キャリーとは何か?飛距離との違いや戦略的な使い方も解説

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キャリーとはゴルフボールが空中を飛んでいる距離のこと

キャリーとはゴルフボールが空中を飛んでいる距離のこと

キャリーとは、ボールを打ったあと、ボールが空中を飛んでいる距離を指します。

ラウンド中に障害物を避けたり、風を考慮した戦略を立てるには、キャリーの距離感を正確に把握することが大切です。

また、ボールが地面に着地したあと、そのまま転がる距離は「ラン」と呼ばれます。

特にアプローチの場面では、キャリーとランの割合をうまくコントロールすることが重要です。

キャリーと飛距離の違い

キャリーは空中を飛んでいる最中の移動距離に対し、飛距離とはランを含めた総距離のことです。

ゴルフボールが空中を飛んだあと、地面に着地してから転がる距離(ラン)が加わることで、飛距離が決まります。

たとえば、キャリーが150ヤード・ランが10ヤードの場合、飛距離は160ヤードになります。

これらの違いを理解しておくことで、実際のプレーでのショット選択がより効果的になり、結果としてスコアを縮める手助けになるでしょう。

飛距離をアップさせる方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
ゴルフで飛距離アップする練習方法は?トレーニングのコツを動画付きで解説!

キャリーを決める要素と知らないことで起こるミス

キャリーを決める要素と知らないことで起こるミス

キャリーを決める要素は、初速・打ち出し角度・スピン量・自然環境の4つです。

仮に同じようなショットができたとしても、自然環境によって変わるため、正確なキャリーを予測するのは非常に難しいです。

クラブごとのキャリーや、キャリーに関わる要素を意識しないとコース戦略が曖昧になり、クラブ選択のミスを招きます。

特にバンカーや池の障害物を越える必要のある場面では、キャリーを意識したマネジメントを行わないと大きなミスにつながるでしょう。

コースマネジメントについて詳しくはこちら!
ゴルフのコースマネジメントとは?基本やスコアごとの攻略ポイントを解説

キャリーを活かして戦略的にプレーする方法

以下では、キャリーを活かした戦略的なプレー方法について解説します。

スコアを安定させるためには、キャリーをうまく活用することが重要です。

キャリーを意識してプレーすることで、コースマネジメントを向上させ、ミスを減らしましょう。

クラブごとのキャリーを把握しておく

クラブごとのキャリーを頭に入れておくと、ショットを打つ際に状況に応じた適切なクラブを選択できるでしょう。

キャリーを正確に把握するためには、練習場やラウンド中に実際に距離を測ってみるのがおすすめです。

自身のキャリーがどうなっているかを確認し、それを基に戦略を立てることで、プレーの精度が向上します。

キャリーをコントロールできる打ち方を身につける

アプローチにおいては、打ち方によってキャリーとランをコントロールすることが可能です。

アプローチの種類

ランニングアプローチはランの割合が多く、ロブショットはキャリーの割合を増やすショットになります。

グリーン周りの状況やピン位置によって、これらのショットを使い分けられるようになると、確実性高くピンに寄せられるようになるでしょう。

キャリーを理解して賢くプレーしよう

キャリーの距離や重要性を理解することで、コース上でのリスクを減らし、安定したプレーが可能になります。

自身のキャリーを把握し、適切なクラブ選択や自然環境に応じたショット調整を行いましょう。

基本的な知識をしっかりと身につけたうえで、賢くゴルフを楽しんでください。

チキンゴルフバナーA
この記事の監修者
ボギー馬場さんの本人画像

ボギー馬場

【取得ライセンス】
JGRA

【プロフィール/経歴】

チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。

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