ストロークとは│ボールを打つ意思を持ってクラブを振る動作
ストロークとは、ボールを打つ意思を持ってクラブを振る動作のことを指します。
ティーショットやフェアウェイからのセカンドショットはもちろん、グリーン上でのパッティングも、いずれも1回のストロークとして数えられます。
また、「打つ意思」が重要であり、打つ意思を持ってスイングしたら空振りでも1回のストロークとみなされます。
一方、打つ意思がない練習スイング(素振り)であれば、ストロークにはなりません。
スイングをしていない「フェースとボールを密着させて押し出す動作」や「ボールをかき寄せる動作」はストロークには該当しません。
ストロークとパットの違い
ストロークは包括的な言葉であり、パットはその中でもパターに限定された行為と理解すると分かりやすいでしょう。
| 項目 | ストローク | パット |
|---|---|---|
| 意味 | ボールを打つ意思を持ってクラブを振る動作全般 | パターでボールを打つ動作 |
| 使用するクラブ | すべてのクラブ | パターのみ |
| ショット例 | ティーショット、アプローチ、パッティングなど | グリーン上でのパッティング |
パットはストロークの言葉に合わせて「パッティングストローク」とも呼ばれます。
ストロークに関する重要なルール│違反するとペナルティの対象になる

ストロークに関する重要なルールとして、以下の4つを確認しましょう。
これらのルールに違反すると、ペナルティとして2打罰が下される可能性があります。
ここでは、それぞれのルールについて詳しく解説します。
ラウンド中の練習ストロークは2打罰
ラウンド中に練習目的でボールを打つ行為は、ルール上、練習ストロークとみなされ2打罰が科されます。
練習ストロークとは、次のプレーの練習を目的として意識的にボールを打つ行為のことです。
たとえば、「ラウンド中に見つけたロストボールや持参した予備のボールを打ち、グリーンの速さや転がりを確認する行為」などが該当します。
ただし、ホールアウト後のグリーンやティーイングエリアでの待ち時間など、練習をしても問題がない場所やタイミングもあります。
ボールを打たない素振りは練習スイングにあたり、ペナルティの対象外です。
動いているボールをストロークした場合は2打罰
動いている途中のボールをストロークすると、2打罰のペナルティが下されます。
たとえば「パッティングしたボールが止まっていないにもかかわらず、カップから離れてしまうのを防ぐために次のストロークを行った」などが挙げられます。
必ずボールの静止を確認したうえで、次のストロークに臨むことが大切です。
なお、ストロークを開始したあとに自然の力などでボールが動いた場合は無罰となります。
プレーの線を跨いで(踏んで)ストロークした場合は2打罰
プレーの線を跨いで(踏んで)ストロークした場合は2打罰が下されます。
プレーの線とは、ボールの位置からボールを飛ばしたい方向へのラインを指します。
たとえば「パターを股の間から打つ」といった行為はルール違反です。
ただし、同伴者のパッティングラインを踏まないように立った結果、やむを得ず自分のプレーの線を跨いでしまった場合などは例外として無罰となります。
2度打ちはペナルティなし│1回のストロークとしてカウントされる
1回のストロークで2回ボールに当たってしまう2度打ちは罰則の対象ではなく、1回のストロークとしてカウントされます。
打ち直しではなく1打としてカウントして、ボールが飛んで行った位置からプレーを再開します。
以前はペナルティの対象でしたが、現行のルールでは罰則の対象とはならないため覚えておきましょう。
ストロークプレーとは│合計スコアで順位が決まる競技形式
ゴルフ用語には「ストロークプレー」という言葉もあります。
ストロークプレーとは、既定のラウンド数の合計スコアを比較して順位が決まる競技形式のことです。
プロの一般的な試合ではストロークプレーが採用されており、アマチュアゴルファーにも馴染みが深いでしょう。
他方で、1ホール単位で勝負をつけていく「マッチプレー」という競技形式も存在します。
マッチプレーでは、1ホールごとに「勝ち」「負け」「引き分け」を決めていき、最終的に多くのホールを獲ったプレーヤーが勝ちとなります。
ストロークの意味を正しく理解して、スコアアップにつなげよう!
ストロークとは、ボールを打つ意思を持ってクラブを振る動作のことです。
ストロークとみなされるには「打つ意思」が重要であり、ゴルフ規則で詳細な規定がいくつも定められています。
せっかく良いショットをしても、ルールを知らずに練習ストロークをしてしまったり、動いているボールを打ったりしてしまうと罰則の対象となります。
ストロークはゴルフのスコアに直結する要素であるため、細かい定義やルールを覚えたうえで余計なスコアダウンを避けることを心がけましょう。

ボギー馬場
【取得ライセンス】
・JGRA
【プロフィール/経歴】
チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。


