こんにちは!チキンゴルフ編集部です!
ゴルフのスイングは体の回転に沿って弧を描くように振るのが基本ですが、初心者のうちはボールの外側からスイングする「アウトサイドイン」の軌道になりやすい傾向があります。
アウトサイドインの軌道はあらゆるミスの原因になり、OBやペナルティエリアに入るリスクが高まります。
本記事では、アウトサイドインの原因や直し方・具体的な練習方法を、チキンゴルフ編集部が分かりやすくまとめました。
【本記事でわかること】
※タップで該当箇所へスクロールします
画像付きでわかりやすく解説しているので、ボールが真っ直ぐ飛ばずに悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。

ボギー馬場
【取得ライセンス】
・JGRA
【プロフィール/経歴】
チキンゴルフのレッスンマニュアルをゼロから構築。
青山学院大学を卒業後、一般企業へ就職。
その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。
JGRAのライセンスを取得し、明るい性格を活かしながら「楽しく真剣なレッスン」を提供中。
アウトサイドインとは外側から内側に流れる軌道

アウトサイドインとは、インパクト時にクラブヘッドが外側から内側へ流れる軌道のことです。
ボールを切るようにして打つことから「カット打ち」とも呼ばれています。
ゴルフは体の回転に沿って孤を描くように丸く動くスイングが基本であり、ボールに対して内側から入り内側に流れる「インサイドイン」が理想の軌道です。
ただゴルフ初心者は体の回転が足りず、手の力だけでスイングすることにより、クラブがボールの外側から入るアウトサイドインの軌道になりやすい傾向があります。


アウトサイドインはインパクトでボールを外から内に擦ってしまうため、フェースが開いていると右に大きく曲がるスライスの原因になります。
その他にもスイングのヘッドスピードが上がらずに飛距離が出なかったり、フェースが逆に被ってしまうとチーピンになったりと、ミスショットにつながりやすいです。
ただしアウトサイドインの軌道すべてが悪いというわけではありません。
2020年の秋のマスターズで優勝したダスティン・ジョンソン選手は、アウトサイドインを使いこなして、数々の好成績を残しています。
ゴルフコースの状況に応じて、アウトサイドインを使いこなせることが重要です。
アウトサイドインになる2つの原因
以下では、アウトサイドインになる原因を2つ解説します。
ゴルフ初心者は意図せずにアウトサイドインの軌道になる方が多いため、原因を理解して理想のスイングを目指しましょう。
実写の画像を使ってわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
テイクバックでインに引きすぎている

アウトサイドインになる原因の一つにテイクバックでインに引きすぎていることがあります。
前提「テイクバック」と「ダウンスイング」のスイング軌道は、反対の動きです。
つまりテイクバックでインに引いた場合、ダウンスイングはアウトから入ってしまいます。
実際にNG例とOK例のスイング軌道の違いを見てみましょう。
アウトサイドインの
スイング軌道(NG例)

横から見るとテイクバックでインに引きすぎており、ダウンスイングはアウトから入っているのがわかります。
クラブが自分から見て「左回転」(写真のようにスイング動作を横から見たときは「右回転」)で回っている場合は、アウトサイドインの軌道になっていると考えましょう。
OK例

上記は外側からテイクバックを引いており、ダウンスイングが内側から正しい軌道にクラブが下りています。
自分から見た時に、クラブが「右回転」(写真のようにスイング動作を横から見たときは「左回転」)で回っていることを意識しましょう。
ダウンスイングで右肩が突っ込んでしまっている
ダウンスイングで右肩が突っ込む場合も、クラブがアウトサイドから入りやすくなります。

バックスイング時に腕だけでクラブを上げてしまい、上半身の捻転不足が生じていることが主な要因です。
体が十分回っていない状態でダウンスイングを行うので、右肩が突っ込むような姿勢になり、クラブがアウトサイドから入るようになります。
アウトサイドインの直し方
以下では、具体的なアウトサイドインの直し方について解説します。
アウトサイドインが直ると、飛距離アップやショットの安定につながり、スコアアップを目指せます。
理想のスイングを身につけて、クラブの芯でボールを捉える感覚を味わいましょう。
右回転を意識してスイングする
アウトサイドインを直すには、横から見た時にクラブが右回転になるよう意識してスイングしてください。

前述した通り、バックスイングとダウンスイングの軌道は反対の動きになります。
体と同調させるようにクラブを上げて、切り返しでインサイドへ下ろすスペースを十分に確保することで、右回転でクラブを振ることができるでしょう。
この動きをするためには、バックスイングでインに引きすぎず、上半身を捻転させる動きが重要です。
最初は極端に右回転を意識しながらクラブを振り、慣れてきたら徐々に動きを小さくしていくことで、自然な右回転のスイングになっていきます。
肩とつま先のラインを平行にする

肩と足のラインを並行にすると、肩が開かずに正しく構えられます。
ゴルフクラブは左手が手前・右手が奥で握るため、普通に構えているつもりでも、左を向いているケースが多いです。
目標に対して並行ではなく左を向いて構えると、インパクト時に肩が開きやすくなり、アウトサイドインのスイング軌道になります。
肩が開いているかわからない時は、アドレス時にシャフトを両肩に当て、つま先のラインとシャフトが平行になっているか確認しましょう。
グリップを見直す
正しく握れていない場合は、グリップを見直すことでアウトサイドインの改善につながります。
右手が被りやすいウィークグリップになっている場合、右肩が前に出やすく上半身が左を向くため、肩が開きやすくアウトサイドインの軌道になります。

ゴルフクラブの正しい握り方を熟知して、ボールの飛距離や方向性に関する悩みを解決しましょう。
アウトサイドインを矯正する練習ドリル
アウトサイドインを矯正するためには、正しいスイングの反復練習が欠かせません。
以下では、スティックを2本使用したアウトサイドインを矯正する練習ドリルをご紹介します。

まずはボールの後ろ(バックスイング方向)と、右足のつま先から少し斜めにスティックを配置しましょう。
設置できたら②のスティックと同じ角度でスタンスを取り、下記の方向に向けてスイングしてください。
- バックスイング:①
- ダウンスイング:②

慣れてきたら徐々に②のスティックと両足の角度を真っすぐに近づけていきましょう。
通常のスタンス(スクエアスタンス)でもインサイドからクラブが入るようになっていきます。

上記の練習方法を試すことで、ダウンスイングでインサイドから入る右回転の軌道に矯正することができます!
アウトサイドインが直らない方はプロのレッスンへ
本記事ではアウトサイドインの原因や直し方・矯正するための練習ドリルについて解説しました。
アウトサイドインはボールに横回転がかかるため、右に大きく曲がるスライスや飛距離が出ない原因になります。
アウトサイドインのスイングを直すには、以下のポイントを意識してみましょう。
- 右回転を意識してスイングする
- 肩とつま先のラインを平行にする
- グリップを見直す
しかし初心者が一人でフォームを矯正するのは難しいため、なかなか直らない時はプロの力を借りることをおすすめします。
チキンゴルフのレッスンでは、一人ひとりのレベルに合わせて正しいスイングを学んでいただけます。
最新型のシミュレーターを完備しているため、アウトサイドインの原因として考えられるフォームを基礎から見直すことが可能です。
アウトサイドインを直してスコアアップを目指したい方は、ぜひチキンゴルフをチェックしてみてください。
業界初の「セミパーソナル×通い放題」のインドアゴルフスクール【チキンゴルフ】


チキンゴルフでは業界初のセミパーソナル×通い放題のレッスン形態で、各々のペースに合わせた効率的なレッスンを受講できます。
5,6人のグループレッスンだと十分な指導の確保が、1対1のパーソナルだと自ら考えながら練習する時間の確保が難しいです。
一方、セミパーソナルであれば指導と自主練習をバランス良く取り入れることが可能。
パーソナルレッスンだと回数制であることが多く、上達できないまま卒業になってしまう恐れも。
チキンゴルフは通い放題なので、セミパーソナルによる丁寧な指導と十分なレッスン回数を両立させられます。


なかなかゴルフが上達できずに悩んでいる人や、これからゴルフを始めようとしている人は、ぜひチキンゴルフの体験レッスンにお越しください!
\楽しみながら基礎が身につく!/