ゴルフのドローボールの打ち方を図解入りで解説!押さえておきたい3つのポイントも紹介

ゴルフのドローボールの打ち方を図解入りで解説!押さえておきたい3つのポイントも紹介

こんにちは!チキンゴルフ編集部です!

ドローボールは、スイング軌道の安定・飛距離の向上やコース戦略の幅が広がるなど、ゴルファーにとって憧れのショットの一つです。

しかし、ドローボールを習得するには、高度なスイング技術と正確なコントロールが必要で簡単ではありません。

本記事では、ドローボールを打つための3つのポイントを図解入りで、チキンゴルフ編集部が分かりやすく解説しています。

【本記事でわかること】
※タップで該当箇所へスクロールします

ドローボールのメリット・デメリットも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ドローボールを習得し、スコアアップやコースマネジメントの幅を広げて、効率的で安定したプレーを実現しましょう!

この記事の監修者
ボギー馬場さんの本人画像

ボギー馬場

【取得ライセンス】
JGRA

【プロフィール/経歴】

チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。

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目次

ドローボールを打つための3つのポイントを図解で解説

ドローボールの打ち方

ドローボールを打つための3つのポイントを図解入りで解説しています。

ドローボールを習得すると、飛距離の向上やスライス防止にも役立つため、ぜひ参考にしてください。

クラブフェースは打ち出し方向に向ける

クラブフェースは打ち出し方向に向ける

ドローボールを打つ際には、クラブフェースは打ち出し方向に向ける必要があります。

スイングの軌道は「インサイドアウト」になるため、ボールに対してクラブを内側から外側へと振る必要があります。

ボールの打ち出し方向はフェースの向きで決まるため、目標方向よりもやや右側を向くように調整することで、最終的に目標方向付近へ戻る弾道になるでしょう。

スタンスをクローズにする

スタンスをクローズにする

ドローボールを打つ際は、以下のようにクローズスタンスで構えると効果的です。

項目詳細
両足の向き目標方向に対して右足をやや後ろに引く
体の向き両足に合わせて、肩や膝のラインも右を向く体勢に

上記のスタンスをとることで、スイング軌道が「インサイドアウト」になりやすく、ボールに対して右から左へのスピンがかかるため、ドローボールが出やすくなります。

しかし右足を後ろに引きすぎると、体が大きく開きすぎてしまい、プッシュボールを引き起こす可能性があるため、自然に構える意識をしましょう。

ボール位置をやや右にセット

ボール位置をやや右にセット

ドローボールを打つ際には、ボール位置を通常よりも右足寄りに置くことが効果的です。

  • インサイドアウトでスイングされ、ドローボールが出やすくなる
  • クラブフェースが閉じやすくなるため、ボールに右から左へのスピンがかかりやすい
  • ボールの捕まりが良くなり、スイートスポットでのインパクトが増える

ボール位置を大きく変更すると、スイングのリズムや軌道が変わる可能性があるため、徐々に調整していくことが大切です。

ただしスタンス同様、ボール位置を右足寄りに置きすぎると、トップやプッシュになってしまう恐れがあるので注意が必要です。

インサイドアウトのクラブ軌道についてはこちら!

ドローボールの特徴

ドローボールの特徴

ドローボールの特徴について、以下で解説しています。

ドローボールを習得することで、ショットの幅が広がり、スコアアップにもつながる可能性があります。

ぜひ参考にして、自分のプレースタイルに取り入れてみてください。

ドローボールとは?

ドローボールとは、ボールが右方向に打ち出し(左打ちなら逆方向)、その後、左に曲がってターゲットラインに戻ってくる軌道のことを指します。

ドローボールの特徴

項目詳細
打ち出し方向ターゲットラインよりも右側に打ち出される
曲がり方・空中で左に軽くカーブし、ターゲットライン付近に戻る
⇒インパクト時のスイング軌道とフェースの向きに影響される
飛距離・飛距離が出やすい
⇒バックスピンが少なくなることでランも増えるため

インパクト時にクラブフェースがクラブ軌道に対してやや左を向いている状態によって、ボールに左方向へのスピンがかかりやすく、左へと曲がっていきます。

ドローボールを打てるようになると、障害物がある場合や風の影響など、コース戦略の幅が広がるのでスコアアップにもつなげることが可能です。

ドローボールのメリット

ドローボールのメリットは、以下の通りです。

  • 飛距離が出やすい
  • ランが増える
  • 風に強い

ドローボールは、クラブフェースが若干閉じた状態でインパクトするため、ボールに掛かるバックスピンの量が減り、ボールの吹き上がりが抑えられ、低めの弾道を描きやすくなります。

低い弾道は風の影響を受けにくく、飛距離が出やすい上に、着地時の角度が浅くなることでボールが地面をよく転がり、ランも増えます

またコースの左側に障害物がある場合でも、ドローボールを使って右側から避ける戦略的なショットを選べる点も、メリットの一つです。

ドローボールのデメリット

ドローボールは飛距離が出やすい・ランが増えるといったメリットがある一方で、以下のようなデメリットもあります。

  • 習得が難しい
  • ミスショットになるリスクがある
  • チーピンが出やすくなる
  • ボールコントロールが難しい

ドローボールを打つには、スタンス・クラブフェースの向きや、スイングをコントロールする必要があるので、習得には時間がかかります。

また、ドローボールを打とうとして、クラブフェースが閉じすぎてしまうと、ボールが大きく曲がってしまい、ミスショットになるリスクが高くなることも。

チーピンが出やすくなる・ボールコントロールが難しくなる点も、ドローボールのデメリットといえるでしょう。

ドローボールの打ち方に関するよくある質問と回答

ドローボールの打ち方に関するよくある質問と回答は、以下の通りです。

ドローとフェードとの違いなど解説しているので、ぜひ参考にして、ドローボールを習得しましょう。

フェードとドローの打ち分け方は?

フェードとドローの打ち分け方は?

フェードとドローを打ち分けるには、以下のようにアドレスの取り方とボール位置を変えることが重要です。

項目フェードドロー
アドレスオープンスタンス

・目標方向に対して左足をやや後ろに引く
⇒スイングがアウトサイドからインサイドに振りやすくなる
クローズスタンス

・目標方向に対して右足をやや後ろに引く
⇒スイングがインサイドからアウトサイドへと振りやすくなる
クラブフェースの向きボールが打ち出される方向よりやや右に向けるボールが打ち出される方向よりやや左に向ける
ボール位置通常位置よりやや左側に置く通常位置よりやや右側に置く
スイング軌道アウトサイドインのスイングインサイドアウトのスイング

フェードは弾道が高く、コントロールしやすいため、狭いフェアウェイや障害物を避けたい場面で有効的です。

一方でドローは低めの弾道で、飛距離が出やすく、ランも増えるため、より遠くに飛ばしたい場合や風の影響を抑えたい場合に有効です。

また以前は、ボールの打ち出し方向はスイング軌道によって決まり、クラブフェースの向きがボールの曲がりを生むと考えられていました。

しかし現在では、ボールの打ち出し方向はクラブフェースの向きによって決まり、そのフェースに対するスイング軌道がボールの曲がりを生み出すことが分かっています。

このようにフェードとドローは、スイング軌道とクラブフェースの向きによって、ボールに回転がかかることで異なる曲がり方になります。

アイアンでドローを打つ方法は?

基本的にクラブごとでドローを打つ方法は大きく変わりませんが、アイアンでドローを打つ際は、以下のような点を意識しましょう。

項目詳細
アドレスクローズスタンス
クラブフェースの向き目標方向よりもやや右の方向に向ける
ボール位置両足の中心よりも少し右足寄り
スイングインサイドアウト

アイアンは基本的にダウンブローで打つため、クラブヘッドが上から下に入る際に自然とインサイドアウトの軌道になりやすく、ボールに右から左への回転がかかりやすいため、比較的ドローボールが打ちやすいです。

ただしフェースが閉じすぎると引っ掛けたり、スイングが適切でないとミスショットにつながるため、繰り返し練習して調整することが重要です。

ドローボールは難易度が高い!習得してスコアアップを目指そう

ドローボールを打つためには、以下3つのポイントを意識しましょう。

  • クラブフェースは打ち出し方向に向ける
  • スタンスをクローズにする
  • ボール位置をやや右にセット

ただし、ドローボールは戦略の幅が広がるなどメリットがある一方で、高度なスイング技術と精密なコントロールが求められるため、習得は難易度が高くなります。

独学でドローボールを習得しようとすると、間違ったスイングが癖になってしまうリスクも。

ゴルフ経験者のレッスンを受けて、正しいフォームや技術を学び、ドローボールを習得するのもおすすめです。

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