「体が硬くて思い描いてるスイングができない。関節を柔らかくできるストレッチが知りたい!」
「フォームを安定させるために体の柔軟性を高めたいけど、何をすれば良いのかな?」
ゴルフにおいてストレッチは不可欠な要素であり、その重要性は下記のように多岐にわたります。
- パフォーマンス向上
L体が柔らかくなるとスイングの可動域が広がり、飛距離アップ - 怪我の予防
L適切なストレッチで筋肉や関節を保護し、プレー中の怪我リスクを軽減 - メンタルの安定
L体をほぐすことで精神的なリラックス効果も得られ、集中力アップ
本記事ではチキンゴルフ編集部が、ゴルフにおすすめのストレッチ方法を動画を交えて紹介していきます。
最後まで読むことで、プレー上の悩み解決への糸口が見つかり、それによって自信を取り戻すきっかけにもなるはずです。
今日からストレッチを始めて、理想のスイングを手に入れましょう。
ボギー馬場
【取得ライセンス】
・JGRA
【プロフィール/経歴】
チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。
ゴルフでストレッチをしておきたい部位
ゴルフでストレッチしておきたい部位は下記の3つです。
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筋肉と関節を温めパフォーマンス向上と怪我の予防が期待できるため、プレー前は動的ストレッチを推奨します。
静的ストレッチと動的ストレッチ
特徴 | 静的 ストレッチ | 動的 ストレッチ |
---|---|---|
方法 | 筋肉を伸ばして 一定時間保持する | 体を動かして 筋肉を伸ばす |
効果 | 柔軟性を向上させる | ・筋肉と関節を温める ・パフォーマンス向上 |
シーン | 運動後 | 運動前 |
股関節|捻転動作がスムーズに
ゴルフスイングにおいて下半身の動きは重要ですが、その中でも重要な関節が股関節になります。
普段歩く動作での股関節の使い方は前後運動がメインで、捻転する動作はなかなかありません。
しかしゴルフスイングでは股関節の捻転が非常に大切で、この動きをマスターすると下記のような利点があります。
- 前傾姿勢の角度をキープできる
- 正しい軸回転が可能になる
またゴルフのパフォーマンス向上だけでなく、高齢者の場合だと転倒防止など日常生活の質の向上にも繋がるでしょう。
肩甲骨|スイングの可動域が広がる
肩甲骨は上半身の最も伸ばしておきたい部位であり、股関節に匹敵する重要性を持っています。
バックスイング時には左の肩甲骨、インパクト前後で右の肩甲骨が伸びます。
肩甲骨の可動域が広いほどスイングアークも拡大し、飛距離アップに有効でしょう。
つまり肩甲骨の適切な動きと十分な可動域を確保することが、効果的なゴルフスイングと飛距離アップの鍵となるのです。
手首|ローリング動作がスムーズに
手首のストレッチを行うことで、ローリングの動作がスムーズにできるようになるでしょう。
写真のように、インパクト前は左手の甲が見える状態、インパクト後は右手の甲が見える状態になり、手首を返す動きが発生します。
年齢と共に関節が硬くなってくるとフェースローテーションができなくなったり、ケガに繋がったりする恐れも。
ラウンド前後だけでなく日常生活でも、手首のストレッチを取り入れることをおすすめします。
ゴルフにおすすめのストレッチ3選|柔軟性を高める動き
ゴルフ前におすすめのストレッチを、部位ごとにご紹介していきます。
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これらのストレッチは日常的にも簡単にできる動きなので、日頃から継続的に行うことで各部位の柔軟性を高めていくことができます。
単にストレッチの回数を増やせば良いというわけではなく、体の各部分に注意を向けゆっくりと正確に動かすことが重要です。
股関節|太ももを上げて回転させる
股関節におすすめのストレッチは、下記の通りです。
足を開きすぎないように注意しましょう。
難しい方はクラブを支えにして立つと良いです。
この動きを、左足でも行いましょう。
回数 | 左右10回転ずつ |
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股関節周りの筋肉をほぐし、関節の動きをスムーズにする効果が期待できるストレッチです。
太ももを上げて股関節を屈曲させ、さらに回転を加えることで関節の可動域を広げます。
上記の流れに従って、無理のない範囲で実践してください。
肩甲骨|腕を横に真っすぐ伸ばして前後に回す
肩甲骨におすすめのストレッチは、下記の通りです。
指を曲げることで肩甲骨が正しい位置に来ると言われています。
肘は曲げずにまっすぐ伸ばしましょう。
肩甲骨を意識しながら回してください。
回数 | 前回り後ろ回り各10回程度 |
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この動きは、肩甲骨周りの筋肉や胸部・背中の筋肉をストレッチできます。
筋肉の柔軟性が向上し、ゴルフ特有の動きによる筋肉や関節への負担を軽減できるでしょう。
またこのストレッチは、ゴルフのスイングに直接関わる筋肉群をターゲットにしているため、定期的に行うことでゴルフのパフォーマンス全体を向上させる効果が期待できます。
手首|腕を前に伸ばして180度回す
手首におすすめのストレッチは、下記の通りです。
肘はまっすぐ前に伸ばしてください。
早く動かそうとせずに丁寧に動かしましょう。
回数 | 左右10回程度 |
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この動きは前腕の回転運動(回内・回外)を改善するストレッチです。
フェースローテーションのスムーズさの向上や、スイング中のクラブフェースの適切なコントロールが期待できるでしょう。
年齢とともに硬くなりがちな、関節の柔軟性維持にもおすすめです。
地味な動きではありますが、手首はゴルフでケガをしやすい部位の1つなので、スタート前にしっかり伸ばしておきましょう。
ストレッチにおすすめの器具
ゴルフのストレッチにおすすめの器具は下記の通りです。
器具名 | 特徴 | おすすめの理由 |
---|---|---|
ストレッチ ハーツ | ・肩甲骨/骨盤のストレッチができる ・はがしが可能な小型器具 | ・コンパクトで持ち運びやすい ・ゴルフ前の動的ストレッチに良い |
フォーム ローラー | 体全体をほぐせる ローラー型器具 | ・筋膜リリース効果が期待できる ・柔軟性向上や血行促進にも良い |
バック ストレッチャー | 背中・腰を ストレッチできる器具 | ・高さ調節が可能 ・腰の位置を正しくキープ |
ストレッチング ボード | アキレス腱/ふくらはぎなど、 背面を中心にストレッチ可能 | ・多くの部位をストレッチできる ・角度調節も可能 |
これらの器具はゴルフに必要な様々な部位のストレッチができ、使いやすさや携帯性も優れています。
ただしこれらの器具を使用する前に、まずは基本的なストレッチを習慣化すると良いでしょう。
本記事で紹介した器具なしでできる簡単なストレッチから始め、徐々に器具を取り入れていくことでより効果的かつ安全にストレッチができるはずです。
柔軟性の不足はプロに見極めてもらおう!
柔軟性はゴルフのパフォーマンスに大きな影響を与える重要な要素ですが、多くの方はその重要性を見落としがちです。
肩の可動域制限・股関節の柔軟性不足といった身体的な制約が、ゴルファーのスイングパフォーマンスや球筋に悪影響を及ぼす可能性があります。
しかしこうした柔軟性の問題を自己診断するのは非常に難しいため、プロの力を借りることをおすすめします。
経験豊富な専門家のアドバイスを受けることで、下記のようなメリットが得られるでしょう。
- 個人に合わせた正確な問題点の特定
- 効果的なストレッチやエクササイズの提案
- スイングフォームの改善点の明確化
指導によって結果的にスイングの質が向上するなど、パフォーマンスの改善も期待できます。
プロの目を通して自分の体の状態を知ることで、ゴルフ上達の道筋が見えてくるでしょう。
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