全てのクラブの中で1番飛距離の出るクラブがドライバーですが、「低い球しか出ない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ドライバーで球が上がらないと飛距離が伸びづらいだけでなく、ゴルフに対するモチベーションも下げてしまう要因になります。
そこで本記事では、全国に33店舗展開するゴルフスクールチキンゴルフがドライバーで弾道が低くなる原因と改善方法を解説!
自宅でも実践できる練習方法も紹介するので、ドライバーでのショットを改善したい方はぜひ参考にしてみてください。

ボギー馬場
【取得ライセンス】
・JGRA
【プロフィール/経歴】
チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。
ドライバーで球が上がらない・弾道が低い主な原因
ドライバーで球が上がらない主な原因は、以下の通りです。
上記を改善して反復練習することで理想的な弾道を目指すことができるので、ぜひ参考にしてみてください。
アッパーブローに打てていない
ドライバーで球が上がらない原因として、アッパーブローに打てていないことが考えられます。
アッパーブローは、スイング時に最下点を過ぎてヘッドが上がり始めたあたりでインパクトする打ち方です。

アッパーブローでインパクトすることで打ち出し角が高くなりやすいので、ボールがより高く飛ぶ軌道を描きやすくなります。
- ボール位置が間違っている
- ダウンスイングで頭を突っ込みすぎている
アイアンと同じようにボールを両足の中心に置いてしまうとダウンブローでインパクトを迎えることになり、アッパーブローで打つことができません。
またダウンスイングで頭を突っ込みすぎると、フェースが地面に向いた状態でインパクトを迎えやすくなってしまいます。

理想的な打ち出し角が得られなくなるので、結果的に弾道が低くなる原因となります。
以下の記事ではドライバーの打ち方について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ティーが低すぎる
以下のようにティーの高さが低すぎるとトップになりやすくなり、ドライバーでボールが上がらない原因になります。
【OK例】

【NG例】

ティーが低いとスイング軌道が理想のアッパーブローになりにくく、フェースがボールを適切に捉えられません。
また、ヘッドがボールに対して不適切な角度で当たって打点がブレることが多くなり、スピン量や打ち出し角が不安定になってしまいます。
ドライバーで球が上がらない方は、以下を参考にティーの高さを調節してみましょう。
クラブが合っていない
クラブが自分に合っていない場合、スイングや弾道に悪影響を及ぼして思うようなショットが打てず、ボールが上がらなくなる可能性があります。
- シャフトが硬すぎる
- ロフト角が小さすぎる
シャフトが硬すぎるとスイング時にしなりを活かせず、ヘッドスピードやインパクト時のエネルギーが伝わりにくくなります。
またロフト角が小さすぎるクラブを使うと適切な打ち出し角を得られないため、弾道が低くなります。
自分のスイング特性に合ったクラブを選ぶと適切な打ち出し角と安定した弾道が得られるので、以下を参考に見直してみてください。
ドライバーでボールが上がらない時に生じるミス
ドライバーでボールが上がらない時に生じる主なミスは、以下の通りです。

- チーピン
- フック
- トップ
ボールが極端に左に曲がるチーピンやフックは、アドレス時のボール位置が正しくないことが原因の1つとして考えられるでしょう。
ボール位置がズレていることで、フェースが極端に被った状態でボールに当たり、チーピンが生じてしまう可能性があります。
またティーが低いとクラブフェースがボールを適切に捉えられず、ボールの上部を叩くトップの原因となります。
ドライバーでのミスを軽減できるよう、アドレス時のボール位置やティーの高さを見直しましょう。
ドライバーで球が上がらない時の改善方法
ドライバーで球が上がらない時の改善方法は、以下の通りです。

原因に合った改善方法を実践して、理想的な弾道を目指しましょう。
左脇線上にボールを置く
ドライバーでアッパーブローで打つためには左脇線上にボールを置き、右足寄り(6:4)の体重配分を心がけましょう。
以下のようにボールの位置に注意することで自然とアッパーブローに当たり、球が上がるようになります。

適切な体重配分は身長や体型によって異なるので、右6:左4を基準に調整することが大切です。
またダウンスイングの際に頭が動くと以下のようにフェースが地面に向いた状態でインパクトを迎え、アッパーブローで打てなくなってしまいます。

インパクト時もアドレス時と同じ前傾姿勢を保つことを心がけて、振り抜きましょう。
以下では頭の位置を動かさないでインパクトするコツを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ティーの高さを変える
ドライバーで理想的な弾道を実現するには、ティーの高さを調整しましょう。
ティーを適切な高さに調整することで正確なインパクトが可能になり、理想的な弾道を得られます。
構えた際に以下のようにボールが半分ぐらいヘッドから出るぐらいの高さに調整しましょう。

ただしティーが高すぎるとクラブがボールの下をもぐってしまい、テンプラや空振りの原因になるので注意が必要です。
自分に合ったクラブに変える
ドライバーで球が上がらない場合は、ロフト角・シャフトを見直して自分に合ったクラブに変えましょう。
シャフトの硬さは以下のように6種類あり、スイングスピードや体力に応じて選ぶ必要があります。

メーカーやモデルごとに基準が異なるため、実際に試打して自分に合う振り心地を確認することが重要です。
またゴルフを始めたばかりの初心者の方はドライバーのロフト角を選ぶ際に、以下を目安にすることをおすすめします。
- 男性:10.5度
- 女性:13.5度
上記のロフト角は初心者でもボールを高く打ち上げやすく、スライスを軽減しやすいです。
初心者は経験者と比べてヘッドスピードが遅い傾向があり、ボールに十分な力を伝えることが難しい場合があります。
ロフト角が大きいドライバーはボールが上がりやすく一定の飛距離を稼ぐことができるため、扱いやすい傾向です。
ドライバーでボールを上げる練習方法【初心者向け】
ドライバーでボールを上げる練習方法は、以下の通りです。

- ヘッドスピードを身につける練習
- 重めのバットで連続素振りをする
- クラブのネック部分を持って連続素振りをする
- 正しいインパクトを迎える練習
- 小さい振り幅から練習する
ヘッドスピードを身につける練習
重いものと軽いものをそれぞれ連続素振りすることで、ロフト角やシャフトの硬さに合ったヘッドスピードを身につけることが可能です。
重いものを振ると体力や体幹の強化・遠心力の感覚を養うことができ、軽いものでは速く振る感覚を掴むことができます。
チキンゴルフでは「AZASバット」と呼ばれる重めのバットを使っており、体力・体幹の強化に役立てています。

「AZASバット」がない場合は、クラブを2~3本重ねて連続素振りをすることで代用が可能です。
逆に軽いものを連続素振りする際は、クラブのネック部分を持って素振りをすることで練習ができます。
正しいインパクトを迎える練習
正しいインパクトを実現するためには、いきなりフルスイングで練習せずに、ビジネスゾーンから練習することがおすすめです。
ビジネスゾーンの振り幅


振り幅が小さいと複雑な動きが少ないため、インパクトを一定に保ちやすくスイングを安定させることができます。
ドライバーでボールが上がらない場合のよくある質問と回答
ドライバーでボールが上がらない場合のよくある質問と回答は、以下の通りです。
疑問を解消してドライバーを得意なクラブにしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ドライバーが低弾道であるメリットは?
ドライバーショットでは打ち出し角が13~15度程度の程よい低弾道の場合は、ボールが上がりすぎるよりもメリットがあります。
- 風の影響を受けにくい
- OBになりにくい
低弾道は飛距離よりも安定感を重視するシーンや、風が強い日のラウンドで特に有効です。
ドライバーのハンドファーストが強すぎるとどうなる?
過度なハンドファーストはクラブのロフト角が減少し、ボールが必要以上に低く飛び出すことがあります。
適切な弾道が得られず飛距離が伸びづらくなる可能性があるので、注意が必要です。
結果としてミスショットに繋がる場合があるので、適切なハンドファーストを意識しましょう。
ドライバーが上がらない時はアッパーブローでのインパクトを目指そう!
ドライバーショットで理想的な弾道を実現するためには、アッパーブローでのインパクトが重要です。
アッパーブローを習得するためには以下のポイントを意識し、スイングを修正しましょう。
アッパーブローで理想的なショットを打つためには、正しいフォームの習得と反復練習が必要です。
ゴルフの基本をより深く学んでスイングを改善したい方は、ゴルフスクールで指導を受けるのも効果的。
チキンゴルフでは業界初のセミパーソナルレッスンで通い放題で利用でき、目指す上達スピードに合わせてレッスンを楽しめます。
ドライバーなどの番手ごとのレッスンもでき、正しいスイングを時間をかけて身につけられるので、ぜひ選択肢の1つとしてご検討ください。
業界初の「セミパーソナル×通い放題」のインドアゴルフスクール【チキンゴルフ】

チキンゴルフでは業界初のセミパーソナル×通い放題のレッスン形態で、各々のペースに合わせた効率的なレッスンを受講できます。
5,6人のグループレッスンだと十分な指導の確保が、1対1のパーソナルだと自ら考えながら練習する時間の確保が難しいです。
一方、セミパーソナルであれば指導と自主練習をバランス良く取り入れることが可能。
パーソナルレッスンだと回数制であることが多く、上達できないまま卒業になってしまう恐れも。
チキンゴルフは通い放題なので、セミパーソナルによる丁寧な指導と十分なレッスン回数を両立させられます。

なかなかゴルフが上達できずに悩んでいる人や、これからゴルフを始めようとしている人は、ぜひチキンゴルフの体験レッスンにお越しください!
\楽しみながら基礎が身につく!/