フェアウェイとは?該当エリアの特徴やプレー時の注意点も解説

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フェアウェイとは?

フェアウェイとは、ティーグラウンドからグリーンまでの芝生が刈り揃えられた部分のことです。

英語表記では「Fairway」と表され、公平な道や整えられた進路といった意味合いを持ちます。

ゴルフコースの中でもボールを置きたい理想的な場所とされており、ボールが転がりやすくショットもしやすい重要なエリアです。

たとえば芝の深いラフにボールを落とすと、スイングの難易度が上がり、飛距離や方向性に影響が出やすくなります。

したがって、直接グリーンを狙わないパー4やパー5では、まずフェアウェイを狙ってティーショットを打つことになります。

フェアウェイキープとは

ティーショットがフェアウェイに残ることを「フェアウェイキープ」と呼びます。

また1ラウンド全体で、どれだけフェアウェイキープができたかは「フェアウェイキープ率(FIR)」と呼ばれる指標で表されます。

フェアウェイキープ率の計算方法は、以下の通りです。

ティーショットでフェアウェイキープをした数÷パー4とパー5の総ホール数

プロ・アマ問わず、フェアウェイキープ率はスコアを左右する1つの指標です。

フェアウェイキープ率の高いプロで70%程の数値になりますが、アマチュアは目安25%以上あると良いでしょう。

フェアウェイの芝の長さと種類

フェアウェイの芝は一般的に8mm〜12mm程度に整えられており、適度なクッション性と転がりやすさを兼ね備えています。

他のエリアと比較すると中間的な長さで、たとえばグリーンは3.5〜5mm、ラフは30〜50mm程度と明確な違いがあります。

フェアウェイに使用される芝の種類は、大きく分けて以下の通りです。

日本芝・野芝(ノシバ)
・高麗芝(コウライシバ)
西洋芝・バミューダグラス
・ケンタッキーブルーグラス
・フェスキュー

これらの芝は地域や季節・コースの設計コンセプトに応じて使い分けられており、それぞれに転がりやすさや耐久性など異なる特徴があります。

フェアウェイの語源

フェアウェイ(Fairway)という言葉の語源は、もともと航海用語に由来します。

かつての海図や航海ルートでは、「危険が少なく、船が安全に通れる水路」のことを「fair way」と呼んでいました。

安全な進路という概念が転じて、20世紀ごろからゴルフの世界でも用いられるようになりました。

整備されたルートを進み、トラブルを避けてプレーするというゴルフの基本的なスタイルと重なるため、自然に浸透していったと考えられます。

フェアウェイ上のプレーで注意すべきこと

ディボット跡に対する対処

ディボット跡に対する対処

フェアウェイ上でプレーする際、ディボットを作った場合は、砂を詰めて修復しましょう。

※ディボット:芝ごと打ってしまったときにできる小さな穴

これはコースを美しく保つだけでなく、後続のプレーヤーのためでもあります。

もし他の人が作ったまま修復されていないディボットにボールが入ってしまった場合は、原則としてそのままプレーを続ける必要があります。

ルール上、無罰でボールを動かすなどの救済措置は認められていません

ディボット跡について詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください。
ディボット跡への対処法は?救済ルールや打ち方・直し方を解説

自分のボールが埋まった場合の対応

自分の打ったボールが地面にめり込むようにフェアウェイ上に埋まってしまった場合は、救済を受けることができます。

自分のボールが埋まった場合の対応

ホールに近づかない範囲で、ボールが埋まっている場所のすぐ近くにドロップしましょう。

ドロップしたボールが万が一、自分の足やクラブに当たってもペナルティはなく、同じ場所から再度ドロップできます。

フェアウェイを理解して楽しくゴルフしよう

フェアウェイは、スコアを安定させるために積極的に狙っていきたいエリアです。

ティーショットで正確にフェアウェイを捉えるためには、ドライバーの精度を上げる必要があります。

なかなかフェアウェイを捉えられないとお悩みの人は、ゴルフスクールを検討してみてはいかがでしょうか。

チキンゴルフは、スイングの基礎固めに定評のあるゴルフスクールです。

フェアウェイを正確に捉えてゴルフをもっと楽しみたい人は、ぜひ体験レッスンにお越しください。

ドライバーの正しい打ち方について知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
ドライバーの正しい打ち方を図解入りで解説!初心者でも簡単に打てるコツも紹介

チキンゴルフバナー
この記事の監修者
ボギー馬場さんの本人画像

ボギー馬場

【取得ライセンス】
JGRA

【プロフィール/経歴】

チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。

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