ボギーとは?語源やバーディーなどその他のスコア用語もやさしく解説

ボギーとは?語源やバーディーなどその他のスコア用語もやさしく解説
目次

ボギーとは?初心者でもわかる意味とスコアの位置づけ

ボギー(Bogey)とは、「ホールの基準打数(パー)より1打多く叩いたスコア」のことを指します。

「パー」というホールごとの基準打数から「+1したスコア」がボギーです。

  • パー4のホールで5打かかった → ボギー
  • パー3のホールで4打かかった → ボギー

ボギーはよくあるスコアであり、決して特別に悪いものではありません。

むしろ、安定してボギーで回れるようになれば、中級者のレベルに近づいている証拠とも言えます。

100切りを達成するためには、すべてのホールをボギーで回る「ボギーペース」を目標にするのもおすすめです。

スコアカードでの記号と表記例

スコアカードでは、通常「打数のみ」を記入し、パーとの比較によってボギーであることが分かります。

例えば、パー4のホールで「5」と記入されていれば、ボギーということです。

パースコアスコアカード上の表記
455

場合によっては、視覚的な補足として「△」の記号で記載され、ボギーであることを明示することもあります。

ボギーの語源とは?鳥や妖精に由来する説を紹介

「ボギー(bogey)」という言葉の語源は、9世紀のイギリスの歌に登場するいたずら好きの妖精「ボギーマン(Bogey Man)」に由来していると言われています。

歌の中のフレーズでボギーマンは「捕まえられない存在」として描かれていました。

当時、ボギーは理想的なスコアとされていたため、ボギーを象徴する言葉として用いられるようになったと言われています。

のちに、プロとアマチュアの間でスコア基準が分かれ、「パー」がプロの理想スコア、「ボギー」はそれより1打多いスコアとして定着しました。

ゴルフ用語には“バーディー”や“イーグル”など鳥に由来するものが多くありますが、「ボギー」は幽霊や幻の存在に由来する、少し異色の存在です。

ボギー以外のスコア用語は?

ゴルフでは各ホールでのスコアに応じて、以下のような用語が使われます

スコア呼び方意味
-3アルバトロスパーより3打少ない
-2イーグルパーより2打少ない
-1バーディーパーより1打少ない
±0パーちょうど基準打数通り
+1ボギーパーより1打多い
+2ダブルボギーパーより2打多い
+3トリプルボギーパーより3打多い

ボギーは初心者にとっては十分良いスコアで、基本的にはダブルボギー以下のスコアで回ることになります。

スコア用語を正しく理解することで、自分のプレーを客観的に分析できるようになるので、覚えておきましょう。

▼バーディーとはどんな意味か知りたい方はこちら
バーディーとは?ゴルフでの意味や由来からスコアの仕組みまで解説

まとめ:ボギーなど用語を覚えて、ゴルフをもっと楽しもう

ボギーとは、規定打数(パー)より1打多いスコアのことを指します。

決して悪いスコアではなく、むしろ安定してボギーペースで回れるようになれば、中級者への第一歩といえます。

別の記事ではより詳しくスコアの数え方について解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

▼正しいスコアの数え方を知りたい方はこちら
ゴルフスコアの数え方は?用語や記号についても徹底解説!

チキンゴルフバナー
この記事の監修者
ボギー馬場さんの本人画像

ボギー馬場

【取得ライセンス】
JGRA

【プロフィール/経歴】

チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。

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