ゴルフのセルフプレーとは?キャディ付きプレーやスループレーなどとの違い
セルフプレーとは、キャディを同伴せず、プレー進行やカート操作・クラブ管理などをプレーヤー自身で行うラウンド形式のことです。
本来ゴルフはキャディを帯同してプレーすることが基本とされていましたが、近年ではコストパフォーマンスや気軽さから、セルフプレーを選択するゴルファーが増加しています。
以下の表でセルフプレーと関連する用語の違いを整理しました。
| 用語 | 意味 | 特徴 |
|---|---|---|
| セルフプレー | キャディが付かず、プレー進行・クラブ管理・カート操作をプレーヤー自身で行うラウンド形式 | プレー費用を抑えられる、自由度が高い、自己管理が必要 |
| キャディ付きプレー | 専属のキャディが同伴し、距離測定やクラブ選択、進行管理などをサポートしてくれるプレー形式 | キャディフィーが発生、初心者でも安心、プレーに集中しやすい |
| スループレー | 途中休憩を挟まずに18ホールを続けて回る進行形式 | 時間短縮が可能、集中力を維持しやすい、セルフ・キャディ付き両方で選択可能 |
| 2サム(ツーサム) | 2人1組でラウンドするプレー人数の形式 | プレー進行が早い、コミュニケーションを深めやすい、追加料金がかかる場合がある |
セルフプレーとキャディ付きプレーの違いは「キャディの有無」という明確な区別がある一方、スループレーは「休憩の有無」、2サムは「プレー人数」を示す用語であり、セルフプレーとキャディ付きプレーのどちらでも選択できます。
たとえば、「セルフプレーでスループレーを2サムで回る」という組み合わせも可能です。
ただし、2サムでプレーする場合、ゴルフ場によっては2B保証(2人だけで回れる保証)の追加料金が発生することがあるため、予約時に確認しておきましょう。
セルフプレーのメリット
セルフプレーには、以下3つのメリットがあります。
これらを理解すれば、セルフプレーがどのような場面で適しているかが明確になります。
それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
プレー料金を抑えやすい
セルフプレーはキャディを同伴しないため、キャディフィー(キャディの人件費)が発生せず、1人あたり数千円程度プレー料金を抑えることができます。
キャディフィーは通常、1ラウンド1人あたり3,000円~5,000円程度が相場ですが、特に平日や早朝のセルフプランを選択すれば、さらにコストを削減できるケースもあります。
たとえば、土日祝日であればキャディ付きで15,000円程度かかるコースでも、平日のセルフプレーなら7,000円~8,000円程度で楽しめる場合があり、定期的にゴルフを楽しみたい方にとっては大きな経済的メリットと言えるでしょう。
自分たちのペースで回りやすい
セルフプレーでは進行管理を自分たちで行うため、仲間内で気兼ねなく自由にプレーできる環境が整えられるのが特徴です。
たとえば、ミスショットをしたときに落ち込んでいても、仲間同士で励まし合ったり、逆に良いショットが出たときには素直に喜びを共有したりと、プレー以外のコミュニケーションを深める時間としても活用できます。
ただし、「自分たちのペース」とは言っても、後続組への配慮は欠かせません。
プレーファストを意識しながら、適度にリラックスしてラウンドするバランス感覚が求められます。
予約枠が多い
多くのゴルフ場ではセルフプレー専用の時間帯やプランが豊富に用意されているため、キャディ付きプレーに比べて予約枠を確保しやすい特徴があります。
週末や祝日であっても、セルフプレー枠は比較的多く設定されているゴルフ場が多く、スケジュールに合わせて柔軟にゴルフを楽しめる点は、忙しいビジネスパーソンや急な予定変更が多い方にとって大きなメリットです。
また、オンライン予約サイトでは「セルフプレー限定」の検索条件を設定できる場合が多く、希望の日時・エリア・料金帯で効率的にコースを探せます。
セルフプレーのデメリットと注意点
セルフプレーには多くのメリットがある一方で、すべての管理を自分たちで行う必要があるため、注意すべきポイントも存在します。
主なデメリットと注意点は以下の通りです。
それぞれの注意点と具体的な対処法を確認していきましょう。
プレー進行・カート操作・クラブ管理を自分たち行う必要がある
セルフプレーではキャディが同伴しないため、プレーの進行管理やカートの操作、クラブの受け渡し・管理といったすべての作業を自分たちで行う必要があります。
そのため、準備に時間がかかったりボール探しが長引いたりすると、スロープレー(プレー進行の遅延)につながり、後続組に迷惑をかける原因となります。
特に初めてセルフプレーをする場合は、「次のショットを想定して行動する」という意識が重要です。
初心者だけの組だと負担が大きくなる
セルフプレーは経験者のフォローがない場合、ルール判断や進行管理が分からず、精神的な負担を感じやすくなります。
特に全員が初心者の組では、「この場合はどう処理すればいいのか」「次はどこへ行けばいいのか」といった基本的な判断に迷う場面が増え、プレーが遅れやすくなります。
一方、経験者が1人でもいればルール判断や進行のペース配分をアドバイスしてもらえるため、初心者も安心してプレーに集中できるでしょう。
もし全員が初心者の場合は、最初はキャディ付きプレーを選択するか、平日の空いている時間帯を選ぶのがおすすめです。
セルフプレーで意識したいマナーと基本ルール
セルフプレーで最も重要なのは、プレー進行と周囲への配慮を常に意識し、ゴルフ場全体が円滑に回るよう行動することです。
セルフプレーで押さえておきたい主なマナーと基本ルールは、以下の通りです。
- プレー進行を意識する(プレーファスト)
- ボール探しは時間をかけすぎない
- カートの停め方・使い方に注意する
- クラブや持ち物を置き忘れない
- 後続組への配慮を忘れない
セルフプレーではキャディによる進行管理が行われないため、プレーヤー自身が判断しながら動く必要があります。
進行が遅れると後続組に迷惑がかかるだけでなく、ゴルフ場全体の運営にも影響を与えます。
これらの行動は、特別な技術を必要とするものではなく、「次の行動を先に考える」ことで自然に実践可能なため、積極的に行いましょう。
セルフプレーを正しく理解して安心して楽しもう
セルフプレーとは、キャディを同伴せずにプレーヤー自身でプレー進行・カート操作・クラブ管理を行うラウンド形式で、プレー料金を抑えられる、自分たちのペースで回れる、予約枠が豊富といった多くのメリットがあります。
一方で、すべての管理を自分たちで行う必要があるため、プレーファストの意識やマナーの理解が欠かせません。
もし不安がある場合は、最初は経験者と一緒に回るか、平日の空いている時間帯を選ぶことで、プレッシャーを軽減しながらセルフプレーの経験を積むことができるでしょう。
この記事で得た知識を活かして、安心してセルフプレーに挑戦してみてください。

ボギー馬場
【取得ライセンス】
・JGRA
【プロフィール/経歴】
チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。


