「ドライバーの飛距離をもっと伸ばしたい」「ミスに強くて安定して飛ばせるドライバーがほしい」そんなゴルファーの願いに応えるクラブとして高い支持を得ているのが、オノフの赤ドライバー「AKA」です。
2024年モデルのオノフ赤ドライバーは「やさしく真っすぐ飛ばす」というコンセプトはそのままに、さらなる進化を遂げています。
特に注目すべきは、新たに採用されたスライド式ウエイトによる可変機能と、オノフ史上最大の飛距離性能と寛容性を実現したヘッド設計です。
そこで本記事では、オノフ赤(AKA)ドライバーの特徴や性能を詳しく解説します。
2024年モデルの進化ポイントや試打レビュー、そして前モデルや他ブランドとの比較も交えながら解説しているので、ぜひ以後までご覧ください。
動画もチェック!

ボギー馬場
【取得ライセンス】
・JGRA
【プロフィール/経歴】
チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。
オノフの赤(AKA)ドライバーの基本スペック
※出典:onoff公式サイト
項目 | 概要 |
---|---|
価格 (税込) | ①シャフト/SMOOTH KICK MP-524D: 85,800円 ②シャフト/LABOSPEC SHAFT: 91,300円 ③シャフト/LABOSPEC SHAFT HASHIRI:30、TATAKI:30: 102,300円 |
ロフト角 | 10.5度・11.5度 |
ライ角 | 61度 |
クラブの長さ | 44.5インチ~45.5インチ |
クラブの重さ | 289g~301g |
オノフの赤ドライバー(AKA)は、やさしさと飛距離を高次元で両立した設計が特徴で、特にヘッドスピードが35~42m/s程度のゴルファーに最適なモデルです。
AKAという名前の通り赤を基調としたデザインながら、落ち着いたワインレッドのようなおしゃれなカラーリングが施されており、見た目の高級感も兼ね備えています。
「どこに当たっても真っ直ぐ飛ぶ」という画期的な設計思想により、オノフ赤ドライバーはミスに強く安定した飛距離を実現しており、初心者からシニアまで幅広い層に支持されています。
オノフ赤ドライバー2024年モデルの進化ポイント|従来モデルとの違いを比較
オノフ赤ドライバーの2024年モデルは、「クロスバランステクノロジー」をさらに進化させ、スイングバランスや総重量を自分好みに調整できる自由度を高めたモデルです。
ヘッドとグリップエンドに配置されたウエイトスクリューを入れ替えることでクラブの重さを変えることなくスイングバランスを調整できます。
また、新たに搭載された8gのスライド式ウエイトではポジションを移動させることで、重心距離や重心深度を変更でき、弾道を5段階でカスタマイズできるようになりました。
※出典:onoff公式サイト
これにより、初中級者でも「自分に合わせたチューニング」で飛距離アップを図れるようになったことが大きな強みです。
「以前のモデルに比べて音が落ち着いており、マットな見た目も相まって『本格派』な印象」と当スクールのインストラクターも評価。

このように2024年モデルは、操作性と調整機能を高めながらも、初心者からシニアまで幅広いユーザーが扱いやすいよう設計されています。
次の項目では、2020年モデルと2022年モデルとの具体的な違いを詳しく見ていきましょう。
2020・2022年歴代モデルとの違い
以下の表で2020年・2022年モデルとの主な違いをまとめました。
項目 | ![]() 2024年モデル | ![]() 2022年モデル | ![]() 2020年モデル |
---|---|---|---|
構造 | 鋳造フェース一体ボディ カーボンクラウン スライド式ウエイト | カーボンクラウン ウエイト交換式 | カーボンクラウン パワートレンチ構造 |
対象ゴルファー | 初心者~中級者、シニア (HS:35~42m/s) | 初心者~中級者 | 初心者 |
調整機能 | スライド式ウエイト OTCS(※) クロスバランステクノロジー | ソール2箇所のウエイト OTCS(※) クロスバランステクノロジー | OTCS(※) |
フェース設計 | 逆アーチ型トレンチ フェースレーザーミーリング | パワートレンチ | パワートレンチ |
重心設計 | 深低重心+全芯ヘッド設計 | 全芯ヘッド設計 | グラビティコントロール |
シャフト構成 | SMOOTH KICK MP-524D | SMOOTH KICK MP-522D | DAIWAカーボンテクノロジーシャフト |
おすすめの人 | 飛距離と直進性を求める幅広いゴルファー 弾道調整をしたい人 | つかまりのよさを求める初~中級者 | オートマチックな弾道を求める初心者 |
※画像出典:onoff公式サイト
このように、オノフ赤ドライバーは年々進化を続け、2024年モデルでは「やさしさ」だけでなく「飛距離」「操作性」「調整機能」を高い次元で両立させた総合力の高いドライバーに仕上がっています。
初心者からシニアまで幅広いユーザーにとって、使いやすく飛距離アップが実感できるドライバーとなっているのです。
オノフの赤(AKA)ドライバーの特徴
オノフ赤ドライバー(AKA)の最大の特徴は、ゴルファー一人ひとりのスイングや好みに合わせて細かく調整できる高い自由度にあります。
これまでのドライバーでは、自分に合わない場合は別のモデルを探す必要がありましたが、オノフ赤ドライバーは1本で多彩な調整が可能になっています。
ここでは、オノフ赤ドライバーの以下2つの特徴について紹介します。

これらの調整機能は、スイング改善やプレースタイルの変化に合わせて長く使い続けられる大きな魅力です。
重さの調整
オノフ赤ドライバーは、ヘッドとグリップエンドの両方にそれぞれ1g〜12gまでのウエイトスクリュー(※)を装着することで、重量バランスを細かく調整できます。
※別売り:1,650円/1個(税込)
さらに革新的なのは、ヘッドとグリップエンドのウエイトを「クロス(入れ替え)」することで、クラブの総重量を変えずにバランスポイントを操作できる点です。

この調整により、以下のような効果が期待できます。
- ヘッドを重くする
⇒ヘッドの重さを活かしたスイングが可能になり、パワーヒッターに適した設定 - グリップエンドを重くする
⇒ヘッドが軽く感じられ、振りやすくなるためヘッドスピードの遅いゴルファーに適した設定
このように、「クロスバランステクノロジー」により、自分のスイングや体格、好みに合わせた最適なバランス調整が可能になっています。
ヘッドの調整
オノフ赤ドライバーは、「OTCS(オノフ トラジェクトリー コントロール システム)」によるヘッド調整も特徴の1つです。
専用のスリーブを使用することで、ロフト角・ライ角・フェース角を変更でき、弾道のカスタマイズができます。
スリーブポジションは、標準位置から以下のような調整が可能です。
※出典:onoff公式サイト
左右方向の調整でDRAWポジションにすることでボールのつかまりが良くなり、高さの調整でHIGHポジションにすることで打ち出し角が上がるなどの弾道コントロールが実現できます。

さらに、2024年モデルでは新たに搭載されたスライド式ウエイトと組み合わせることで、より細かな弾道調整が可能となり、ヒール側に寄せるとドロー傾向が強まり、トゥ側に寄せるとフェード傾向が強まります。
このような調整機能により、1本のドライバーでさまざまな弾道を実現できるのが大きな魅力でしょう。
オノフ赤ドライバーが向いている人と向いていない人
オノフ赤ドライバー(AKA)は「やさしくまっすぐ飛ばす」というコンセプトで設計されているため、すべてのゴルファーに最適というわけではありません。
自分のスイング特性やプレースタイルに合わせて選ぶことが、最大限の効果を得るためには重要です。
向いている人 | 向いていない人 |
---|---|
・ヘッドスピードが35〜42m/s程度の人 ・スライスや球の上がりにくさに悩んでいる人 ・ミスショットの飛距離ロスを減らしたい人 ・楽に飛ばせるドライバーを探しているシニア・中高年層 | ・ヘッドスピードが43m/s以上で強く叩きたい人 ・低スピン・低弾道の強い球を求める競技志向の人 ・軽量クラブでは振り遅れてしまうパワーヒッター |
オノフ赤ドライバーは主に「スライスや球の上がりにくさに悩んでいる方」「ミスに強いドライバーを求める方」に最適なモデルです。
反対に、「強く叩いてボールを操作したい上級者」や「競技志向が強いゴルファー」には、操作性の高いオノフ黒(KURO)ドライバーの方が適している場合が多いでしょう。
自分のプレースタイルやスイング特性、目指すゴルフのレベルに合わせて、最適なドライバーを見つけましょう。

オノフ赤(AKA)ドライバーは「ちょうどいい飛距離アップ」の味方
オノフ赤ドライバー(AKA)は、「やさしくまっすぐ飛ばす」という明確なコンセプトのもとに設計された、初心者~中級者の飛距離アップをサポートするドライバーです。
2024年モデルではスライド式ウエイトの搭載により、自分のスイングに合わせて重さ・バランス・ロフト・ライ・フェース角を細かく調整できる柔軟性を兼ね備えました。
そのため、「方向性を安定させたい」「少ない力でも楽に飛ばしたい」という方におすすめのドライバーと言えます。
オノフ赤ドライバーの調整機能を活用して自分に最適な設定を見つけ、これまでより楽に飛距離アップを実感しましょう。