こんにちは!チキンゴルフ編集部です!
アイアンとは、フェアウェイ・ラフ・バンカー・グリーン周りなど、あらゆるシチュエーションで活躍する重要なクラブの一つ。
番手ごとに飛距離が明確に分かれており、距離をコントロールしながら正確にピンを狙える点が大きな特徴です。
ゴルフクラブの中で最も種類が多いクラブで、ヘッド形状やシャフト・ネックなど選択肢が豊富なため、どれを選べばよいか迷ってしまう方もいるでしょう。
そこで本記事では、アイアンの種類ごとの特徴や違いをチキンゴルフ編集部がわかりやすく解説しています。
【本記事で分かること】
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- アイアンの種類
↳ヘッド形状
↳番号(番手)別
↳ネック形状
↳シャフト素材 - アイアンの選び方のおすすめポイント
自分にぴったりのアイアンを選ぶことで、ショットの精度が向上し、スコアアップにもつながります。
ぜひ本記事を参考に、自分に最適なアイアンを見つけてみてください!

ボギー馬場
【取得ライセンス】
・JGRA
【プロフィール/経歴】
チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。
ゴルフのアイアンのヘッド形状の種類は3つに分類される

アイアンのヘッド形状の種類は主に、「マッスルバック」「キャビティバック」「中空」の3つのタイプに分けられ、それぞれ性能や難易度が異なります。
- マッスルバックアイアン
↳バックフェースに厚みがある一枚板のような構造 - キャビティアイアン
↳バックフェースに凹みがあり、重心が低く設計されている - 中空アイアン
↳ヘッド内部が空洞構造になっていて飛距離が安定する
アイアンのヘッド形状が異なることで、打球の性質や操作性・ミスの寛容性などに違いが生まれます。
自分のレベルや求めるショットの種類によって、適したアイアンを選びましょう。
マッスルバックアイアン|バックフェースに厚みがある一枚板のような構造
画像引用元:DUNLOP公式
マッスルバックアイアンはバックフェースに厚みがあり、一枚板のようなシンプルな構造になっています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| メリット | 〇操作性に優れている 〇ラフの影響を受けにくい 〇打感が柔らかい 〇上達の指標になる |
| デメリット | ×打ち出し角・弾道が低くなる ×芯を外した時、手に衝撃が強め ×スライス・シャンクのリスクがある |
| 特徴 | ・バックフェースに厚みがある ・ヘッドが小さい ・ソール幅が狭い ・重心位置が手前に寄っている |
マッスルバックアイアンは重心距離が短いためフェースコントロールがしやすく、高い操作性が特徴です。
しかし、スイートスポットが狭くミスに厳しいため、初心者には扱いが難しいクラブになります。
フェードやドローなどの球筋を自在にコントロールできるため、精度の高いショットを求めるゴルファーに適しています。
キャビティアイアン|バックフェースに凹みがあり、重心が低く設計されている
画像引用元:DUNLOP公式
キャビティアイアンはバックフェースにくぼみ(キャビティ)があり、重心が低く設計されています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| メリット | 〇ミスに強く、スイートスポットが広い 〇ボールが上がりやすい 〇安定したショットが打てる 〇初心者でも扱いやすい |
| デメリット | ×操作性はやや低い ×弾道の高さを自在に調整しにくい ×フェードやドローの打ち分けがしにくい ×打感はマッスルバックほど柔らかくない |
| 特徴 | ・バックフェースにくぼみがある ・ヘッドが大きめ ・ソール幅が広い ・低重心設計 |
キャビティアイアンはスイートスポットが広いため、直進性が高く、ボールが上がりやすいです。
そのため、安定したショットを求める初心者や中級者に適しています。
一方で、意図的に球筋をコントロールしたい上級者には、操作性の面で物足りなさを感じる可能性があります。
中空アイアン|ヘッド内部が空洞構造になっていて飛距離が安定する
画像引用元:DUNLOP公式
中空アイアンはヘッド内部が空洞になっている構造を持ち、以下のような特徴があります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| メリット | 〇ミスに強く、安定した飛距離を出せる 〇ボールが上がりやすい |
| デメリット | ×スイートスポットが小さい |
| 特徴 | ・ヘッド内部が空洞構造 ・ヘッドサイズはやや大きめ ・低重心&深重心設計 ・直進性が高く、飛距離が安定 |
中空アイアンは、キャビティアイアンのミスへの寛容性とマッスルバックアイアンの操作性を兼ね備えたクラブになっています。
低重心・深重心の設計でボールが上がりやすく、安定した高弾道を打ちやすい点も特徴です。
飛距離の安定性を重視しながらも、ある程度の操作性も確保したいゴルファーにおすすめのクラブです。
一方で意図的に球筋をコントロールしたい、打感のフィーリングを重視する上級者にとっては物足りなさを感じる場合もあります。
番号別のアイアンの種類と飛距離目安
アイアンは番号(番手)によって種類が分かれており、「ロングアイアン」「ミドルアイアン」「ショートアイアン」の3つに分類されます。
| 概要 | 番号 |
|---|---|
| ロングアイアン | 1~5番 |
| ミドルアイアン | 6~7番 |
| ショートアイアン | 8~9番 |
以下の観点からアイアンの番手ごとの特徴について、紹介していきます。
それぞれのアイアンを使い分け、狙い通りのショットを目指しましょう。
番手ごとのアイアンの違いとクラブセッティングのコツ
「ロングアイアン」「ミドルアイアン」「ショートアイアン」には、以下のような特徴があります。
| 概要 | 特徴 |
|---|---|
| ロングアイアン | ・シャフトが長く、ロフト角が小さいため飛距離が出やすい ・スイートスポットが狭いため、クリーンに打つ難易度が高い |
| ミドルアイアン | ・ロングアイアンとショートアイアンの中間的な性質を持つ ・飛距離とコントロール性のバランスが取れる |
| ショートアイアン | ・シャフトが短く、ロフト角が大きい ・グリーン上で止まりやすい |
ロングアイアンは飛距離性能に優れていますが、スイートスポットが狭いためミスへの寛容性が低いです。
打ちこなすにはスキルが必要なため、最近ではユーティリティに置き換える人もいます。
また、ミドルアイアンは飛距離とコントロールのバランスが良く、初心者から上級者まで幅広く使いやすいクラブです。
ショートアイアンは飛距離は抑えめですが、高弾道で狙った地点に止めやすく、アプローチでの精度が求められる場面に最適です。
初心者は球が上がりやすいショートアイアンから慣れていき、スイングの安定性を高めましょう。
どのアイアンセット(番手)をクラブセッティングに入れるかは、技術レベルによって変わってきます。
| レベル | 使用するクラブ範囲 | セッティングのポイント |
|---|---|---|
| プロ | 5I~PW | 5Iより大きいロングアイアンを入れることも |
| アマチュア | 5I~PW | フェアウェイウッドやユーティリティを充実させる場合は、6Iから入れることも多い |
| 初心者男性 | 6I~PW | 難易度の高いロングアイアンは入れないセッティングがおすすめ |
| 初心者女性 | 7I、9I、PW | 1番手の違いでは距離の変化がそれほど大きくないため、奇数番手だけを入れるケースが多い。 |
技術レベルに合わせてクラブセッティングを最適化するためにも、ぜひ参考にしてみてください。
【番手別】飛距離の目安
アイアンは番号(番手)によって、以下のように飛距離がそれぞれ異なります。
| 概要 | 番手/飛距離目安 (Low–Middle–High)※ |
|---|---|
| ロングアイアン | 1I:190-210-230 2I:180-200-220 3I:170-190-210 4I:160-180-200 5I:150-170-190 |
| ミドルアイアン | 6I:140-160-180 7I:130-150-170 |
| ショートアイアン | 8I:115-135-155 9I:100-120-140 |
アイアンの番手が小さくなるとシャフトが長くなり、ロフト角が小さくなるため、ボールが前に強く飛び、飛距離が伸びます。
一方で番手が大きくなるとロフト角が大きくなり、高い弾道でボールが止まりやすくなるため、ピンを狙う精密なショットに適しています。
番手ごとの飛距離と特性を踏まえて、それぞれのアイアンがどんな場面で活躍するのかを見ていきましょう。
【番手別】適した場面
- ロングアイアン
- 長距離ショット
- フェアウェイからのショット
- ミドルアイアン
- プレー時のメインクラブ
- 中距離を狙うショット
- ショートアイアン
- アイアンの中で深いラフ
- 難しいライからの脱出
飛距離、弾道、高低差、ライの状態などを総合的に判断して、最適なクラブを選びましょう。
ゴルフのアイアンのヘッド製法の種類

アイアンのヘッド製法は、以下の2種類があります。
ヘッド形状と比較すると注目されづらい部分ですが、打感や操作性に影響を与える重要な要素になるので、参考にして特徴を把握しましょう。
鍛造(フォージド)|金属を熱して叩きながら成形する製法
鍛造(フォージド)アイアンは、高温で熱した金属を叩きながら成形する製法で作られたクラブです。
特徴
| 製法 | 鍛造 (フォージド) |
|---|---|
| 成形方法 | 熱して叩いて成形 |
| 打感 | 柔らかく心地よい |
| 操作性 | 高い ※フェード・ドローを打ち分けやすい |
| 寛容性 | 低い ※芯を外すとミスしやすい |
| 価格 | 高め |
| おすすめの人 | ・上級者 ・こだわりがある人 |
鍛造アイアンは金属の密度が高まり、均一な仕上がりになることで打感の柔らかさや操作性の高さを実現しています。
そのため、ショットの精度やフィーリングを重視する上級者に適したアイアンです。
しかし、ミスへの許容度が低いため、初心者や安定したショットを求めるゴルファーには扱いが難しくなっています。
見分け方は簡単で、ヘッド部分に「FORGED」の刻印があるアイアンがこちらの製法で作られたクラブです。
鋳造(キャスト)|溶かした金属を型に流し込んで成形する製法
鋳造(キャスト)アイアンは、溶かした金属を型に流し込んで成形する製法で作られたクラブです。
| 製法 | 鋳造(キャスト) |
|---|---|
| 成形方法 | 溶かして型に流し込む |
| 打感 | やや硬め ※素材や設計によって異なる |
| 操作性 | 直進性が高くミスに強い |
| 寛容性 | 高い ※スイートスポットが広い |
| 価格 | 比較的安価 |
| おすすめの人 | 初心者・中級者 |
鋳造アイアンはスイートスポットが広く、ミスへの寛容性が高いため、初心者や中級者に適しています。
しかし、鍛造アイアンほどの打感の柔らかさや操作性は得られにくいため、上級者にとっては物足りない場合があります。
ゴルフのアイアンのネック形状の種類はストレートネック・グースネックの2つ

アイアンのネック形状は、以下のストレートネック・グースネックの2種類になります。
構えた時の印象でどちらが良いか選ばれがちですが、機能的な違いも把握しておくとより明確な基準を持ってクラブ選びができるようになるでしょう。
ストレートネック
ストレートネックアイアンは、以下のような特徴があります。
- フェースの開閉がしやすい
- 球筋のコントロールがしやすい
- 上級者向け
フェースとシャフトの接続部分がほぼ一直線でフェースの向きを自由に開閉しやすく、フェードやドローの打ち分けが可能に。
しかしミスの許容度が低く、スイングの安定性が必要なため、ゴルフ初心者には扱いが難しいクラブといえます。
スイングの精度に自信があり、より戦略的なゴルフを目指すプレーヤーに最適なアイアンといえるでしょう。
グースネック
グースネックアイアンの特徴は、以下のとおりです。
- フェースの開閉が少ない
- ボールがつかまりやすい
- 初心者やスライスを抑えたいゴルファー向け
ネック部分が後方にカーブしていることでフェースがやや遅れて出る設計になっており、インパクト時にボールをつかまえやすいのが特徴です。
また、フェースの開閉が少なく直進性が高いため、ミスショットの影響を受けにくく、安定した弾道を打ちやすいというメリットも。
スイングが安定していない初心者や、スライスに悩むゴルファーに最適なアイアンといえます。
ゴルフのアイアンのシャフト素材の種類はカーボンシャフトとスチールシャフト

アイアンのシャフト素材の種類は、以下の通りです。
ヘッドスピードやプレースタイルによって、最適なシャフトは異なります。
自分のプレーに合ったシャフトを選ぶためにも、ぜひ参考にしてください。
カーボンシャフト
カーボンシャフトの特徴は、以下のとおりです。
- 軽量でヘッドスピードを上げやすい
- 振り抜きやすく、飛距離を伸ばしやすい
- 振動吸収性が高く、手や腕への負担が少ない
- 初心者やシニアゴルファー向け
一般的にカーボンシャフトは軽量で振りやすく、ヘッドスピードが遅いゴルファーでもスムーズにスイングできます。
スイングの力が弱い人でも飛距離を出しやすいため、初心者やシニアゴルファーにもおすすめです。
しかし、スチールシャフトに比べてしなりが大きいため、ショットの安定性が不安定でコントロールが難しくなることもあります。
スチールシャフト
スチールシャフトは、以下のような特徴があります。
- しなりが少ない
- ショットの安定性が高い
- 重量がある
- 耐久性が高い
- 中・上級者向け
スチールシャフトは重量があるため、スイングの安定性が高く、コントロール性能に優れています。
しなりも少ないため、フェースの向きをコントロールしやすく、飛距離よりも安定した弾道や方向性を重視するゴルファーにおすすめです。
カーボンシャフトに比べて重量があるため、ヘッドスピードが遅いゴルファーには扱いが難しくなります。
ゴルフのアイアンのグリップの種類(ラバー/コード/口径/太さ)
ゴルフのアイアンの性能を最大限に引き出すには、ヘッドやシャフトの性能だけでなく、グリップの種類選びも非常に重要です。
グリップはスイング中に唯一プレーヤーがクラブに触れる部分であり、素材・口径・太さによって握り心地やフィット感が変わり、ショットの安定性に大きく影響します。
| グリップ素材の種類 | 特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| ラバーグリップ | ・柔らかい握り心地 ・握ったときの安心感が強い ・雨の日でも滑りにくい ・コストパフォーマンスが高い | ・初心者から中級者 |
| コードグリップ | ・しっかりした握り心地 ・ラバーより硬めの感触 | ・しっかり振りたい上級者 ・打感にこだわる人 |
グリップの違いは、雨天時の滑りにくさや手へのフィット感、スイング時の安定性に直結するため、プレースタイルに合わせた選択が欠かせません。
また、グリップの口径(M58、M60など)によっても太さが微妙に変わるため、自分の手に合ったサイズを選ぶことが重要です。
詳しい選び方やクラブ別のおすすめグリップは、以下の記事をご覧ください。
ゴルフのアイアンのソケットの種類(外内径/長さ/デザイン)
ソケットとは、シャフトとヘッドの接合部に取り付けられている小さなリング状のパーツのことです。
普段はあまり意識されない部分ですが、クラブ全体の強度や見た目に関わる重要な役割を担っています。
| 部位 | 一般的なサイズ範囲 | 機能・役割 |
|---|---|---|
| 外径 | ・約12.0~13.0mm前後 | ・ヘッドとの接合部を安定させる |
| 内径 | ・約8.5~9.0mm前後 | ・シャフトとの密着性を高める |
外径が大きいソケットは接合部の保護力が高く、ヘッドとシャフトの隙間をしっかりカバーできるため、強度や耐久性の面で安心感があります。
一方、ソケットの長さやデザインによってもクラブ全体の耐久性や見た目の印象が変わり、長めのソケットは保護性能を高め、短めのソケットはシャープでスマートな印象を与える傾向があります。
デザイン
- ショートソケット:
コンパクトで軽量なため、クラブ全体の見た目がシャープになり、ツアーモデルなど上級者向けアイアンに多く採用されます。
保護範囲は狭めですが、クラブのシルエットをすっきり見せたい場合に適しています。 - ロングソケット:
接合部をしっかり覆うため耐久性が高く、ヘッドとシャフトの一体感が強まります。
やや重量は増しますが、安心感と耐久性を重視するプレーヤーに向いています。
- ストレートタイプ:
断面がまっすぐな最もベーシックな形状で、汎用性が高く、多くのアイアンモデルに対応しています。 - テーパータイプ:
ヘッド側に向かって細くなる形状で、シャフトとヘッドのつなぎ目が自然に仕上がり、見た目も滑らか。
段差を少なくしたい場合に好まれます。 - 装飾タイプ:
リング状のラインやロゴなどのデザインが施されており、見た目のアクセントを加えられます。
機能性に大きな差はありませんが、クラブ全体の高級感や統一感を演出できます。
ソケット自体が飛距離や弾道に直接影響を与えることはほとんどありません。
しかし、クラブの耐久性と見た目の完成度に直結するため、破損や浮きが見られた場合は早めの交換が必要です。
長く安心して使うためにも、定期的なチェックをおすすめします。
アイアンの選び方のおすすめポイント【レベル別】

以下では、ゴルファーのレベルに応じたアイアン選びのポイントを紹介しています。
自分のレベルに適したアイアンを選び、スイングの安定性を高めながらスコアアップを目指しましょう。
初心者|平均スコア120以上のゴルファー
平均スコア120以上のゴルフ初心者は、ミスショットをカバーできるキャビティアイアンや中空アイアンを選ぶのがおすすめです。
- アイアン
- キャビティアイアン
- 中空アイアン
- シャフト
- カーボンシャフト
これらのアイアンはスイートスポットが広く、ボールが上がりやすいので安定したショットを打ちやすくなります。
また軽量なカーボンシャフトを選ぶと、ヘッドスピードが上がりやすく、飛距離を出しやすいので扱いやすくなります。
中級者|平均スコア100前後のゴルファー
平均スコア100前後の中級者は、以下のようなアイアンを選ぶのがおすすめです。
- アイアン
- キャビティアイアン
- 中空アイアン
- シャフト
- スチールシャフト
中級者はスイングがある程度安定してくるため、インパクトの精度が向上し、ミスショットが減少することでクラブの性能をより引き出せるようになります。
スイートスポットが広く、ミスへの許容度が高いキャビティアイアンや中空アイアンを使用することで、安定した弾道と飛距離が維持しやすいです。
またしなりが少ないスチールシャフトを選ぶことで、ショットの方向性も安定させられます。
上級者|平均スコア85以下のゴルファー
平均85以下の上級者は、以下のようなアイアンを選ぶことがポイントです。
- アイアン
- マッスルバックアイアン
- キャビティアイアン
- シャフト
- スチールシャフト
マッスルバックアイアンやキャビティアイアンは、ボールの高さやスピンを自在にコントロールしやすく、戦略的なプレーが可能になります。
シャフトはスチールシャフトを基本とし、自分のスイングに合わせた重量や硬さを選びましょう。
アイアンの種類に関するよくある質問と回答
アイアンの種類に関するよくある質問と回答は、以下の通りです。
アイアンに関する疑問を解消するためにも、ぜひ参考にしてください。
打ちやすいアイアンは何番?
ゴルフのアイアンの中で、一般的に打ちやすいとされているのは9番アイアンと7番アイアンです。
9番アイアンはアイアンの中でも最もロフト角が大きいため、コントロールがしやすいことが特徴です。
一方で、7番アイアンは飛距離とコントロール性のバランスが良く、初心者の方が最初に選ぶ一本としても推奨されます。
アイアンの種類で飛距離に違いはある?
イアンの飛距離は、クラブの種類やプレイヤーのヘッドスピードによって異なります。
| 概要 | 飛距離目安 (Low–Middle–High)※ |
|---|---|
| ロングアイアン | 1I:190-210-230ヤード 2I:180-200-220ヤード 3I:170-190-210ヤード 4I:160-180-200ヤード 5I:150-170-190ヤード |
| ミドルアイアン | 6I:140-160-180ヤード 7I:130-150-170ヤード |
| ショートアイアン | 8I:115-135-155ヤード 9I:100-120-140ヤード |
上記の飛距離目安からわかるように、アイアンの番手が小さくなる(番号が大きくなる)ほど飛距離は短くなります。
100ヤードの距離を打つ際にどのアイアンを使用するかは、スキルによって異なりますが、9番アイアンが適しています。
またロングアイアンは以下のような特徴があるため、飛距離が伸びやすいです。
- ロフト角が小さい
↳ボールの打ち出し角度が低い - シャフトが長い
↳ヘッドスピードを上げやすい
ただし、ロフトが立っている分、ボールを上げるのが難しく、ある程度のヘッドスピードと技術が必要になるので上級者向けのクラブになります。
ゴルフのPは何番アイアンを指す?
ゴルフの「P」はピッチングウェッジ(PW)を指します。
PWの特徴
| ピッチングウェッジ (PW) | 詳細 |
|---|---|
| ロフト角 | 44~47度 |
| 飛距離目安 | ▼男性 80~120 |
| ▼女性 50~80 | |
| 使用場面 | ・近距離のショット ・グリーン周りのアプローチ |
ピッチングウェッジはアイアンセットに含まれることが多く、初心者から上級者まで幅広く使用されるクラブです。
9番アイアンとサンドウェッジ(SW)の中間に位置し、低めのアプローチショットにも活用されます。
ウェッジの中でも特に使用頻度が高いため、ゴルファーにとって欠かせないクラブの一つです。
7番アイアンと9番アイアンに違いはある?
7番アイアンと9番アイアンでは、以下のような違いがあります。
| 項目 | 7I | 9I |
|---|---|---|
| ロフト角 | ・男性:31〜33度 ・女性:32〜34度 | ・男性:39~41度 ・女性:40~42度 |
| 飛距離 | ・男性:120~150 ・女性:65~120 | ・男性:95~130 ・女性:55~95 |
| 弾道の高さ | 中弾道~高弾道 | 高弾道 |
| 使用場面 | ミドルアイアンとしてフルショット向き | ショートアイアンとして精度重視 |
| 難易度 | 9番アイアンよりは多少難易度が上がる | 7番アイアンよりもロフト角が寝ているので打ちやすい |
7番アイアンは飛距離とコントロールのバランスが良く、フェアウェイからグリーンを狙うショットに適しています。
9番アイアンは短距離のコントロールショットや、高弾道でグリーンに止めるショットに適したクラブです。
ゴルフではコースの状況や狙いに合わせたクラブ選びがスコアアップのポイントとなるため、適切な場面で使い分けることが重要です。
7番アイアンは何ヤードくらい飛ぶ?
7番アイアンの飛距離は、一般的な男性ゴルファーでおよそ130~170ヤードが目安です。
ただし、飛距離はヘッドスピードやスイングレベル、クラブのロフト角などによって大きく変わります。
7番アイアンは「飛距離とコントロールのバランス」が優れており、狙いどころを正確に打ちたい場面で活躍するクラブです。
そのため、初心者の基礎練習用としても、上級者のスコアメイク用としても非常に重宝されます。
自分に合った飛距離を把握するには、練習場などでキャリーとランの両方をしっかり測定しておくことが大切です。
これにより、実戦での番手選びも格段に精度が上がるでしょう。
アイアンは何年くらい持つ?
アイアンの耐用年数は明確に定められていませんが、一般的には10~20年ほど使用できるといわれています。
ただし、これはあくまで目安であり、実際の寿命は使用頻度や練習量、保管・メンテナンスの状態によって大きく変わります。
例えば、頻繁にラウンドや練習をする人ほどフェースの溝が摩耗しやすく、打感やスピン性能の低下が早まるでしょう。
しかし、適切に保管・管理していれば20年以上使い続けることも可能です。
- フェース溝の摩耗やスピン量の低下
- ロフト角・ライ角の狂い
- シャフトの劣化やしなりの違和感
- グリップの硬化・滑り
これらの症状が見られる場合、飛距離や方向性が安定しにくくなるため、買い替えやリシャフト・グリップ交換を検討するのがおすすめです。
自分に合ったアイアンの種類選びに迷ったら、プロのコーチに相談しよう!
自分に合ったアイアン選びに迷ったら、以下のポイントを意識しましょう。
- フィッティングを利用する
↳体格やスイングに適したクラブを選んでもらえる - プロに相談する
↳自分のスイングタイプやクセを客観的に分析してもらえる
フィッティングでは、スイングやショットのデータを基に、自分の体格やスイングタイプに合ったクラブを提案してもらえます。
また自分に適したアイアンを選ぶために大切なのは、スイングの基礎を固めることです。
スイングが安定しないと、自分に本当に合ったクラブ選びをすることができません。
自分のスイングタイプやクセを客観的に分析したい方は、ゴルフレッスンを受けることを検討してみましょう。
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一方、セミパーソナルであれば指導と自主練習をバランスよく取り入れることが可能。
パーソナルレッスンだと回数制であることが多く、上達できないまま卒業になってしまう恐れも。
チキンゴルフは通い放題なので、セミパーソナルによる丁寧な指導と十分なレッスン回数を両立させられます。

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