イーグルとは|パーより2打少ないスコアでホールアウトすること
イーグルとは、各ホールの規定打数(パー)よりも2打少なくホールアウトしたスコアのことを指します。
以下のようなケースが、イーグルに該当します。
- パー5のホール :3打でホールアウト
- パー4のホール :2打でホールアウト
- パー3のホール :1打でカップイン
※一般的には「ホールインワン」と呼ばれる
パー5のホールは距離が長いものの、2打目でグリーンを狙えることもあり、イーグルを取れるチャンスが比較的多いホールになります。
技術や戦略だけでなく、メンタル面や運も問われる難易度の高いスコアであり、アマチュアゴルファーにとってはまさに名誉あるスコアといえます。
語源と由来
イーグル(Eagle)という言葉は、英語で鷲を意味するeagleに由来しています。
由来には諸説ありますが、ゴルファーのA・H・スミスが1打少なくホールアウトした際、Flew like a bird(鳥のように飛んだ)と表現したことがきっかけになったとも。
この表現をきっかけにバーディー(小鳥)が定着し、さらに優れたスコアには「イーグル」や「アルバトロス」といった大きな鳥の名前が使われるようになったとされています。
イーグル(鷲)は、アメリカでは国章に用いられるなど、威厳や卓越性の象徴とされており、バーディー(小鳥)よりもさらに優れたスコアを称える言葉としてイーグルが用いられるようになったのです。
アルバトロス(アホウドリ)の由来も諸説ありますが、一般的なのはショットの飛距離をアホウドリに例えたという説です。
アルバトロスを達成するには人並外れた飛距離が必要なため、長距離を飛行する能力があり、船旅の象徴として讃えられていたアホウドリ(アルバトロス)が使われるようになったといわれています。
またアメリカではアルバトロスのことを、ダブルイーグルと呼ぶのが一般的です。
これはアメリカではイーグル(鷲)が最高峰の鳥とされているためで、国の文化的背景がゴルフ用語にも影響を与えているということは興味深い点ではないでしょうか。
バーディ・ホールインワン・アルバトロスとの違い
イーグルをより深く理解するために、バーディ・ホールインワン・アルバトロスとの違いを把握しましょう。
スコア名 | 定義 | 例(達成打数) |
---|---|---|
ホールインワン | 1打目で直接カップイン | パー3で1打 |
アルバトロス | パーより3打少なくホールアウト | パー5で2打 |
イーグル | パーより2打少なくホールアウト | パー5で3打/パー4で2打 |
バーディー | パーより1打少なくホールアウト | パー4で3打/パー5で4打/パー3で2打など |
これらスコアの上には、パーより4打少ないスコア(例:パー5のホールでホールインワン)でホールアウトするコンドル(Condor)と呼ばれるスコアが存在します。
この中でもイーグルは比較的プロの試合でも見られるスコアで、主にロングホールでは多くの選手が狙いに行きます。
イーグルを狙うためのポイント
アマチュアゴルファーがイーグルをとるには、パー5で全てのショットが噛み合うようにプレーするのが、最も可能性を見込めます。
イーグルをとるためには、以下の技術が必要になるでしょう。
- 平均以上の飛距離を出せるドライバー技術
- 長いクラブでもグリーンを捉えられるショット技術
- 長めの距離でもカップを外さないパット技術
ショットやパターの精度だけでなく、平均以上の飛距離を出せるパワーも必要です。
どの場面でも最善のショットをする必要があるので、まぐれではなかなか出せないスコアになります。
大崩れのリスクも伴うので、全体のスコアを崩したくない場合は、無理してイーグルを狙いに行くのは避けた方が良いでしょう。
イーグル達成は夢ではない!チャンスを逃さない準備をしておこう
イーグルは、以下のようにパーより2打少なくホールアウトする難易度の高いスコアです。
- パー5のホール :3打でホールアウト
- パー4のホール :2打でホールアウト
- パー3のホール :1打でカップイン
※一般的には「ホールインワン」と呼ばれる
達成には高い技術だけでなく、平均以上のパワーも求められます。
イーグルチャンスを確実にものにするには、日々の練習でショットの精度やパッティング力を高めると同時に、飛距離を出せるような訓練も取り組んでおくことが大切です。

ボギー馬場
【取得ライセンス】
・JGRA
【プロフィール/経歴】
チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。