ネットとグロスの違い
グロスは実際に打った打数、ネットはグロスからハンディキャップを差し引いたスコアを指します。
ネットとグロスの違いを適切に把握すれば、コンペの成績表の見方を理解でき、より結果発表が楽しくなります。
ここでは、ネットとグロスの違いを詳しく解説します。
ネット
ネットとは、「グロス-ハンディキャップ」で求めたスコアのことです。
ほとんどのゴルフコンペでは、ネットスコアを比較して最終的な順位を決定します。
なお、ハンディキャップとは、ゴルファーのレベルやスコアによって決定される数値であり、上級者ほど小さくなる傾向があります。
ハンディキャップを決める方法はさまざまですが、ゴルフコンペでは「その日のスコア」をもとに計算される以下のような方式が一般的です。
- 新ペリア方式 / ダブルペリア方式(最も主流)
- ペリア方式
- 新新ペリア方式
独自のハンディキャップの算出方法を採用しているゴルフコンペもあり、日本ゴルフ協会の規定に基づく「オフィシャルハンディキャップ」もあります。
グロス
グロスとは、18ホールをラウンドした際の総スコアを指します。
ゴルフコンペにおいて、ハンディキャップを差し引く前の数字であり、グロススコアをベースにハンディキャップを計算するのが一般的です。
グロススコアは各ゴルファーの本当の実力を表すものであり、最も優れたグロススコアを「ベストグロス(略してベスグロ)」と呼びます。
ベストグロスを獲得したゴルファーは、ネットスコアによる順位付けとは別に表彰されるのが一般的です。
コンペ順位はネット、真の実力はグロスに表れる
先ほども触れたとおり、コンペの順位はネットスコア、真の実力はグロススコアに表れます。
ネットスコアはグロススコアからハンディキャップを差し引いた値であるため、ハンディキャップが大きければスコア100前後でも十分に優勝を狙えます。
特に、一般的なコンペで採用される新ペリア方式などはランダム要素が強いため、誰が優勝するかは最後までわかりません。
一方、グロススコアは「18ホールラウンドした実際のスコア」であるため、自分の実力がそのまま反映されます。
つまり、グロススコアが優れているほど、ゴルファーとしての実力が高いといえるのです。
ハンディキャップの決め方
ゴルフコンペでハンディキャップを決める際の代表的な方法は、以下の3つです。
- 新ペリア方式 / ダブルペリア方式(最も主流)
- ペリア方式
- 新新ペリア方式
いずれの方法も、特定のホール数分の「隠しホール」が設定され、隠しホールの合計スコアをもとにハンディキャップを決める方式です。
それぞれの概要や計算方法を簡単に紹介します。
| 方式名 | 特徴 |
|---|---|
| 新ペリア方式 | 【特徴】 現在最も主流のハンディキャップ方式 【隠しホール数】 18ホール中12ホール 【ハンディキャップの計算式】 (隠しホールの合計打数 ×1.5−72)×0.8 |
| ペリア方式 | 【特徴】 運の要素が強く、気軽に楽しめる 【隠しホール数】 18ホール中6ホール 【ハンディキャップの計算式】 (隠しホールの合計打数 ×3−72)×0.8 |
| 新新ペリア方式 | 【特徴】 新ペリアとペリアの中間的な特性 【隠しホール数】 18ホール中9ホール 【ハンディキャップの計算式】 (隠しホールの合計打数 ×2 − 72)×0.8 |
ほかにも、独自のハンディキャップ形式を採用しているコンペもあります。
ネットとグロスの違いはハンディキャップにある!スコアの仕組みを理解してゴルフを楽しもう
「グロススコア」は18ホールをラウンドした総スコアのことであり、そこからハンディキャップを差し引くと「ネットスコア」になります。
ネットスコアはゴルフコンペの順位を決定する際に使用され、グロススコアは本来の実力を示す指数となります。
これらの言葉やスコアは、ゴルフコンペの結果表に記載されていることがほとんどです。
意味や計算方法を適切に理解することで、単なる順位だけでなく、各人の実際のスコアやハンディキャップの乗り方まで把握でき、よりコンペを楽しめます。
また、代表的なハンディキャップの決め方を理解していれば、「なぜこのネットスコアになったのか」まで理解できるため、ぜひ参考にしてください。

ボギー馬場
【取得ライセンス】
・JGRA
【プロフィール/経歴】
チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。


