違いとは?見た目・飛距離の違いやシーン別の使い分けも紹介

フェアウェイウッドとユーティリティの違いとは?見た目・飛距離の違いやシーン別の使い分けも紹介

こんにちは!チキンゴルフ編集部です。

フェアウェイウッドとユーティリティは、どちらも中・長距離で使われるクラブですが、構造や飛距離・ 使いどころは大きく異なります。

そこで本記事では、チキンゴルフ編集部がフェアウェイウッドとユーティリティの違いを丁寧に解説し、シーンごとの使い分けも紹介します。

クラブ選びの迷いを解消し、スコアアップにつながるヒントが得られる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の監修者
ボギー馬場さんの本人画像

ボギー馬場

【取得ライセンス】
JGRA

【プロフィール/経歴】

チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。

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目次

フェアウェイウッドとユーティリティの違いとは

フェアウェイウッド(FW)とユーティリティ(UT)は、どちらも中・長距離ショットに使われるクラブですが、見た目や飛距離の差に明確な違いがあります。

ここでは、基本的な以下の特徴の違いを押さえていきましょう。

FWとUTの違い

クラブの構造と見た目について

フェアウェイウッドとユーティリティの大きな違いは、ヘッド形状とシャフトの長さです。

  • ヘッドが大きく、丸みのあるシャローフェース設計
  • 重心が深く、低重心設計で球が上がりやすい
  • シャフトが長め(一般的に約42.5インチ前後)で遠心力を生み出しやすい

また、フェアウェイウッドは飛距離を出すための構造で、ロングホールでの攻めに強みを発揮します。

一方ユーティリティは、安定性と操作性を重視して設計されており、正確にグリーンを狙いたい場面に適しているでしょう。

番手とロフト角について

両クラブとも番手によってロフト角や飛距離が変わりますが、両者を跨いで番手で比較する際は注意が必要です。

例えばロフト角で比較すると、フェアウェイウッドは「5番」、ユーティリティは「3番」がおおよそ18~20度のロフト角で設計されています。(※メーカーやモデルによって異なる)

また同じロフト角でも、フェアウェイウッドの方がシャフトが長い分、飛距離が出やすい傾向です。

両クラブを交えたセッティングを考える際は、番手の数字ではなく、ロフト角を起点として考えると良いでしょう。

フェアウェイウッドとユーティリティのメリット・デメリット

フェアウェイウッドとユーティリティは、以下の表のようにそれぞれの特徴にメリット・デメリットがあります。

クラブ選びに悩んだときはそれぞれの特徴を比較し、自分のプレースタイルに合っているかどうかを確認してみましょう。

フェアウェイウッドユーティリティ
メリット・飛距離が出やすい
・高弾道でキャリーを稼げる
・ロングホールで攻めやすい
・同じロフトのアイアンよりボールが上がりやすい
・芝やラフでもミートしやすい
・アイアン感覚で構えやすい
デメリット・シャフトが長くミートが難しい
・ラフや傾斜地では扱いづらい
・球筋のコントロールがやや難しい
・フェアウェイウッドより飛距離がやや控えめ
・風に強い球を打ちにくい場合がある

飛距離を伸ばして積極的に攻めたい方には、フェアウェイウッドがおすすめです。

また、ミートの安定性やラフ・傾斜といった悪条件でも確実に打ちたい方にはユーティリティが適しています。

【シーン別】フェアウェイウッドとユーティリティの使い分け例4選

フェアウェイウッドとユーティリティをラウンド中の状況によって使い分けることで、スコアメイクの精度がぐっと高まります。

ここでは、実際のコースでよくある以下の4つの代表的なシーンをピックアップし、どちらのクラブを選ぶべきかを具体的に解説します。

シーン1|ティーショットで飛距離が欲しいとき

使い分けシーン①ティーショットで飛距離が欲しい時

ドライバーがやや不安定な場合や、狭いホールで安全に飛距離を出したい場面では、3Wや5Wを選ぶとよいでしょう。

フェアウェイウッドはドライバーほどの飛距離は出ないものの、方向性のブレを抑えながら一般男性であれば200ヤード前後の飛距離を安定して打てるので、戦略的なティーショットとして期待できます。

また、200ヤード近くの長めのショートホールでも、重心が深く高弾道な球を打てるフェアウェイウッドの方がグリーンオンできる可能性も高められるでしょう。

フェアウェイウッドのより詳しい打ち方は、こちらの記事を参考にしてください。

シーン2|フェアウェイからロングホールの2打目

使い分けシーン②フェアウェイからロングホールの2打目

ロングホールでグリーンまで距離が残っているとき、ライが良好なフェアウェイから攻める2打目には、5Wのようなフェアウェイウッドが選択肢として有効です。

フェアウェイウッドはヘッドが大きく重心が深いため、高弾道かつキャリーでしっかり距離を稼ぎたい2打目の場面にぴったりでしょう。

一方、フェアウェイの芝が薄かったり、少しでもボールが沈んでいたりするような場面では、3U〜5Uが安心です。

ユーティリティはソールが抜けやすく、芝の抵抗を受けにくいため、確実に前に運びたい状況に有効的でしょう。

シーン3|ラフからの脱出と距離が必要なとき

使い分けシーン③ラフからの脱出と距離が必要な時

ボールがラフに入ったが、まだ距離も稼ぎたい場面では3U〜5Uがおすすめです。

ユーティリティは小ぶりなヘッドと広めのソール形状により、芝をかき分けてボールにしっかりコンタクトしやすい構造になっています。

また、ボールがやや沈んでいる状態でも、ユーティリティならボールがしっかり上がって前に飛ぶので脱出+飛距離の両立が可能になるでしょう。

シーン4|ライが不安定な傾斜地のとき

使い分けシーン④ライが不安定な傾斜地

傾斜地ではスイングのバランスを崩しやすく、クラブ選びがスコアに直結します。

このような場面では操作性が高く、扱いやすい4U〜5Uがおすすめです。

ユーティリティはアイアンに近い感覚で打てるので、傾斜地でのライン出しや距離の調整にも対応しやすいです。

また、傾斜地でも振り抜きやすくスイングが安定しやすいので、ミスのリスクを減らして確実に前へ進めるためにはユーティリティが最適と言えるでしょう。

ユーティリティのより詳しい打ち方は、こちらの記事を参考にしてください。

フェアウェイウッドとユーティリティを選ぶポイント

自分に合ったクラブを選ぶには、スイング傾向やプレースタイルの把握が不可欠です。

ここでは以下2つ視点から、フェアウェイウッドとユーティリティの選び方のポイントを解説します。

ヘッドスピードと弾道の特徴で選ぶ

まず注目したいのが、自分のヘッドスピードと弾道の傾向です。

ヘッドスピードが標準~遅め(~40m/s)の人は、フェアウェイウッドを多めに入れたセッティングがおすすめです。

重心が深く球が上がりやすいので、ロングアイアンやユーティリティで球を上げられずにボールを止めれない人は、ショートウッドを含めたフェアウェイウッドを検討しましょう。

なお、弾道が高すぎて風の影響を受けやすい人にはユーティリティが有効です。

苦手を補うか得意を伸ばすかで選ぶ

自分のプレースタイルや課題・強みに応じて、フェアウェイウッドとユーティリティのどちらが適しているかが変わります。

苦手を補いたいなら、ミートしやすく安定感のあるユーティリティがおすすめです。

アイアンに近い感覚で打てるため、ミスを減らしたい人に最適でしょう。

一方、飛距離やヘッドスピードに自信がある人は、フェアウェイウッドで攻めのゴルフを展開すると、持ち味をさらに活かせます。

フェアウェイウッドとユーティリティが向いているゴルファーの特徴

フェアウェイウッドとユーティリティは、それぞれに得意とする場面やショットの特徴が異なるため、ゴルファーのタイプによって相性が分かれます

どんなゴルファーにどちらのクラブが向いているのかを、以下の表にまとめました。

フェアウェイウッド向きユーティリティ向き
・ドライバーが曲がりやすい人
・フェアウェイから長距離が残りやすい人
・ヘッドスピードがあり、長めのクラブでも振り切れる人
・ラフや傾斜など悪条件に強いクラブが欲しい人
・ミスを減らしたい、安定感を重視したい人
・ロングアイアンが苦手な人

このように、自分のプレースタイルや苦手意識、クラブの扱いやすさに応じて選ぶことで、戦略的なゴルフが可能になります。

自分のプレースタイルに合ったクラブでスコアアップを目指そう

フェアウェイウッドとユーティリティは構造や特徴が異なるため、自分のスイングやプレースタイルに合った選択が大切です。

「飛距離を伸ばして攻めたいならフェアウェイウッド」「ミスを減らして安定感を重視するならユーティリティ」など、クラブの特性を理解して状況に応じて使い分けることが、スコアアップの第一歩となります。

とはいえ、自分に本当に合ったクラブ選びやスイングの癖を正しく理解するのは、なかなか難しいものです。

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